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2006/11/06

維新回天・竜馬伝!/ザ・クラシック@宝塚大劇場-#1

初日と11/5の11時公演を見てきました。

 

お芝居は、駆け足で幕末史を追う感じで、このあたりの歴史に興味のない人は、初見でストーリーを追うのがちょっと大変かも?と思いますが、
簡単に幕末史のおさらいをして臨むと、結構わかりやすい展開になっていると思います。
コレ→コーエー定番シリーズ 維新の嵐でしか幕末史を知らない私でも、それなりにわかりましたので…。
(初日翌日に京都霊山歴史館で今季の特別展「龍馬と新撰組の時代」を見て、さらになるほど…でした)

 

娯楽性が強い作品に仕上げてありますが、それぞれの人物の、大切な人を思う気持ち、国を思う気持ち、が素直に描かれていて、笑いをとりつつも胸に来るシーンがいくつもありました。
それから、宙組の皆さんの日本もののお化粧もとっても新鮮で、見所かな。

 

ショーはコスチュームが綺麗で、それだけでまずワタクシ的に嬉しかったです。全体的に洗練された印象。シリアスとコミカルな場面が交互にあるような印象でした。

 

(以下、ネタバレいたします。すごくタニファン目線です…^_^;)

 

私が一番好きだったシーンは、薩長同盟締結のシーンです。
竜馬の気持ち、竜馬のせつなさを、誰よりも理解している慎太郎。
たにちゃんがすごく良い顔をするんです。竜馬を思う気持ちに溢れた・・・。
竜馬の一番の見せ場だと思いますが、慎太郎の見せ場でもあると思います。
口では荒っぽいことばかり言っている奴ですが、竜馬を友として心から信頼しているんだなぁ。と思いました。

 

それから、ラストの自分も深手を負いながらも竜馬の安否を気遣う慎太郎の一言がじーん。(/_;)でした。
ここはもう少し、竜馬と慎太郎と刺客(桂早之助?)の様子を客席からよくわかるように演出していただけるといいのにな~とも思いましたが。

 

かしちゃんは、本当に龍馬を熱演。笑わせて泣かせてくれます。
るいちゃんおりょうは、威勢が良い!風呂敷包みの投げ方の潔さに惚れました!(笑)

 

らんとむ将軍様は、とても威厳と貫禄を召されていました。彼にも良いシーンがありますねぇ。
やっぱり青天がとってもお似合い。(わたるさんと双璧をなすお似合い度?)

 

みっちゃんの桂小五郎は、お笑い担当? 大真面目なのが良い味出してます。
(いづみちゃんとの掛け合い?が良いです…笑)

 

西郷さんのすっしーさんも美味しいと思います。テクニシャンはうーむ。。でしたが。。。
(笑いたくないなぁあのシーン・・・思わず笑っちゃうんだけど・・・うーむ。。。オトメ心を考慮してほしいなぁ。脚本上・・・涙)

 

美羽あさひちゃんのおちょうさん、とっても色っぽい姐さんでした。あのしたたかさは好きだなぁ。まちゃみちゃん、この路線似合うみたい~)^o^(
音乃いづみちゃんの幾松姐さんも、ちょっと檀れいちゃんっぽい感じのお化粧で美人でした。さらに自分に合うお化粧を研究して、もっともっと美人になっていただきたいなぁ。

 

アリスちゃんのおうのさんが色っぽくてびっくりでした。色っぽい役できるんだ~~! がんばれアリスちゃん。
咲花杏ちゃんも大人っぽくなったなぁと思いました。芸者さんとか。長崎のシーンのクリームイエローの洋装(西洋美人)がとっても似合っていて可愛くて、デレデレ目じりを下げて見てしまいました。

 

娘たちが本当に本当に可愛くて、宙組可愛い子揃いやん!ととってもうれしかったです。(これはお芝居もショーも!)

 

ともちん半平太は、白装束の切腹前のシーンがじーんとしました。(すごく肖像画に似ている気がしました)
いりす君の高杉さんは、着崩した感じがなかなか色っぽかったです。さらに切れ者感がでると良いんじゃないかなぁ。

 

たっちんの佐那子ちゃんは、いかにも武家の娘という感じで、おりょうさんとの対比が出ていて良かったです。
お笑いシーンもがんばってましたねぇ(笑)。

 

陸奥陽之助役の七帆君は、日本もののお化粧がぴったりでステキでした。竜馬と常に一緒で美味しい気がします。
ちぎちゃんはビジュアル系剣士。
はっちゃんの美形の岩倉具視さんも目にうれしかったです。

 

えーと、それから、お公家さんの鈴奈さんと彩苑さんが…もうカンベンしてぇっ!っていうくらい可笑しかったです。
5日の公演では、すでに初日よりパワーアップしている気がして・・・どこまで行くのかなぁ…(^_^;)って感じです。

 

立ともみさんの勝さん、邦なつきさんのお登勢さん、組長さんのジョン万次郎さん、はさすがの存在感と巧さでお芝居を締めてらっしゃいますね。

 

かなり1人1人に見せ場がある感じで、最後まで飽きずに見終わっちゃったーって感じでした。

 

 

ショーは、軍服、黒燕尾…とコスチュームに見ごたえありでした。

 

オーパス66の場面はですね・・・初日に見た後に顔見知りの方たちに感想を聞いてみましたが、皆さんなぜかノーコメント。私も。。。うーん。。。でした。(^_^;)
が、11/5に見て、なんとなくワタクシ的に愉しみ方がわかって来たような気がします。
いったいドリーマーたにちゃんは何回ウィンクをしたでしょう? 数えておけばよかった~~(>_<)
博多座以来、たにちゃんのウィンクを見ると笑ってしまうクセがついてて・・・いやぁ~見所だと思います!

 

うってかわって別れの曲のシーンは、ショパンとジョルジュ・サンドの美しさに固唾を呑んで見てしまいました。
うっとりです。もっと見ていたかった~~と思いました。

 

ショーは他にも見所が沢山でしたが、こんやは限界なのでこのへんで…
また後日にでも書ければと・・・(といいつつ書いていない感想がどれほどあるやら…ですが)

 

では…おやすみなさいませ。。。。(^_^;)
(寝ぼけて書いているので、明日修正を入れるかも…です。ゴメンナサイ)

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コメント

みっちゃん、お笑い系なのですね(笑)
その辺もあわせて、ますます楽しみです。
とりあえず、今日にでもパンフをゲットします!
(お稽古の写真も好きだし)

観てもいないのに、「深手を負いながらも、
竜馬を気遣う慎太郎」を想像し、
思わず涙ぐんでしまった、バカファナンです☆

投稿: yu | 2006/11/06 13:04

わぁい☆
細かい感想嬉しいです。
そうなんですかやはり気遣うシーンがあるんですね。
前作にはなかったけどきっと今回は挿入されるのでは?
と思ってたので楽しみになりました。
中々難しい役どころなのでしょうか?

オパスは賛否両論みたいですね。
たにちゃんはファンタジー担当なのでこういう場面多いですね。
ハロウィンマンも当初はいまいちだった気がしますし。。
それより何よりサンドの場面が素敵だったことに一安心です。

投稿: あい | 2006/11/06 15:23

おかえりなさい。
メールでもお知らせしてますが・・12月まで待てなくなり、
悠河さんに会いにいきます。

聞くところのよると、オーパスの場面は席によってはロックオンされるらしいですね。まぁ私がそんな席に座る事はないでしょうが・・・

サンドの場面も人それぞれの感想がありましたよ。自分の目で早く確かめたいですね(笑)

投稿: Temi | 2006/11/06 16:45

yuさん、
石田先生の巧いところなのか、日本ものの良さなのか
登場人物の心情に涙ぐんでしまう場面は幾つかありました。

ラストの斬られてなお竜馬の安否を気遣う慎太郎の台詞も
その一つなんですが、竜馬暗殺の子細を知らない人には
ちょっとわかりにくいかも~なシーンでもあると思うんです。

幕末好きにはあたりまえすぎて(むしろ今はそうじゃない説が有力なのに!って思うかと)
そうでない人にはわかりにくいかも…という部分が幾つかあります。

(初演が平成元年だそうなので、歴史観や諸々が
ちょっと時代遅れかなぁって思わなくもないです)

でもそれを言い出すとキリがないから、
お芝居として愉しんだほうがいいなと思いました。
笑いをとりつつも泣かせるのは、石田先生の持ち味だなぁって思います。
(みっちゃん小五郎の真面目っぷりが良いですよ…^_^;)

投稿: theo | 2006/11/06 22:34

あいさん、
慎太郎は、初演・再演ではほとんど目立たない役を
今回大きくした影響なんでしょうけど、
やはり居方が難しい役かもしれませんね。
(元々のストーリーが慎太郎さんがいなくても進行するので)

昔よりも維新における中岡慎太郎という人物の評価も
高くなっていると思うので、
今回役が大きくなっているのは正解だと思うのですが・・・

再々演といっても、慎太郎は新役といってもいいくらいなので
他の方たちより難しいのは否めないと思いますが、
(脚本・演出にも迷いがみえるかなぁって
思わなくもありませんでしたし)
これから回を重ねていくにつれて、さらにホンの行間を埋めて
なくてはならない役にしていってくれると思います。

投稿: theo | 2006/11/06 22:47

Temiさん、
お気持ちとーってもわかります!
私も明日にでもまた会いに行きたいですもん。(^^ゞ

オーパス66は、たにちゃんから目が離せませんでしたよ。
特に銀橋!
ウィンク&目線は初日から3日目ですでに
リコ@博多座楽を超えていました~~)^o^(

ぜひぜひ、その目で確かめてくださいね!

投稿: theo | 2006/11/06 22:55

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