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2004/08/25

夏が終わりました・・

博多座星組公演千秋楽が終わって、私の夏も終わりました。

 

檀れいちゃんの楊貴妃はまさに絵画から抜け出したような美しさ。
わたる君の玄宗と並んだ2ショットは、そのまま額に入れて飾ってしまいたいほどでした。
玄宗も楊貴妃もワタ檀のためにある!と言い切ってしまいたいビジュアルでした~。はぁ~うっとり。
場面場面が美しくて、終わってみると、お芝居というより長恨歌をモチーフにした中国もののショーといった趣の作品だったような気がします。酒井先生って美しい場面を作るのがお得意の演出家さんなのかな。

 

安禄山(タニちゃん)の見せ場は、楊貴妃に迫るところと、玄宗に反旗を翻す立ち回りのシーンでしたでしょうか。
そこを如何に魅せるか・・・。楊貴妃に迫るところは、楽に近づくにつれて良い感じになってきたように思います。思い詰め型の横恋慕男ってかんじかな。ずっと楊貴妃を想ってきて、謀反の前に辛抱堪らんようになったのね。(~_~;)

 

玄宗は、男の中にいたら誰よりも「漢」なのに、楊貴妃といると恋に溺れる男になるギャップが良かったです。「漢」のシーンが少ないっちゃー少ないのですが…。
闘いの出で立ちが、キリッと凛々しくて素敵でした。後ろ向きに歩く姿が…その背中が、たまらん~~(≧▽≦)でした。

 

7月7日の長生殿の誓いのシーン(玄宗が楊貴妃に鈿を渡して睡蓮の歌を歌い上げるシーン)は、毎回ため息。
ラストの仙女となった楊貴妃のセリ上がりから、別れまでのシーンは毎回鳥肌でした。
とにかく、シーンが美しくせつなく、歌がまた素敵で…。
本当に夢のような作品でした。

 

大劇場では、さらにさらにしっとりと素晴らしい玄宗と楊貴妃なりそうです。

 

わたさんの終演アナウンスもかき消して、音楽なしでカーテンをあげさせてしまった熱い客席…。
サービス精神満点、おもわぬ悲鳴にびっくり顔のわたさん、などなどなど、思い出しても幸せな楽でした~!
その熱かった千秋楽の様子は、CSニュースを見ながらまた思い出して書きたいです。

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