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2006/12/11

「維新回天・竜馬伝!」について思うこと。

とうとう明日で千秋楽ですね…(/_;)
サヨナラショー、どうだったんでしょうね。

さて、こんな時ですが、あらためて作品について思い出したことなどを。

12/2の11時公演。1階A席の後方で見ておりました。
…ら、お隣はご年配の男性のお2人連れでした。
(もしかしたら他にお仲間がいらしたかもしれません)

以下、ネタバレいたします。

幕間で、そのお2人連れの男性が作品について話をしていらっしゃいました。
すこし耳にはいったところですと、
竜馬が、“わしゃ日本の味方じゃ”と言っていたが、党の為、派閥の為にのみ動いているような今の政治家に聞かせたい言葉だ――とか。
観劇後に、年配の男性客同士で作品について語り合える…というのは、宝塚の作品のなかでは珍しいかもと思いました。
やはり題材が坂本竜馬であることが大きいのかな。
それとともに、やはり作者の思いが竜馬という人物を通してわかりやすく描かれていたなぁと思うので、語りやすいのかも。
(ただし、幕末史が多少はわかっているという大前提が必要なようですが)

安倍首相のいうところの「美しい国、日本」に共感する人には、
この作品の竜馬のいう「日本を、目や髪の毛の黒いアメリカ人にはしとうない」
「武士道や、その精神まで日本から無くす気はない」
というあたりは、かなり共感できるのでは。

私もこの竜馬の台詞は好きです。日本史・古典文学好きですから。
(一国の首相には、こういう情緒的な言い方で肝心なことを誤魔化してはほしくないけど…)
他の国がどうっていうんじゃなくて、日本らしい良さははなくならないでほしいと思います。
以心伝心を大切にするところとか。言外の…というか言葉も大切なんだけど、言葉を話すその人の気持ちを感じて理解するところとか。
かしちゃん竜馬はそういうところが、すごく感じられて好きでした!

ほかに共感したところといえば、
お竜が「うちは毎日毎日心配なんや」というところ。
物を投げつけたり竜馬が読んでいる手紙を破ったり、なんてことするの!(驚)・・・なんだけど
「今日は帰りが遅い。刺客に襲われたんちゃうやろか…」というお竜の言葉を聞いていると切なくなってきます。
待っている身はつらいですよね。

ここ、石田先生にしては女ゴコロがわかってらっしゃる?と思ったけど、
男の人にしたら、こういうこと言われたらうれしいんじゃない?とも思います。(^_^.)
女性の気持ちがわかるというより、男性としてうれしいから書いているような気がする…。(←やっぱりイマイチ石田先生を信頼できない…^_^;)

日本をどうするか、の一大事に奔走しながらも、ちゃんとお竜さんと恋愛しているところが竜馬らしいのかな?
中岡さんはどうなんですかね???
奥さんを土佐に置いてきているらしいけど、置いてきた奥さんとは二度と会ってないらしいけど、恋愛とかしてないの??? それはそれで、中岡さんらしけど…。

竜馬伝を見ていると、やはり人を変え、歴史を変えるのは、人を思う真情しかないと思えます。
短い時間にまとめなくてはいけなくて、かなり駆け足な台本だけど、シーンシーンでの竜馬は本当に竜馬としてそこに生きていると感じられて、私は好きな作品です。

敵も味方もどちらも本気。
だから幕末物は面白いんでしょうね。

・・・といいつつ、幕末史はいまいちよくわからない私でした…(^_^;)
の割には、人名はけっこう知ってて観劇するのにとてもたすかってました。ナゼかなぁ…と思って考えたら、親しくしていた方が幕末同人誌つくってらして、けっこう読んでたから!(主に長州関係) ←幕末史は知らなくても、面白かったのです…(^^ゞ

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コメント

12日・・今日は千秋楽、東京地方は雨ですが
宝塚はどうでしょう?パレードが出来ると良いけど。

実は、「キリスト教」関係より、日本史!
司馬遼太郎さんの「竜馬が行く全8巻」は揃えてます。
だからといって、日本物が強いわけではないですが、

「維新回天」楽しみです。
石田先生の良い意味での
「エンターテイメント性」が出ていてるのを期待!
東宝公演、「オヤジー」の仕事関係で、ご招待券を
頂きました・・。
だから、予定より一回多く見られます。
「貸切公演」らしいので、ヅカファン以外の反応が
楽しみでもあります。
ショーでの「ほ~~」とかいう素朴な反応は、結構好きですから。

投稿: スナッチャー | 2006/12/12 12:24

スナさん、こんにちは♪
パレード無事に終わったみたいですね。
私は明日のCSニュースまでお預けなので、ブログめぐりを
して楽の様子を読ませていただきましたが、
かしちゃん皆に愛されているなぁ…と…。よかった…落涙。

えーと、独断と偏見でいわせていただくと…
竜馬伝は、巷の男性視点で見るとなかなか面白い作品じゃないかな。
と思います。
宝塚ファン視点で見ちゃうと、
「見目麗しいかしちゃんに、そんなセリフを言わせなくても…」と
思ってしまう部分がありますが。
(別腹とか…チチとかケツとか…涙)
かしちゃんが言うと爽やかなので聞き流してしまえる…といえばそうなんですけど。

貸切の日の客席の反応は興味深いですね。

上記の男性お2人連れはクラシックもお好きらしく、
終演後ショーの曲についてお話されているようでした。
パレードで番手が上がるごとに羽根が豪華になっていくのに
わくわくされてたみたいです(笑)。
来たーーって感じなんでしょうね。

おじ様たちに、たにちゃんはどう見えたのかな?
と気になりましたけど、後方席でしたしオペラをお持ちな
訳でもなく皆同じ顔に見えていたようで…区別はついて
いらっしゃらないみたいでした(苦笑)。
近くの席の方が、好い感じの方たちだったので
いつにもまして快く観劇できました。

スナさんのご感想も早く読みたいな~と期待しております♪

投稿: theo | 2006/12/12 22:12

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