勝ち続けて見失うより敗北から学ぼう♪(黎明の風)@宝塚大劇場
2度目の観劇遠征から1週間がたち、もう舞台が恋しくて恋しくて…禁断症状が出ています。
ショーも大好きですが、お芝居もとても感動しました。
綺羅々々しいコスチュームや、可憐な恋や濃ゆい愛憎を見せる作品ではないですが、
登場人物たちが、それぞれに自分の役割を生き、誰かを思いやる気持ちに溢れていて、
演じる人たちの、より良い舞台を作ろうとする情熱、思いが響いてきて、
言い得ない感情で胸がいっぱいになる作品でした。
さらにアレとかアレがなかったら、本当に石田先生のお株が赤丸急上昇だと思うんですが・・・(^_^;)
カッコイイことの裏に、どうしてもカッコワルイを入れないと気がすまないのが石田先生らしいのかなぁ。。。
(以下、ネタバレいたします)
・
14日の3時公演では、マッカーサーの演説後の銀橋場面で、
悠河ちゃんの瞳から、大粒の涙がいくつも零れおちていました。
サングラスを掛けるために後ろを向いた時には、ボトボトっと・・・・・・
場面と、その情景とがあいまって、見ている私もたまらない気持ちになりました。
28日の3時公演のマッカーサーは、エレナさんも書いていらしたように
必死で自分の思いを訴える、熱い切ない、マッカーサーでした。
感極まって、訴えながら泣いてしまうのでは・・・と思うような。
(3時公演って、思いが高ぶりやすいのでしょうか?)
じっさいのところ、この作品のマッカーサーは、かなり美化して描かれていると思いますが、
誇り高く、「勝つ」ということに対しては、骨身と全精神力を尽くすことを惜しまない姿、
その思いには、感慨深いものがありました。
その彼が、大統領からの解任通告(更迭)を知らされる場面は、心がふるえます。
「やっと祖国に帰れる」とジーンに告げる彼の心に去来するものは、どんな感情でしょうか。
(ここ、あいちゃんの号泣ポイントです!)
じっさいのマッカーサーは、亡くなるまで勝ちにこだわった人のようですが
(ダグラスは次男で、兄は海軍、かれは陸軍育ちっていうのも、どこかにありそう~)
この作品のマッカーサーは、登場の時から弱いものへの思いやりに溢れていて
敗戦国の人間とも、厚い友情を交わすることができる人物です。
(昭和天皇への賛辞「かれは日本の最上の紳士」は実話のようです)
ラストの銀橋で、白洲次郎と瞳を交わすところ、
そして、大ラストの宙組全員での大コーラスは、感動でした。
<速報>
ただいま(3/6/18:15)、本日の公演をご覧になったエレナさんからメールが。
また、シャルマンの鬘が変わったそうです。
こんどは、「クラシックなマリリン・モンロー風」だそうです。
み、見たい~~~~(>w<)。。。。。(じたばた)。。。。
(興奮して、書きたかったことが飛んでしまったので、つづき?は、また・・・(^_^;)
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コメント
うわーん
観たいみたい。。。。
じたばた
投稿: ichiyo | 2008/03/06 21:48
◇ichiyoちゃん、
だいじょうぶ!
ichiyoちゃんは、東宝で見るチャンスがあると思うから!
ムラよりパターンが増えるかもですよ~
はぁぁぁ。。。私は、もうチャンスがなさそうで。。。しくしくしく。。。。(T-T)
投稿: theo | 2008/03/06 22:28
コメント遅くなってしまってすみません(涙)
私の泣きポイントさすが熟知されてますね・・
今度も泣いてしまったらどうしましょう。。
投稿: あい | 2008/03/09 02:30
◇あいちゃん、
初見の時、隣のあいちゃんの様子から
「おぉ~!あいちゃん、泣いてるよ~」って思って、
次の公演でも、「あいちゃん、また泣いてるよ~」って思って(笑)、
その次も、やっぱり号泣しました、ってあいちゃんが言うので・・・
(けっきょく、ご覧になった5公演とも号泣だったんですよね)
もう、すっかり私の中であのシーンは「あいちゃん号泣ポイント」とインプットされています。
たしか、こんどの平日にまたムラ遠征されるんでしたよね。
きっと、シャルマンの違うヘアスタイルが見られますね~
いいなぁ~。
お帰りになったら、レポたのしみにしてますね!
投稿: theo | 2008/03/09 21:35