宙組コパカバーナ@博多座 【初日】

初日を見てきました。
とにかくたのしい舞台でした！
星組さんのコパは見ていないので、ストーリー自体も初見。
‥のせいか、思わず噴出す箇所がいっぱいで(笑)。

らんとむ君は一挙手一投足で笑わせてくれる・・・可笑しすぎて涙が出ました。
あすかちゃんのセリフもそうとう笑いました。
るいちゃんが“べちょ”と倒れる場面は、可笑しすぎてたまりませんでした。

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かしちゃんは、貴公子だなぁ。
むかーしン十年前に某外国人ロックアーティストに『ロックの貴公子』とかいう呼称がついてたけど、そんな感じだなぁ。
レースびらびら系じゃなくて、スーツの貴公子？　←このニュアンス伝わるかなぁ…
ガウンを着てても貴公子。ベストとスラックス姿は本当にお育ちが良さそうに見えますね。
びしっとしてると貴公子なのに、ナニかが抜けるとふにゃふにゃしちゃうのがたまらないー(笑)。
主人公の情けなーいところも、かっこいーところも、本当に似合ってました。

今までは、式部卿宮とか藤原鎌足とかカレーニンとか、翳りのある役が似合う人かと思っていたけど、もしかしたら、“ありきたりの主役”がすごく似合う人なのかもしれないなぁ。
これって、かしちゃんの強みかも…。
エル・ブラボーはまさに「王子様、ヒロイン救出に登場！」ってかんじでした。
ひょえ～～おとぎ話が似合いすぎるかも。。。とびっくり。乙女心(^^ゞを鷲掴みにされました。

るいちゃんは本当にキュートでした。
こんなに可愛い子だったっけ～～～？って思いました。
娘役でしっとり踊っているのも珍しく新鮮にかんじて、うっとりしました。
で、宝塚のオリジナル作品に比べて娘役のシーンが多くて、るいちゃんのいろんな魅力を知ったなーという感じです。
かしるいは育ちのよいカップルって感じでほんわかしてるなーと思いました。
おたがい、ちょっと相手を勘違いしているけどお幸せなカップルってかんじ(笑)。

らんとむ君は本当においしいとこさらってくなー(^^♪
星とは設定が変わっている部分ですよね。
やっぱり見てのお楽しみのほうが良いと思いますので今日はあまり触れないでおきますが…。
ただもう本当に魅力的！でしたよ。
なんていうか、かしちゃんと並ぶとおとぼけコンビだぁ。

あおいちゃんは上手いなー。
歌のソロもあって、今回は本当に大きな役ですね。
彼女がいたから物語がすすんでいくっていう重要な役どころですよね。

あすかちゃんは、客席の心を掴んでるなーって思いました。
可笑しいところもせつない部分も。
ねたばれになっちゃうから、あんまり語れないけど…。

そしてたにちゃん。
予想外のことがあったんです。
言いたいけど…言いたいけど…言わないほうが良いですよね。
とにかく、冷酷で、甘い。かっこ良すぎるほどのリコでした。
それから２幕では、“予想はしていたけどやっぱりサプライズ！”もありました。

あすかちゃんとコパのテーブルについている場面。
コンチータの気持ちを知っていてあんなことするんだ・・・。
長年連れ添った者の甘えが見えて、なんだか好きでした。
るいちゃんローラを嘗め回すように見る眼差しも・・・甘い。冷たいくせに甘い～！
オペラを覗いてめろめろになってました、私・・・(^^ゞ

今日はストーリーも初めてだったし真ん中を見るのがせいいっぱい…といいますか
（時々ストーリーそっちのけでリコを見てました・・・汗）
２階だったので、あらっあの子いいかも！と思っても顔を確かめることができなかったのが残念でした。
けど、また近いうちに観劇しますので、その時はそのへんのこともいろいろ語りたいです。
今日は語れなかったことにも徐々に触れたいですし・・・
（すでに王様の耳はロバの耳ーーー！！！状態の私です）

フィナーレはあっさりめの演出ですね。
でも客電がついてからも拍手に応えて２～３回カーテンが開いたと思います。
さいごはかしちゃんが下手袖から幕前に出てご挨拶、でした。

今までの博多座の宝塚公演とは違うことが沢山ありましたが（舞台上に生オケとかも）
これもアリだなーと思える楽しい舞台でした。
もう次の観劇が待ち遠しいです～)^o^(
新生宙組に幸あれ！
この夏、ハカタはハバナです。