マリア伯母さんとジョン卿のロマンス。
前回のつづきをひっぱりますが…
期待が大きすぎたのもあるかもしれないけれど、
ランベス・ウォーク以外は、意外にあれれ・・?な印象を受けてしまった「ミーマイ」。
私はやはり、キャスティングが合っていなかったせいではないかと思えます。
見たのは、1995年の月組版ですが。
なんていうか、ミーマイって、ストーリーそのものよりも
役者の力技で客席を愉しませる作品のような気がするんです。
(演じる側に余裕がないとむずかしそう…)
だからこそ、キャスティングが大切かと思います。
マリア伯母さんの邦なつきさんは、「公爵夫人マリアってこんな人!」
と刷り込まれてしまうくらいハマって見えました。
対して、ジョン卿が久世星佳さんというのは、やっぱり荷が勝ちすぎな気がしました。
(当時2番手さんですよね。今のたにちゃんと同じくらいの学年ですよね?)
「ME AND MY GIRL」という物語の鍵を握るのがマリア伯母さんだと思うのですが、
彼女の気持ちを氷解させていくところが見えないと、あれ?になっちゃう気が。
その意味でも、ジョン卿の役割って大きいですよね。
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