« 汝が名はオスカル。 | トップページ | そして、アンドレ編。 »

2008/08/31

レニエ編。

フランソワ・オーギュスタン・ド・レニエ・ド・ジャルジェ(1745/10/2-1822/9/11)。

オスカルのお父上です。
「ベルばらの登場人物の中で、なれるとしたら誰になりたいか」
小学生の頃、友人たちとよくそんな話で盛り上がっていました。
私は、迷うことなく「ジャルジェ将軍」と答えていました。

オスカルに彼女の正義があったように、ジェルジェ将軍には彼の正義があったのです。
それは、生涯アントワネットに仕えること。
ツヴァイクの歴史小説「マリー・アントワネット」でも、獄中の王妃のもとを訪れた最後の人物として描かれていました。
命の危険を冒しても。
誰にだって正義はある。肝心なのはそれに命を賭けることができるか否かだ。
彼は、命を賭けた。漢だねぇ。真のサムライだねぇ。(しみじみ)

宝塚のベルばらのジャルジェ将軍は、私のイメージとはだいぶちがう。
「彼はそんなことは言わね~!」と思う。いろいろと。
フェルゼン編では、もっと活躍してもいいとも思う。
ついでに、夏美ようさんが演じられたらいいのにと思う。(それかい)

どうせなら、<外伝>で「レニエ編」をやってくれたらいいのに。
ジャルジェ将軍vsブイエ将軍がみたいなぁ。
(ブイエ将軍は、磯野千尋さんが演じられたらいいのになぁ)

ブイエ将軍、ベルばらではオスカルに嫌味な敵役みたいですが、
国王夫妻の亡命の手助けをしたのは、誰あろう、ブイエ将軍なんですよね。
ジャルジェ将軍とは志を同じくする王党派貴族の軍人です。
だから、犬猿の仲だったのね(笑)。
(ブイエ将軍が常に執着していたのは、オスカルではなくて父親のほうだったのね)

ジャルジェ将軍やブイエ将軍など、専科のおじさまたちが集う御前会議をぜひ見てみたいです。

ちなみに。
私は、ずっとレニエがファーストネームかと思っていたのですが、
レニエ・ド・ジャルジェでファミリーネームらしいです。
彼のクリスチャンネームは、フランソワさんだったのね。
フランスの貴族の人は、領地の名前が家名として複数ついたりするので、ジャルジェさんもそういうこと?

で、どうして、ずっとレニエがファーストネームだと思っていたかというと、
ツヴァイクの「マリー・アントワネット」に「レニエ・ド・ジャルジェ将軍」と表記されていたから。
ドの前はファーストネームだと思い込んでいたから。
うかつでした。
(しかも、フランス語ではジャルジェと発音しないらしい。あらら)

ということで、オスカルの父は、実在の人物がモデルですが、
あくまでも、モデルっつーことですね。
(調べると、奥さんのこととか、いろいろベルばらとはちがうらしいです)

|

« 汝が名はオスカル。 | トップページ | そして、アンドレ編。 »

コメント

theoさん はじめまして

ココログ繋がりで、時々覗かせていただいておりました。
初めて書き込みさせていただきます。

今回のベルばらについての、記事がどれもとても面白いです。
植田さんのは、『ベルばら』じゃなくて『ヅカばら』ですものね。
昨日かしら?わたフェル編をスカステで観ながら、
「ありえねぇ~」
を連発しておりました。

>>「レニエ編」
いいですね~
>>ジャルジェ将軍vsブイエ将軍
>>専科のおじさまたちが集う御前会
すっごい、観たいです!

これからも、楽しみにしております。


投稿: 曜子 | 2008/09/01 01:06

◇曜子さん、
はじめまして。ようこそです~(^^)
超不器用でセンスのかけらもない私は、ご自分でアクセサリーをお作りになるなんて、憧れます~

私にとってベルばらは、「昔あんなに愛した人」なので、
とってもとっても複雑な感情でいっぱいになるんです。
(「今の生活が大事なの。もう私の前に現れないで!」って気分)
そういう感情を抜きに見られたら、どんなにいいかと思います(涙)。

そっか~「ヅカばら」かぁ。言い得て妙!です。
そうなんですよね。原作とは別物と思えば・・・しかし(涙)
植田先生の作品は、とても人間をいとおしく思っているという視点がいいなぁと思う反面、
とっても無神経なセリフとかがあって、がっかりもしちゃうから、ドキドキです。

とにかく、なんとか自分で気分を盛り上げて観劇のその日を迎えようといまから必死で・・・
夜毎このようなことをやっておりますです。。。(涙目)

投稿: theo | 2008/09/01 01:49

私もハッチさんでジャルジェ将軍観たいかも。。。

確かにね。。。

昔愛したあの人だからこんな姿になって目の前に
現れないで!というのは確かにあります(苦笑)

投稿: ichiyo | 2008/09/01 02:43

◇ichiyoちゃん、
私にとって、ベルばら=すっかりメタボな昔の恋人。
悠河さんがらみじゃなかったら、二度と会いたくなかったです。
というか、悠河さんがらみだからこそ辛いのか…。
ほかの人の出演なら、素知らぬ顔で遠くから見ていられたし。

投稿: theo | 2008/09/01 07:05

theoちゃん、ママちゃんにとっても、今ではすっかり
メタボな恋人になってしまってます。
ベルばらが「初恋」だったからこそ、
昔のスリムな恋人のイメージを壊したくなくて、
最近のベルばらは観ないようにしていました、、
スカステとかも、<チラ見>位で、、。

プライドも美貌もずば抜けて高くて・・theoちゃんの
前の記事を読んで、うんうんと頷いていました。
そうでしたね、だからこそ
週刊マーガレットを毎週買っていたのかもしれません。
現実ではありえない、憧れの雲の上の人、
オスカル様に女学生は熱狂したんですね。

同時に、ありえないほどわが身をささげたアンドレに
「男性の理想」を描いていたのかもしれません。

ジャルジェ将軍が実在したとは知りませんでした。
自分の学の無さになさけなくなりました。
もっと、もっと、theoちゃんの
知識の泉を覗かせて下さいね。

投稿: ゆうがなママ | 2008/09/01 11:40

◇ゆうがなママちゃん、
相手が権力者のオッサン(将軍)だろうが、王妃のお気に入りだろうが、
怖いもの知らずに挑んで、最高のビジュアルでシニカルな物言いをするオスカル様に、
世のオトメは、きゃ~)^o^( とお熱(死後)だったんですよね(笑)

上演のたびに贅肉やらいろいろなものを纏いつかせてきた宝塚の「ベルばら」(=「ヅカばら」(c)曜子さん)。
原作を読んでいた者としては、もうこのへんでお願いだから、
「原点に帰れ」と言いたいです。

原作は長大でエピソード満載なので、「いくらでも付け足せる、作り直せる」という姿勢もイヤ。
「ベルばら」のネームバリューだけに頼って、
コスチュームを見せて誤魔化しておけば動員に結びつくのだから楽勝、
という「エサ(撒き餌)」にされているのを見るのも耐え難い。
時代の精神を取り込みながら、「決定版」を創るくらいの気概で取り組んでもらいたい。
「私が愛したベルばらは、あんなものではなかった」という思いが、ずっと心の中にあります。
とはいえ、過去の私が傷ついているだけで、今の私自身にそんな思い入れはもうないけれど。

今の私は、継ぎ接ぎ継ぎ接ぎで手垢まみれの「ヅカばら」にだって夢を見ますよ。
ええもう、悠河さんの出演なら。`(゚∀゚)/イェイ。

投稿: theo | 2008/09/02 15:50

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/63653/42341865

この記事へのトラックバック一覧です: レニエ編。:

« 汝が名はオスカル。 | トップページ | そして、アンドレ編。 »