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2007年1月の2件の記事

2007/01/09

マリア伯母さんとジョン卿のロマンス。

前回のつづきをひっぱりますが…

期待が大きすぎたのもあるかもしれないけれど、
ランベス・ウォーク以外は、意外にあれれ・・?な印象を受けてしまった「ミーマイ」。

私はやはり、キャスティングが合っていなかったせいではないかと思えます。
見たのは、1995年の月組版ですが。

なんていうか、ミーマイって、ストーリーそのものよりも
役者の力技で客席を愉しませる作品のような気がするんです。
(演じる側に余裕がないとむずかしそう…)
だからこそ、キャスティングが大切かと思います。

マリア伯母さんの邦なつきさんは、「公爵夫人マリアってこんな人!」
と刷り込まれてしまうくらいハマって見えました。

対して、ジョン卿が久世星佳さんというのは、やっぱり荷が勝ちすぎな気がしました。
(当時2番手さんですよね。今のたにちゃんと同じくらいの学年ですよね?)

「ME AND MY GIRL」という物語の鍵を握るのがマリア伯母さんだと思うのですが、
彼女の気持ちを氷解させていくところが見えないと、あれ?になっちゃう気が。

その意味でも、ジョン卿の役割って大きいですよね。

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ME AND MY GIRL(1995年月組)のビデオ

天海祐希さん主演の「ME AND MY GIRL」のビデオを見ました。

タニちゃんが出演したBrilliant Dreams#5「大和悠河」~stage~
視聴者から最も演じてほしい役としてあげられたのがこの作品の主人公ビルで、
本人も「やりたいですね~」といっていた作品です。

過去の海外ミュージカル作品は、著作権等の都合でCSで放送されることがないので、
私はこれが初見でした。


感想は、作品の内容に関しては、ふーんこんなかんじかぁ。。。でした。
むちゃくちゃ感動するとか、陶酔するような作品ではないですね。(^_^;)
「GUYS AND DOLLS」のほうが、まだ内容があったような気がします。
(どちらも古い固定観念に裏づけされたミュージカル作品ですよね)

ビルって、生まれ育ったランベスにそんなに未練はないんでしょうかね?
英国貴族の責任とか堅苦しさとか難しい問題がいっぱいあると思うんだけど
それにしては、簡単に受け入れてるけど大丈夫なんかな~とか思っちゃいまして。
深く考えなくてもいいんでしょうけど。(と思って深く考えずに見ましたが)

主演の天海祐希さんの持ち味がビルを演じるにはあまりに端正すぎるのかも。
サリー役の麻乃佳世さんは、声をつぶしてらして残念でした。
(もっと綺麗な声をされていましたよね?)

でも、ランベス・ウォークとか・・・これ客席で見たらむちゃくちゃ盛り上がりそう~
と思いました。生で劇場で見てこその作品だなぁと思いました。
ぜひ生で体験してみたいなぁとも。

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