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2006/05/20

アイーダ@福岡シティ劇場

劇団四季のアイーダ、本日のソアレを見てきました。
思ったよりもすごく良かったですー!

かっこいいダンスナンバーがいくつもあって、
舞台美術が素敵で。

アイーダとラダメスが出会って反発しあいながら惹かれてくところから描かれていたのも好きでした。
個人の願望と立場、責任との狭間で葛藤する気持ちがすごくわかりました。

なによりもアムネリス様に共感しました。
世間知らずではあるけれど、聡明で純粋で可愛い女性でした。
サービス精神旺盛で、自分はどうしたら人から受け入れられるかをよく知っている人でした。
人の話を聞いて、本質を、本当の意味を理解することができる人でした。
アイーダだけに愚痴がこぼせるんだなぁ。
もっとつきあっていけば必ずアイーダとは真の友情を築けるだろうなぁと思いました。
ラダメスさえいなければ…。

ラダメスは、脳みそがツルツルな男っていうかんじでした。
なんであんな男がいいのだろう? 二人とも。
知的な女性ほど、単純な男に惹かれるのかしらん。

アイーダがラダメスの愛を受け入れるシーン・・・
アイーダ、正気か???と思いました。
カラダか? カラダがメアテなの???とも。

アムネリスの“真実をみた”のシーン。
メレブが死んでしまうシーン。
アムネリスがファラオの跡を継ぐ自覚を固めたシーン。
見ていて自然に涙が出ていました。

聡明で純粋で守られるべき存在であったアムネリスが
真実を知り、真実に傷つき、真実を受け入れて、
さらにその先の高みに昇ったのだなぁと。
そこで初めて父や歴代のファラオの孤独を知ったのだなぁと。
でもアムネリスは、ただ孤独で偏屈な女王になりはしないでしょう。
愛する人と唯一の気を許せる友を失った痛みを、人間への理解に昇華して
慈愛の心を内に秘めた孤高の女王になったような気がします。
ラストの現代の展示室のシーンを見ながらそう思いました。

午前中、ベルばらの全ツのチケとりで玉砕してがっくりしていましたが、浮上することができました。
(開始と同時にネットにつながって枚数選択まで行ったのに、その先にすすめず・・・開始1分そこそこで完売表示を見ました@ぴあ)

来月また見に行きますー!

今日のメインキャストは、以下のとおりでした。(敬称略)
 アイーダ/井上智恵、アムネリス/佐渡寧子、ラダメス/福井晶一、メレブ/有賀光一、
 ゾーザー/大塚俊、アモナスロ/石原義文、ファラオ/勅使瓦武志、ネヘブカ/今井美範

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コメント

ベルばらチケット戦争、おつかれさまでした。
1分完売とは……すごすぎる。

私は同じ頃、ブラストⅡでチャレンジしてました。
パソコンと携帯のネット、自宅電話でチケットぴあ、娘の携帯でローソンチケット……とひとり4役の大騒ぎでしたが、結局つながったのはチケットぴあのオペレーターさんのいる番号。
コンピューターによる自動申し込みは、30分後までずーーーーっと繋がらなかったです。

結局、こういうチケットとりってどうするのが一番確実につながるのかしら?

theo アイーダは期待してます!

投稿: 卯月 | 2006/05/23 21:36

卯月さんもお疲れさま!(^^)

ブラストは、テレビ局やリビング新聞社のサイトなどで先行販売があったのよ。
見に行くと決めたときには締め切っていたけど。(残念)

やっぱり、こういう興行は、主催者の先行がイチバン確実でお席も良いみたいです。
早くに情報を得て、早くにチケ取りをはじめておくことでしょうね・・・
何ヶ月も前から予定をたてて・・・ってコレがなかなか難しいよね。
チケットを取っていても後から都合が悪くなったりもあるし。
あんなこんなで1年があっという間に過ぎていく気分。

私はもう11月の予定を立ててるよー(^_^;)
玉三郎公演(八千代座)も行きたかったけど、諦めました。
(↑先行案内きてたよー涙)

投稿: theo | 2006/05/24 00:03

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