愛するしあわせ。
宙組宝塚大劇場公演「薔薇に降る雨」「Amourそれは…」4月28日の2公演を見ました。
11時公演、皆のお芝居の間が素晴らしく、今まで見た中で最も良かった気がします。
15時公演も、11時公演までは行かなかったけど、水準が上がってきているのは間違いなく、間がビタッとはまればはまるほど、じんわり来たりくすぐられたりして、面白さ倍増になってきてます。
次の観劇が楽しみだなーと思いながら家路についております。
以下ネタバレもいたします。
・
うめちゃんが上手い!
すごくこの役にはまってます。
おきゃんなところも大人びたところも純粋なところも表現されていて良いです。
まさこちゃんもどんどん良くなって、夜会のシーンのたらちゃんとのダンスに泣けちゃうんですよね。良かったねーと。
たらちゃんの笑顔が良いし、見つめるまさこちゃんの眼差しがやさしい。この夫婦、好き。
まさこちゃんが殴られるシーンは、昔悠河ちゃんも主演さんに殴られる芝居があったなーと思って感慨深い思いも感じます。
蘭寿男爵とジャスティンの掛け合いが本当に好き。
男爵、ジャスティンが好きですよね。
秘密のクラブに同伴するくらい好きですよね(笑)
あそこでイヴェットが現れなかったら…(^_^;)
彼の博愛精神は、ただ1人以外は皆同じってことかな〜なんて。
2人の馴れ初めが知りたいです。
港から船上のシーンが大好き。
男同士のやりとりも、主演2人のやりとりも。
ケレンみやあざとさはないけれど、さりげなく織り込まれた愛情が、正塚先生らしいです。
ショーも見れば見るほど大好きになります。
トリスタンとイゾルテのシーン、初日は、この色使い頭のネジが緩過ぎやしない?と思ったのですが、この色使いこそ岡田先生の愛だなーと思います。
人は幸あれかしと願うみどりごの産着に黒や濃紫は使わないもの。
(広い世界にはそういう文化もあるかもだけど)
あの幸せな祝福の色彩の中で微笑む悠河王子に、見ている私もしあわせがいっぱい。
木漏れ陽を愛おしむこのショーのコンセプトが胸に届くほどに、大好きになります。
(おまけ)
11時公演のショーで、まちゃみちゃんが蘭寿さんとの大階段のダンスのとき、
ドレスの裾がもつれたようになって踊れなくなりました。
大階段なので、けがをしないでとハラハラ。
無事裾を整えて蘭寿さんを見上げたまちゃみちゃんに
向けられた蘭寿さんの笑顔がやさしかったです。
15時公演のお芝居の冒頭。
悠河ちゃんのマイクがまったく入らない!
このまますぐに歌に入るのにどうするの。。。とハラハラ。
下手で誰かが自分のマイクを渡したようですが、それも入らず。
結局、マイクが入らないまま、銀橋の歌を歌いきった悠河ちゃん。
落ち着いた生声がステキでした。
焦ったと思うけど、そんなそぶりも見せずにやりきった姿に感動。
その頼もしさに惚れ直しました。
やはり連日遅くまでのお稽古の影響…?
と思いたくはないけれど、心配です。
でも、舞台そのものは、今日の両公演とも、とってもよかったです。
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コメント
theoさん、お疲れ様です。
ご無沙汰いたしておりますm(_ _)m
私も蘭寿男爵とジャスティンの掛け合いが大好きです。
仕事上のパートナーを超えて最後には長年の親友みたいな雰囲気があって、すてきだな~と思いました。
(なにはなくとも初日に観たい!と思い初日に観劇させていただきました。)
本当に「2人の馴れ初めが知りたい」です。
お芝居もショーも、またこれまでにない悠河さんを
見ることが出来て本当に幸せです!
ところで、ちょっとお伺いしたいことがありまして、メールフォームからメールさせていただこうと思います。
次回の観劇も楽しみですね♪
私も次に観るときはもっと記憶に焼き付けてこようと思います。
投稿: いけ | 2009/04/29 00:24
theoさん、遠征中に失礼いたしました。
ヘレンの気持ち、かなりわかってきました。
ありがとうございます。
お別れの場面で、そういうようなことを、ヘレンも言ってますものね。
そういうことを、いちいちセリフとして説明するのではなく、
含みながら進めていくのが、正塚作品なのかともおもいました。
二人は二人で、お似合いなのに、もったいない。
と思うのは、ようこちゃんとの並びが大好きな私には
珍しいことだし、それほどこのお芝居の登場人物に
感情移入させて見ているのだなと気づきました。
男爵は、こっそり船に乗り込んでいるか、
会社の調査員の誰かを、送り込んでいそう。
ジャスティンが困った時には、すぐに手を貸してそうです♪
投稿: yu | 2009/04/29 22:28
◇いけさん、
いけさんも初日にいらしてたんですね~!
本当に!
お芝居もショーも、いままで見られなかったタイプの
悠河さんの魅力を感じることができますよね。
今回は、蘭寿さんとしっかり絡んでいるのがいいですよね。
2番手さんとのこういう掛け合い、好きだなぁ~
◇yuちゃん、
正塚先生の作品って、「言わなくても分かれよ」ってとこがありますよね。
「なんて傲慢な男なの~」が定説になっている今日この頃(笑)。
でも、そんなところも嫌いじゃないです。(^^)
ジャスティンとヘレンのちょっとした心の行き違いが
リアルでいいなぁと思います。
小さなことだけど大きいですよね。
2人の会話が自然で、普通にどこにでもいそうな2人ってかんじ。
ジャスティンは、イヴェットとのことを心の奥底に閉じ込めて、
どこにでもあるような普通の生活に、幸せを見出そうとしていたんでしょうね。
なのに、イヴェットと再会してしまった・・・
しょうがないですねーーー(^_^;)
男爵、こっそり船に乗り込んでいたら面白いけど、
仕事もあるからそうはいかないかな(笑)。
でも、たとえジャスティンとイヴェットが破局しても、
自分とは切れることはないと確信していそうですよ。
そのときこそ、自分の出番!と
調査員を常に張り込ませていそうな気が。
(でも、ジャスティンもすぐに気がつきそうだしなぁ。本職だった訳だし)
投稿: theo | 2009/04/29 23:37