宙組「バレンシアの熱い花」初日。
初日と、23日の2公演見てきました。
お芝居は、初日はやはり皆硬かったようで、またやはり古さも否めず、
リピート大丈夫かな?と不安に思いましたが
23日は、初日の緊張が解けたようで、見違えるように良くなってました。
演出の古さも、それなりに新鮮かも…(笑)
(じゃじゃーん♪みたいな効果音が、私にはけっこうツボ♪)
以下、ネタバレいたします。
・
脚本的には、3人のメインの娘役のキャラクターが
30年前は、こういうタイプが評価高かったのかな~?
でも、今はあまり評価が高いタイプではないのよね・・・と思えて
ちょっと共感しにくかったかも・・・。
マルガリータの人柄を手放しで賞賛できてこそ
フェルナンドの苦悩が納得いくのだろうなと思うのですが・・・
うーん。どうでしょ。若い世代に通じるかな?
あのラストも、納得してもらえるかな?(これは漫画を読んだ時からの懸念ですが…)
メインの男役3人(黒い天使たち)は、23日は「役を楽しみはじめたな♪」というかんじが
伝わってきて、これからなかなか面白いことになりそうだなと思いました。
(初日は「楽しむ」どころじゃなかったのかな…(^_^;)
たにファンといたしましては、もう、次々と変わるコスチュームで目がハートでした。
(トップさんになったら、あんなに素敵なお衣裳を何着も着せてもらえるんだ~~~(T-T)。)
場末の酒場に、あんなステキな格好でいく?とつっこみたくならないではないですが、
そこが宝塚!ってかんじ(笑)。
タカラヅカ・ロジック? 「真ん中の人はどこにいても貧しい役でもステキなお衣裳のコト」。
理不尽だろうが古かろうが、こういう宝塚らしいお約束は、やっぱり守ってほしいことの1つです(笑)。
カッコイイお衣裳のほうがだんぜん、うれしいですもん♪
眼福です♪
ショーは、もう最高にシアワセ~~~♪
どのシーンも見逃せない…引き込まれているうちにあっという間に終わってしまいます。。。
そうそう!
専科の鈴鹿照さんが、お芝居もショーも可愛いです~)^o^(
とくにショーのフィナーレ。
客席に挨拶を終えて、ご自分の立ち位置に行かれる時の後姿。
テケテケテケの小走りと背負い羽根の揺れ方がなんとも可愛くて。
(しかも立ち位置がともちんの隣。身長差がたまらなくいいのです)
具体的な内容についての感想は、いずれまた・・・。
次の観劇が待ち遠しいです。
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コメント
早々にありがとうございます。
私もマンガを読んであのラストは『え?そんなのあり?』
書いたのが男性だとこうなるかね。。。と思ったりしましたが
多分タニちゃんが真ん中にいるだけで何もかも許せちゃうだろう
と思ったり。。。
とにかくショーが楽しみです。あー早く次の週末やってこい!
投稿: ichiyo | 2007/06/24 06:33
ichiyoさん、
初観劇から壊れつつも、なんとか帰還いたしました。
漫画のほうですが、さいとうちほさんも漫画化されるにあたって、
やはり、上演当時の大人気の「ツボ」がいまいち掴めないままに
漫画に起こしてらっしゃるように感じました。
なので、悠河ちゃんも役の「ツボ」を掴むのにまだ苦戦しているかも…
と思います。
私としては、酒場の場面などは、
蓮っ葉な女(イサベラ)の誘いに乗る身勝手なエゴイスト風に
演じてほしいな、と思いました。
そうすることによって、実は・・・になるのじゃないかなと。
(後でわかるイサベラの健気さも引き立つかと…)
初日、2日目の段階では、まだまだ端正な貴族の御曹司のままだったかも。
でも、2日目は硬さが取れてきて、自由になっているように
思いましたので、これから悠河ちゃん自身が役を楽しみだしたら
変わりそうです。
1週間後にどう変わっているか、今からたのしみです。
投稿: theo | 2007/06/24 15:02