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2007年12月の8件の記事

2007/12/21

精一杯働いて~君のこと幸せにするから~♪

BS2で「黒蜥蜴」を見ました。
じつのところ期待していなかったのですが、面白かったです。

明智さんの登場カッコイイ!
彩音ちゃんは、大人っぽいほうが似合うのかも?
大人っぽくしているけど、可愛い妹系キャラっていうのが萌えでした。

昭和30年代の雰囲気が好きでした。
いまにも鉄人28号が出てきそうな車も良かったです。
木村先生、まちがいなくオタクですよねっ。
妹萌えのメガネっ子萌えっすかね。

明智さんの孤独が切なかったなぁ。
やっぱり、オサさんと木村先生は相性がいいのかもしれないな。
押し花とコマが出てきて関係フラグ(伏線)が立ったところで泣けてしまいました。
その後の展開、ラストは、うーん。。。でしたが、オサさんに泣かされてしまいました。
彩音ちゃんも良かったです。(この人は現代風より、昭和風味が似合うのかなぁ)

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求ム。恋愛モノ。

それにしても、最近の作品で「これぞ恋愛モノ!!」っていうのを見ないなぁ。
そういうのが見たいなぁ。
今年見た中では、全ツの「ダル・レークの恋」は「恋愛モノ!」でした。

突っ込みどころがあっても、主人公、ヒロインに反発を感じても
それでも、ちゃんとした恋愛心理のやりとりがある恋愛モノが見たいなぁ。

最近の作家さんのは、恋愛モノかと思って見ていたら、「傷ついた子供の話」にシフトしちゃうのが多い。
艶かしい性愛の濃ゆいところの恋愛心理が見たいのに、ぐたぐたと理屈っぽくやりとりされると
「いつまで、傷ついた子供をやってるのよ」って脱力。

ディティールをどんなに大人っぽくしても、中身がコドモではつまらないんですよね。
主人公やヒロインの生い立ちやコドモっぽい欲求を、あんまりストーリー展開の前面に出されると萎えちゃうなぁ。
過去はさらっと出してこそ、「おっそうだったのか」となって効果的だと思うんだけどな。

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何が真実で何が嘘なのか♪

BS2で宝塚特集やってます。
昨日は、「NEVER SAY GOODBYE」やってました。
やっぱりいいなぁ。と思って見てました。

展開自体はとってもベタなんですけどね~(^_^;)
恋愛部分が消化不良だし。
でも、カマラーダ、ワンハートのあたりがとても好き。

ラブストーリーとしてはちょっと物足りないとは思うけど、
人間同士の信頼とか裏切りとかの描写がいいです。
追い詰められた人間像、ゆるしあう人間像とかとか。

それぞれのエピソードが弱いので、見る側が汲み取らないといけない部分が
多々あるのが、もったいないっちゃーもったいないですが。

少年兵たちが銃を取っての訓練は訳も無くというか条件反射的に泣けちゃう。
(けなげな子どもたちに弱いのデス)
「俺には出来ない(That’s What I Can’t Go)」の心情に泣けちゃう。
「ONE HEART」は無条件にふるえがくる。
皆の顔が本気なんですもん。

娯楽大作じゃないので、リピートして見たりはあまりしないのだけど
こうしてたまに見ると、やっぱりいいなぁって思います。

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2007/12/17

はじめて観劇以外でムラに行きました。

はじめて、並びに行って来ました。
はじめて夜行バスにも乗りました~!
観劇以外でムラに行くこと自体がはじめてだったし、
あれもこれもそれもどれも、はじめてで面白かったです。

真っ暗な早朝のムラの景色も新鮮だったし、
関西のタニ友さんと並びや購入や空き時間、ずうっとお話しつづけ、
夜もファミレスで長時間おしゃべり。
観劇の時は、幕間や入り出の時にちょっとお話しするくらいで、
ガードのあとは、帰りの飛行機や新幹線に間に合わなくちゃと
バタバタとお別れしてしまうので、ゆっくりお話できたのがうれしかったです。

翌日は、梅田の空中庭園にも行きました。
(悠河ちゃんがPBでロケしていたので、行ってみたかったんです)
ムラで合流した福岡のタニ友サンと、帰りの新幹線でも2時間半おしゃべり。
よくこんなに話すことがあるなぁというくらい、悠河ちゃんの話になると尽きなくて…。
ファン友同士だからこそ、のお話ってとってもたのしい~!

おなかいっぱい、おしゃべりを愉しんで、こんな機会がまたあったらいいなぁと
味を占めた私です。。。(^^ゞ
夏にも宙組並びがありますよね。行きたいなぁ。でもお盆なのかな。。。

つきあってくださった皆様、本当にありがとうございました。

(空中庭園のシースルーエスカレーターを写メしたのですが、ボケボケでアップできません。。。(>_<)。)

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2007/12/09

「マラケシュ・紅の墓標」(博多座)。

今日はCSで博多座版「マラケシュ・紅の墓標」を見ました。

今月これで3度目です。何回見ても好きなんです。

ムッシュ・コルベットに泣かされ、イヴェットに泣かされ、
アマンに泣かされ、レオンに泣かされ、
リュドヴィークに泣かされ、ファティマに泣かされ、
クリフォードに泣かされて・・・
切ないのに、はじまると、つい見入ってしまいます。

ラストで、リュドヴィークが歌う歌も、喩えようのないくらいにせつなくて
だけど、不思議と聞いていると、自分の中の何かが浄化されるようで
もっと聴いていたい。また聴きたいと思ってしまいます。

荻田先生の詩って本当に心に染み入ります。
深い孤独の闇を知る者の寛容さのようなものを感じます。

悔恨と痛みをともなう受容と、そして癒しと。
傷を負ったものだけが知る快楽かもしれない。
歌いきるおささんも凄い。どこまでも深遠で、素敵。

中毒性のある作品だなぁと思います。

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「追憶のバルセロナ」が好き。

久しぶりにCSで「追憶のバルセロナ」を見ました。

好きだなぁ~~~この作品。
いままでに見た正塚先生の大劇場作品で、一番好きかも。
正塚先生のコスチュームものって珍しいですよね。

なんとなく、「バレンシアの熱い花」へのリスペクト、オマージュ的な感じもします。
スペインもの、フランスに対して蜂起、主人公が貴族から義賊(“黒い風”)へ、
そして貴族の若様である主人公とロマの娘の恋。とか・・・
(こちらの貴族の若様にもフィアンセがいたのだけど・・・)

主人公が貴族の身分を捨て、ロマの娘と結ばれるラストは、
「バレンシア~」で溜まっていた受け手の積年の心の澱
を解放する効果(カタルシス効果?)もあるかも。

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2007/12/07

不滅の恋人、青春のプリンス。

CSで「不滅の恋人たちへ」をやっていました。

紡がれる繊細で美意識高い言葉(詩)の数々、そして悠河ちゃんの一つ一つの表情。
それはまさに青春のプリンス=アルフレッド・ド・ミュッセ。
私は魅入られました。

去年のお正月に、生で見たのだけど
DVDはそれほどリピートしていませんでした。
主題が重いので、ヘビロテにはしんどくて。

でも、こうして時間をおいてあらためて見ると、引き込まれて目が離せない作品でした。
さすがの太田ワールド。(私は「プロヴァンスの碧い空」も好きでした)

恋人にするなら、やはりミュッセだなぁ。とあらためて思いました。
(恋人にするなら?→2006年4月の日記

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2007/12/06

「千の風になって」とFNS歌謡祭。

あれは、2005年の1月。
宙組宝塚大劇場公演「ホテル・ステラマリス/レヴュー伝説」の公演中に催された
阪神淡路大震災の追悼のチャリティー・コンサートでのことでした。

この催しは、CSでも中継されることになっていたので
私は、TVの前に噛り付いていたのでした。

たしか、トップバッターが悠河ちゃんで、「LIFE」をドキドキハラハラ聴き、
引き続くスターさんたちのソロもひと通り聴いたあとだったと思います。

宝塚大劇場で公演中の組ということで宙組メンバーが大勢出てきて、
その真ん中に、彩乃かなみちゃん。
次期月組トップ娘役として組替えも発表されたあとだったと思います。
そのせいもあって、真ん中に立つかなみちゃんが、とっても輝いて見えたことを覚えています。
その当時、私の中でいろんな感慨が溢れていたので。

そして、歌われたのが「千の風になって」。
私は、このとき初めて聴きました。

かなみちゃんの透き通るような声。
その声にのってつたわってくる歌詞。
宙組メンバーのコーラス。
いつしか涙が溢れていました。

たった一度きりの、まぼろしのような時間。
録画したDVDを何度も見たけれど、あの珠玉の時間が忘れられず
もう一度、かなみちゃんの声で「千の風になって」を聴けないかな~と思ってました。
昨年の紅白歌合戦以降、秋川雅史さんの歌でヒットしてからも
それをずっと思い続けていたので、今回のFNS歌謡祭の企画は
とてもうれしかったです。

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