身分違い。
連休のある日、
なんとはなしにCSをつけっぱなしにしているところへ、
大学生の娘が2階から降りてくるなり、
「うつくし~!!!」と言い放つので、TVを見てみると
貴城ジェローデルが、フィナーレの階段降りをしていました。
そして、
「オスカルの気持ちがわからん!!!」と。
こんなに美貌で、お金持ちで家柄も良くて、やさしい貴城ジェローデルの
どこに不足があるのかと、結婚を断る理由が理解できないと申しておりました。
これ、娘は以前から言っているんですけど、久しぶりにCSでやっているのを見て
あらためて思ったようです。
(ジェロ様が「身を退きましょう」っていうくだりが、もったいなさすぎて、あああ~っなんで~~~って思うらしいです)
こんな娘は、
アンドレのことはストーカーみたいで気持ち悪いといいます。
数ヶ月、ストーカーされていた経験からきているのもあるのだと思うのですが、
好きなのに何も言わないで、何年も何十年も見つめているだけ、
そして思いつめて殺そうとする…とか、がダメらしいです。
好きなら好きと言えばいい、ダメなら潔く諦めればいい、
障害があるなら乗り越えればいい、愛があるなら――
そういう娘の意見ももっともだと思いつつも、
そうできない恋もあるんじゃないかね~と(^_^;)。
とってもポジティブな意見を頼もしいと思いつつ、
乗り越えられない「壁」に実感がない世代なのかなぁ。そういう年頃なのかなぁとか
壁とか遣る瀬無さとか、そういうのがわからないと
物語やお芝居もちがって見えるよなーとか。
身分違いに実感がわかないっていうのは幸せなことなのかもしれないけど…
どうしたもんかなぁ。なんて思ってしまいます。
ベルばらでこうなんですから、
これでバレンシアを見たら、まちがいなく「はぁ?」ですよね~困ったな。(^_^;)
・
それにしても、やっぱり、かしちゃんのジェローデルは
美しすぎてストーリー&設定が変っちゃうくらい絶品ですよね。
貴城ジェローデルの「預けてみませんか?」に抗える女性がいるかしら?
と思ってしまいますもん。
お断りするコムカルが、まるで変わり者にさえ見えますもん。。。。
全ツのミズカル相手のこまちゃんジェローデルには
「まだまだ、百戦錬磨の(えっ?)ミズカルの相手ではないわね…^^;」
って思ったものですが。
そういえば、
CSの役替わりで見た壮ジェローデルの「預けてみませんか」には
別の意味でぐらっときました。
思わず通帳と印鑑を差し出しそうになるなぁ…って。
背筋が伸びて、とっても信頼できるジェロ様のようでした。
私、原作でもジェロ派?だったので、ジェロ様にはちょっとうるさいです。(^_^;)
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コメント
そうですね。時代背景とかその国の歴史が頭に入ってないとつい
現代の自分に置き換えて考えちゃいますよね。。。
私の場合『ダルレーク』は何かと縁の深いインドが舞台だったので
すんなり話に入れたのですがバレンシアは最初は『はぁ~?』でした。
ジェロ様
確かにですねぇ。私がオスカルだったらもうしわけないけどアンドレ
じゃなくてジェロ様にいっちゃいそーです。原作でもジェロ様のあの
場面の背景は確かバラの花が一杯鏤められていたような記憶が・・・
壮ジェローデルはえらく評判が良かったようですね…観たかったな。
投稿: ichiyo | 2007/09/20 12:06
◇ichiyoさん、
私も原作からしてジェロ様派なんですけども
かしちゃんのジェローデルは原作を凌駕するくらいステキvvvと思います。
(母娘で好きになるタイプが似ているのかなぁ)
いろんな漫画の舞台化、映画化、アニメ化がありますが
原作で好きだったキャラそのものを凌ぐほど、全面的に受け入れられたのは
後にも先にもかしジェローデルだけかも…。
(ほかはやっぱり複雑な気持ちになるのは否めなくて…)
壮ジェローデルから投資の勧誘を受けたら、
即お預けしたくなるかも…ヤバイですよ。^^;
全ツの壮アンドレも、百戦錬磨のミズカルを相手に
包容力がありましたね~
「信用第一、壮一帆」ってキャッチコピーはいかがでしょう?
バレンシアは最初私も、「はぁ~?」でしたよ~
しっかり自分に置き換えて見てしまいましたもん。。(^_^;)
ありえない…って。。。
説明されない部分、「昔の常識、今の非常識」のカベにもぶち当たりましたし・・・
(長くなってしまったので、このつづきは次回の記事にしました…(^^ゞ)
投稿: theo | 2007/09/20 18:11