宝塚歌劇韓国公演決定・・・
星組の韓国公演が公式に発表されて、どうして韓国公演なんだろう? どうして全国ツアー公演の演目なんだろう?(いわゆる全ツ用ダイジェスト版「ベルばら」とショーですよね)
…と、ここしばらく途方に暮れておりました。
宝塚歌劇が、政治・外交に利用されるのかと思うと、やっぱり遣る瀬無い思いです。
たとえ宝塚歌劇の現実的背景がどうであれ。世の中の生臭さとは無縁でいてほしいのです。とても利己的ですけれども。
だたもう、決まった以上は、たとえ背景にどんなことがあるとしても、出演するタカラジェンヌさんたちに、政治的な生臭さを一切臭わさせないで、ひたすら清廉に、舞台人として誠実に、舞台がつとめられるよう環境を整えてほしいと思います。
その姿を見て、この舞台に立ちたいと夢見てくれる韓国の少女が沢山いてくれたら、このうえなく素晴らしいことだなぁとか。
この公演をきっかけに、チェ・ジウ姫みたいな韓国美女が、数年後の宝塚のセンターに立っていたりして…そんなこともありうるかも?…なんて想像をしてみたりしています。
楽観的すぎかもしれないけれど、タカラジェンヌって奇跡をおこせる人たちと信じているから…。(もちろん努力という裏づけあっての奇跡だと思うけれど…)
全国ツアー公演は、大劇場公演と比べると、規模やキャストやいろんな面で見劣りするのは否めないとは思います。
でも、演じている生徒さんは手を抜いたりしないし、かえって宝塚に慣れないお客さんの心を引き寄せるために、もの凄い気力で舞台からオーラを放っていたりすることもありますよね。いろんな制約を克服して光ってる。私はそんなタカラジェンヌさんが好きです。だから全国ツアー公演もたのしみ。(近くに来てくれるのなら、できる限り行きたいのだけど・・・(>_<))
この度の韓国公演も、いろんな条件下のもと、大変なこともいろいろあるのではと思いますが、その中でタカラジェンヌらしく輝いて、観客を魅了してほしいなぁ。
タカラジェンヌらしさって、やっぱり、初心を忘れず、清く正しく美しく、綺麗な嘘の世界を決して嘘に見せないことだと思います…。凄烈な愛も憎悪も、エゴも、宝塚らしく見せてしまうところだと思います。
それにしても、4500人収容のホールって、どうなんでしょう。最後列から見たら、どんなふうに見えるのかなぁ???と、それはそれで興味津々です。(絶対に韓国までは見にいけませんけどね…^_^;)
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