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2008年1月の2件の記事

2008/01/28

戯れに恋はすまじ@ミュッセ

アルフレッド・ミュッセの「戯れに恋はすまじ」(岩波文庫)を読みました。
100pほどの戯曲なので、思うよりたやすく読むことができました。

なんていうのかな。
男と女のあいだで、こんなに理屈を言わなくてもいいのに~(^_^;)って。
フランス人だから?
サンドとのヴェネツィア旅行から傷心してパリに帰ってきて書いた作品だから?

幼馴染同士で、パリで学位を取得して故郷に戻った男爵家の世継のペルディカン。
修道院から遺産相続の用事で帰ってきた彼の従妹のカミーユ。
それぞれ、21歳と18歳。お互いに惹かれているのに・・・・。

私はついついペルディカン贔屓で読んでしまって、カミーユにくたらし~~って思っちゃいました。
ペルディカンって、なんていうか、優男気質なのね(笑)。
美しく頭もよく育ちもよく生まれたら、こんな気質になるんだろうなって。
まさに、青春のプリンス=アルフレッド・ミュッセだなぁって。
(だから贔屓目になっちゃうんですね…(^_^;)

カミーユは、まだ人の情を知らない、自分の恋心をそれと気づかない、
そして頭の良い、乙女で。
ぺルディカンもこの娘の理屈を真正面から受け止めなければいいのに~
(そこが、彼の生真面目なところなんだなぁ)
それでも、2人の恋心にドキドキしながら読んでいたので、ラストがかなしかったです。
##私の頭の中では、
  ペルディカン=悠河ちゃん、カミーユ=ようこちゃん、ロゼット=あゆちゃん、でした(^^ゞ

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天鵞絨の歌聲~Madame Violet♪

CSで全ツ「エンター・ザ・レヴュー」を見ました。
マダァムな寿美礼さんが素敵~。

いつか…たとえば寿美礼さんの還暦コンサートとか、あったら行ってみたいなぁ。
このあいだCSで見た深緑夏代さんのコンサートみたいに。
宝塚に夢中だった頃を思い出しながら、寿美礼さんの歌に酔いたいなぁ。
なんて思いました。(^^ゞ

そのためにも、ぜひシンガーとしてがんばっていただきたいなぁ。
エンター・ザ・レビュー(全ツ)みたいな、色っぽいドレス姿で歌ってほしいなぁ。
シャンソンもジャズも素敵だと思うし、
カーペンターズみたいなポップスのスタンダードも聴いてみたいなぁ。
和やかに“Top Of The World”とか歌ってくれたら痺れがきそうです。

寿美礼さんのたをやめぶりが見てみたいです。(^^)

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