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2008/11/14

愛の獲物を狙ったように♪@ダンシング・フォー・ユー(宝塚大劇場)

今月は、CSで陽月華サンのロングインタビューがOAされています。

 

感想→「めんどくさいやっちゃな~~(~_~;)」

 

常に自分を客観視する自分がいるんですね。
純粋でキラキラ好きで頑張り屋さんの白ヒヅキさん、自信がなくてネガティヴな黒ヒヅキさん・・・
が1人の人格の中で喧々諤々やり合っているみたい。
自分の中で折り合いをつけるのが大変そう。
でも、白ヒヅキさんも黒ヒヅキさんもイイ。可愛いぞ(^^)と思います。

 

悩みながらも前向きに、ここまで頑張れたヒヅキさんはエライな~と尊敬します。
一見ニューエイジみたいだけど、中身は意外と古風。
これからも何が出てくるかわからない、びっくり箱みたいな陽月さんに期待してます。

 

 

と…時間があいてしまいましたが、ショーの感想のつづきです。
ネタバレします。

 

<フィナーレA> 8人のシャルマンが黒いダルマ姿で登場。
有名な「Get Me to the Church On Time」を歌って踊ってポージング。(^^)

 

宙組の新進男役さんたちの美脚を拝めるチャ~~ンス!
カチャちゃん足細~! 長身ですっとした感じが私の好みです。
チギちゃんは華がダントツだなぁ。
もう一歩でとって喰われそう…(^_^;)だったけど、まだまだ可愛いわ♪と(笑)。
楽近くに見たら、網タイツがゆるゆるになっていて驚きました。(脚痩せたのかな)
いつも超上手に座っていたので、どうしても星吹サンに目が行っていました。
モンチッチみたいで可愛いのよ(笑)。けっこう押し出しもおありです。
がんばれ~~~と思って見てました。

 

 

シャルマンたちと入れ違いで、ロケットガールズが舞台に登場。
オレンジの鳥さんみたいな衣裳が可愛いです。
曲は引き続き「Get Me to the Church On Time」。

 

理屈ぬきで可愛い。心から「頑張れ!」と応援したくなるロケットです。
客席から1人1人の顔、表情がよく見えます。
だから余計にかな?
そして、びっくりするほど長い脚上げ!!!
もう終わりかな?と思ったら、まだつづく・・・
これで終わりかな?と思ったら、まだ上げてる!
凄いよ、皆~~~!(ρ_;)と思います。

 

あとで考えたら、あの間に、裏で黒燕尾軍団が大階段に並んでいるんですよね。
そう思ってからは、「がんばれ~~!いま、ともちんセットアップ!」とか勝手に心で思ったりしてました(^^ゞ
そういえば、「あまちゃきちゃんって、水泳帽が似合うな~」と思ったのを思い出しました。
ヒヨコちゃん系の可愛さですね。
センターのアリスちゃんも、アメリカのカートゥーンの赤ちゃんみたいで可愛かったです。
(下級生男役の子たちも可愛いぞ!)

 

 

<フィナーレB> ここからパレードまで、息つく間もない怒涛の展開です。

 

ロケットガールズが走り去った後には、大階段に黒燕尾の男役が居並んでいます。
手には白い手袋。
ピストレロ(狙撃手)です。
長身が揃った黒燕尾の立ち姿は壮観です。

 

センターには、ダイヤモンド型に、悠河さん、蘭寿さん、北翔さん、悠未さんが並んでいます。
♪君に迫るピストレロ~禁じられた運命・・・
悠河さんが冒頭を歌った後、ザッザッと流れるように皆が階段を降りてきます。
あれ、たぶん1段飛ばしくらいに降りているんですよね?
なんていうか、もう潔い感じなのです。

 

ピストレロといったら、西部劇に出てくるガンマンのイメージがありますが、
あるいは、デスペラード(ならず者)のイメージですが、
このピストレロは、正装(燕尾&白手袋)。
名門貴族の師弟の名誉を賭けた決闘のよう。
あるいは、切腹に臨む者の白装束のような潔さ。

 

♪十字架に背を向けて 愛の罪に手を染めて~

 

歌詞に耳を傾けると、なかなか意味深・・・
ここまで決意しなくてはいけないほど、許されない関係ってどんなの?
タニウメの誰からも祝福されるような関係からは想像できない・・・
まさか相手がエヴァ・グレイ(鈴奈さん=スチュアートの叔母)???
なんて一瞬でも思ってしまったことは心の奥底に封印して・・・(焦)
やっぱり…Passion愛の旅のアレが思い浮かぶtheoさん。。。重症?

 

曲がバンドネオンになり、スパニッシュギターになり・・・
本当に私にはたまらないアレンジです。
日を追うごとに、悠河さんの「ピストレロぉぉ♪」がワイルドになっていきました。
私の心は何度も何度も撃ち抜かれて、風穴だらけでとっても風通しのよいことに…(^_^;)
このまま中日まで行きましょうか。。。

 

楽では、終わった時の拍手が凄くて、ショーストップするかと思いました。

 

 

黒燕尾の男役たちが舞台からはけると、大階段の上から白いドレスの娘役たちが階段降り。
これがまた綺麗で圧巻でした。
白だけ、娘役だけ、っていうのが清々しくて潔くて好きでした。
シンプルなだけに、ドレスの裾まで神経が通っているようで素敵。
コテコテしすぎない、飾り過ぎないシンプルな中にある美しさが、このショーの真髄かも。
ナンバーは「Let's Face The Music And Dance」、私の大好きな曲なのでうれしい♪
  There may be trouble ahead
  But while there's moonlight and music
  And love and romance
  Let's face the music and dance
  (困難なことがあるかれもしれないけど)
  (月明かりと音楽と愛とロマンスがあるあいだは)
  (音楽とダンスに向き合っていましょう)
現実はいろんなことがあるけれど、劇場にいるあいだは舞台をたのしみましょう♪(^^)
そう言ってくれているような気がしました。

 

センターはまちゃみちゃんを真ん中に、たっちんにアリス。
その後ろには宙組の綺麗どころが勢ぞろい。
目に清かな場面でした。

 

曲の途中から、蘭寿さんを中心とした男役さんたちが混ざり合い、
白と黒のスタイリッシュな色合いに。
娘役さんたちから、「Let's Face The Music And Dance」を歌い継ぎテンポアップ。
凄くたのしいです♪
ここは、組の全員が揃っているみたい。
歌い踊り、最高潮に盛り上がって終わります。

 

 

大階段の最上段に、1人。
ローズピンクの衣裳の大和悠河さん。
♪君をこの宙の下で待ち続け・・・
耳を傾けると、まるで陽月さんへの思いを歌っているような詩。
大和さんが階段中央まで降りてくると、上手より陽月さんが登場。
そのまま2人出逢うのかな?と思ったら、陽月さんは階段を昇りだします。
あら、まだすれ違い?(^_^;)
じらされた後で、やっと2人が向かい合って踊りはじめるのを見ると、余計に気持ちが高まります。
もう~~~上手いんだから~~~~)^o^(
キスをしそうで・・・離れていくところが、すごく好きでした。
もうっ、これってどうゆうプレイなんでしょうね~~~(笑)
濃厚とか、爛熟とかではなくて、
牽牛織女みたいに、久しぶりの逢瀬に恥らうような感じがたまりません(笑)。
(脱線しますが、宙組で岡野玲子さんの妖魅変成夜話が見たいなぁ~~)

 

陽月さんを包み込むような大和さんの眼差しに、ぐっときてしまったデュエットダンスでした。

 

 

ほのぼの熱々(バカップルともいう?)のトップコンビに祝福の熱い拍手が贈られ
2人が舞台から消えると、
大階段にたっちんの姿が。
響き渡る歌声、至極のハイトーン。
楽では、歌い終わりに自然と拍手が起きていました。

 

ペパーミントグリーンとシルバーの、本当に爽やかな衣裳で降りてくる生徒さんたち。
皆笑顔が素敵でした。
手には白い羽根扇。
どこまでもシンプルで、潔くて、気持ちが透明になるようなショーでした。
なんだか、笑顔と元気をいっぱいもらって、毎回毎回、幸せに劇場を後にしました。

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コメント

ちぎちゃんキラキラしていますよねータニちゃんもそうですが、この得体の知れない【華】というものを遠心分離器で取り出してみてみたいって時々思います(笑)

投稿: 一陽 | 2008/11/16 12:36

◇一陽ちゃん、
なんなんですかね。
その解析不能なものに心捕らわれるのは。
とりあえず、有効利用、平和利用を望みます。(^^)

投稿: theo | 2008/11/16 21:03

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