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2005/12/04

「赤く染まるヴェネツィア」―サンドとミュッセの愛

赤く染まるヴェネツィア
ベルナデット・ショヴロン著 / 持田 明子訳

サンドとミュッセの愛を描いた本です。
帯のコピーが「不滅の恋人たちへ…」となっていました。
宙バウの原案ともなる本でしょうか?

サンド、ミュッセ、パジェッロの3人の関係が、映画「年下のひと」とはちがう印象でした。
世話好きで身勝手な母親のようなサンド、3人の中では一番常識的で押しの弱い父親のようなパジェッロ、2人のやんちゃな息子のようなミュッセ・・・みたいです。
3人の関係のイニシアティヴはサンドにあるようです。(サンドを中心に書かれているから?)

こういうことがゆるされる当時のフランスの貴族社会だった…といえばそれまでかもしれませんが、サンドに共感できるかといえば、うーん(~_~;)。母としても恋人としても、私にはあまりにも勝手に思えます。
それぞれが個人の責任において、すべて自分に帰ってくるものとして、生きているといえばそれまでですが。
(それにしては、人を恨んだり相手のせいにしたり…。それらも含めた「自由と責任」なのかもしれないですが)

同情してしまうのは、パジェッロ。

ミュッセについては、この勝手な男をいかに魅力的に見せられるかがポイントかな?


一昨日に書いた「不滅の恋人たちへ」の主な配役にある登場人物に追加。

ヴィニー(夢 大輝)は、同時代の詩人で劇作家。この本の中でサンドとミュッセが彼の脚本の劇を見に行く場面がありました。
ビュロ(風莉じん)は、文芸誌の発行人。サンドは生活のためにビュロが発行する『両世界評論』誌にいくつもの小説やエッセーを寄稿して、お金を無心しているみたい。

「歌劇」12月号掲載の「不滅の恋人たちへ」座談会では、タニちゃんもるいちゃんも、それぞれの役についてかなり深いところまで掴みつつあるみたい。
それがどう表現されるのか、ますますたのしみです。

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