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2005年10月の5件の記事

2005/10/28

「山猫」byランペドゥーサ

yamaneko次回の宝塚大劇場花組公演「落陽のパレルモ」が、ヴィスコンティの「山猫」の本歌とりらしいということは以前にも話題にしましたが… →ふーちゃんがカルディナーレなの??

ふと思い立って、本棚を探してみたら…ありました!!!

映画の原作本。
ディ・ランペドゥーサ作「山猫」(河出書房新社)。
奥付を確認しましたら、昭和56(1981)年の初版本でした。
(文庫としてですが。日本語版の最初は1961年に出ているようです)
映画の日本初公開に合わせたのかなぁ?

出版社のデータ検索で調べたら、表紙カバーの写真が変わってる…→

昨年の映画の完全復元版の公開に合わせて、改訂もされているみたい。

完全復元とか改訂新版とかいわれると気になるなぁ・・・^_^;。

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2005/10/23

「嘆きの天使」/主演マレーネ・ディートリッヒ

オンライン書店ビーケーワン:永遠のマレーネ・ディートリッヒとあるブログ主様に触発されて、ディートリッヒの主演映画「嘆きの天使」のDVDをネット注文してみました。(淀川長治さん総監修の『世界クラシック名画100選集』の中のひとつです)

ディートリッヒは好きでしたが、これは見たことがなかったんですよ~
スティール写真や主題歌はもっていたのですが…
レンタルビデオ屋さんでも見かけたことがなかったし。
そんなマニアな映画でも、ネットで注文できる時代なんですね~すごい。
(↑こちらは「永遠のマレーネ・ディートリッヒ」和久本 みさ子著)
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ということで、初めてみた「嘆きの天使」(Der Blaue Engel/The Blue Angel)。

 ・1920年代の学校(ギムナジウム)という厳格なドイツと猥雑で退廃の似合うドイツ――の両方を覗ける幸せ。
 ・主題歌がドイツ語だったのでびっくり。台詞がドイツ語だから当然ですよね…^_^;
 ・持っているLPライブ盤が、1960年代のオランダかどこかの収録で英語版しか聴いたことがなかったのです。
 ・英語の歌詞はとっても単純なラブソングでしたが、ドイツ語の歌詞は、字幕で見る限りなかなか意味深…。
 ・花嫁衣裳のマレーネは、ミュシャのモデルみたいにデカダンで美しい~~)^o^(
 ・まさに100万ドルの保険をかけただけある脚線美!
 ・現代よりも肉感的な美ですね。
 ・タニちゃんとマレーネの共通点発見!(エクボのかげんが~~!)
 ・「モロッコ」の男装で女性客をぽーっとさせてしまうヒロインとはちがう、ヨーロッパのリアリスモ(笑)な踊り子を演じているマレーネが新鮮でした。
 ・タイトルの「ブルー・エンジェル」って、お店の名前だったんですね!
 ・エミール・ヤニングスさん、すごい名演技。壊れていく様子がリアル。本当に雄鶏に見えたよー。

それにしても、ディートリッヒのことを調べるのに、昔はあんなに苦労したのに…
いまはサーチ・エンジンで続々と出てきますね~~。
ちなみに、このLP盤(の日本盤)はもってると思います。→「Lili Marlene
ジャケットは違った気がしますが(この写真は中にあったはず)「リリー・マルレーン」の表記は正しくは「Lili Marleen」なのに、あえて「Lili Marlene」になってるの。

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2005/10/15

「愛は地球を救わない」‥‥だから?

木村信司先生の作品を何作か見て感じた、その登場人物たちの共通点‥‥

コミュニケーション下手。独りよがり。子供っぽい。
自分以外の人々を蔑視している。
誰も自分をわかってくれないと嘆く。

でも、自分だって人の気持ちを理解しようとしてないのにね。
そしてまとめて「皆」「おまえら」(=コロス)にしちゃう。


今日、はじめて「炎にくちづけを」のプログラムの木村先生のコメントを読みました。

言いたいことはわかりました。
とっても正直な人なんだなぁと思います。
けど、器がちいさいなぁとも思いました。
自分の中にないからといって、他人の心の中にもないとは言えないでしょう。

強い愛は、強い憎しみにも変わるでしょう。‥だから何?
身近なものへいつくしみや愛を感じるから、見知らぬ人のことも大事にしたいと思う。
それが隣人愛だと思うのですが。木村先生の言われる「リスペクト」も根は一緒じゃないの?
「愛は世界を救わない」‥だから何?
愛には醜く、愚かしい横顔が沢山ある。
でも愛をどう侮ろうと、人の心の中にはそのような執着があることには変わりない。
人は心の中のいろんな愛に折り合いをつけながら生きているのじゃないのかなぁ。
その愛=執着とどうつきあっていくのかは個人に課せられていて、
良くするも悪くするも個々の人間しだい。
それを一緒くたにまとめて過大評価することも、過小評価することもないんじゃないのかなぁ。

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2005/10/12

炎にくちづけを~感想(これでおしまい)

いまさらですが、大劇「炎にくちづけを」についてです。
PCの調子が悪くなったり、他の舞台を見に行ったりしているうちに、東京宝塚劇場公演もはじまってしまって・・・
このままにしておこうかな?と思ったんですが、やっぱり書いておきたいことがあるので…(^^ゞ (さすがにもう「キャスト語り」とまではいきませんが)

っていうのがですね、役名もはっきりわからなかったんですが、ジプシーの女たちの歌が素晴らしかったので…。
鈴奈沙也さん、彩苑ゆきさんはもちろん、美風舞良ちゃん、美羽あさひちゃん、音乃いづみちゃん、和音美桜ちゃん・・・どの子も宙組が誇る娘役ですよねぇ。すごく心に響く歌だったなぁと思いました。ここだけでも見せ場があってよかったけれど、できればもっともっと使ってほしかったなぁ。切に切に思います。。。

それから、ルーナ伯爵家の家臣たち。
役名すらない子たちだったけど、「ルーナ伯爵家の家臣選びは、ルックス重視?」と思うほど美形揃い。
皆同じコスチュームでその他大勢なのだけど、髪型やお化粧とか、それぞれに工夫してて、目にうれしい家臣たちでした。3回の観劇では、それぞれのお名前がわかるまでは至らなくてザンネンでしたが…その心意気、天晴れ!!!と拍手喝采をおくりたいです。
宙組はこうでなくっちゃ~~~!!!o(^o^)o

今回の大劇場作品は、作品的にも私の好みではなく演出にも不満が残りますが、宙の生徒さんを見ていると希望が涌きました。
次回の大劇場、大いにたのしみにしています。

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2005/10/08

忠三郎狂言会

金曜日、大濠公園能楽堂に忠三郎狂言会を見に行ってきました。

番組は、 「三番三」「察化」「腰祈」でした。

 「三番三」・・・・・・三番三 茂山良暢、千歳 田口俊英
 生で見るのは初めてでした。DVDで萬斎さんの三番叟を見たことはあったんですが…。
 萬斎さんは血管切れそうなイメージだったけれど、良暢さんは鷹揚な印象を受けました。ユーモラスでさえあったような…(ごめんなさい)。
 でもプリミティブな雰囲気をじゅうぶんに堪能させていただきました。良暢さん、これからも忠三郎師を目標にがんばってくださーい!

 「察化」・・・・・・察化 茂山忠三郎、主 茂山千之丞、太郎冠者 茂山千作
 初めて見る曲でした。千作さんが可笑しくて可笑しくて…。あの間の良さはなんなんでしょう。
 これまでに見た狂言の中でも、こんなに笑ったのは初めてです。そして80代とは思えない身軽さ・・・ ノリノリってかんじでした~
 生真面目な千之丞さんの主、なすがままの忠三郎さんの察化も良い味を醸し出していて可笑しかったです~)^o^(
 (家に帰って計算してみたら、このトリオ、合わせて245才! 恐るべし狂言師の体力&センス~~!)

 「腰祈」・・・・・・祖父 茂山忠三郎、山伏 茂山良暢、太郎冠者 河原康生
 これも初めて見ました。
 高齢のお祖父さんが、とっくに成人した孫に対して、好きな飴を頬張らせてやろうとか、えのころ(仔犬)を抱くのが好きだったから抱かせようと思って飼っていたのが大きくなってしまったけど、抱かせてやろうとか… ありがちな微笑ましさが好きでした。
 自信満々な若い人、いつまでも孫を幼子のように思っているお祖父さん・・・互いの認識の差、世代間ギャップって、いつの世も同じですね。そういうところに着眼して、笑いにしていく精神が好きだなぁと思います。
 「察化」の思わず噴出す笑いとはちがって、くすり・・と笑ってしまうかんじでした。

 平日の夜で、仕事を終えてバタバタと駆けつけましたが、行ってよかった~と思いました。

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