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2009/05/26

「薔薇に降る雨」異聞#3

わたくし、日頃から、非言語コミュニケーションで物事を判断して生きている人間です。

相手が発した言葉の内容より、そのときの表情、声のトーンなどのほうが重要なんです。
(夫とは真逆の性質なんで、よく齟齬が生じます…(^_^;)

そうやってン十年生きてきて、これまで、それほど大きな間違いは犯してないと思うので
たぶんこれで残りの人生も生きていくように思います。

私にとって、非言語=実用、言語=遊び、のような感じです。
(遊びのほうに、こだわりが強かったり…(^_^;)

とはいえ、自分自身が非言語重視(言語不得意)だからって、
実生活は感情のやりとりばかりじゃないので、ちゃんと言葉で通じるようにしなくてはと思ってます。
がしかし、それには時間がかかります。
打てば響くように、とっさに流れるように話ができる人が、子どもの頃からの憧れです。

観劇すると、とりとめもなくいろんなことを感じ、それがどんどん溜まります。
これまでは、その心にあるいろんなことを、時間をかけて言葉にして整理して
自分で再確認する作業をしてきましたが、
この公演では、その作業をする時間がなくて、感じたことだけが地層のように
いま心の中に埋もれています。
あるときはジュラ紀の感想が顔を出し、あるときは新生代の感想が顔を出し…
(男爵目線は新生代のような気がする…)

こんなとりとめもない感想でよろしければ、つづきをどうぞ。

(notice:盛大なねたばれ展開中)

S.5 カフェ

公演プログラムを見て、いまはじめてこのシーンが「カフェ」だったことに気づきました。
おそずぎ~~(汗)。

いや、夕暮れだなぁとは思ってたの。
メッセンジャーボーイか郵便配達人かと思っていた人が運転手で、
愛月ひかるちゃんだというのも、プログラムを見て初めて気づきました。

いや、なんで、夕暮れにぼけ~っと待ちぼうけしているジャスティンのもとに、
ちゃーんとイヴェットからの手紙が届くのか、不思議だったんです~
ナットク、納得…(^^ゞ

ということは、約束の時間から夕暮れまで、ジャスティンはカフェでぼけ~~~っと
イヴェットを待ち続けたってこと?
か、可愛いじゃない、それ!

いったい何時間待ったのかしら?
こんな可愛いジャスティンを、このとき男爵が見ていたら
涎垂らして放心しちゃってたでしょうねぇ。
(たぶん、新聞に穴を開けて、ずーーーっと見てた。何時間も)

(って、私は男爵をなんだと思っているのかな。私と同趣味?同嗜好?)
(そっか、この公演中私は、お芝居でもショーでも、妙に蘭寿さんにシンパシーを感じていたのは、そういうワケだったのか…)


S.6 別荘

門から奥の屋敷に向かって叫ぶジャスティンがせつなくて、でも可愛くて、たまりませんでした。
そんな、ちかっぱい叫ばなくても・・・ってくらいなのがいいんですよね。
こんな可愛いジャスティンを、このとき男爵が・・・(以下略)

あこちゃんのコンスタンタン(メイド頭?)の棒読みの冷たさ加減が、ムカツク~!ってかんじでよかったです。
大人の世界の壁、みたいで。
青春だわ~!

封筒の中身を知ったときのジャスティンのリアクションが好きでした。
お金より恋情(パッション)ってかんじで。
てか、お金の本当の価値をまだ知らないのね。青いわ~)^o^(
青春グラフティだわ~!

でも、つくづく、このあたり、元軍人の25歳過ぎの男には思えなかったんですが…。
芝居が、じゃなくて、脚本が。
こんなに直情的で、正直で、真っ直ぐだったら、すぐに戦死しちゃいますよ?
(え? 本人の知らないところで、ジャスティン親衛隊が彼を守ってた?? やっぱり…)


S.7 ホテル

白いドレスのイヴェットがアン王女(ローマの休日)みたいで眼福でした。

そして、ここでもベロニカのなぞ。
まだ社交界デビューはしていませんよね。

ジャスティンがホテルマンの扮装をしているけど、ジャケットのエンブレムがステラマリス~!
冒頭から次のシーンまでずっと、ジャスティンはジャケットだけを着替えて大忙しで登場です。

お互いを見止めるや、ジャスティンはイヴェットを壁に押しつけて・・・

いきなりのパッショネイトなキス。キス。キス。

恋するジャスティンにとってこの障害は、ジェット燃料よね。この発熱量と燃焼性。すごい。

「列車を降りればいい」
なんでもやっちゃう。なんでも言っちゃうもんね。

「両親を裏切れというの」

「君次第だ。ぼくは待ってる」

ひえぇぇぇ。

「信じてくれ、君を愛している」

ひきょうものめぇぇぇぇぇ。

殺し文句連発です。
こんなふうに言われたら、イヴェットも「Oui」としか言えないと思うの。

きっとイヴェットは、あとでそうとう迷い悩み、苦しんだと思います。
義理(親)と人情(恋)のはざまで。
本当に、ジャスティンって罪作りな男ですよねぇ。
(それをね、7年経っても理解していないところがまた・・・、また・・・、可愛い… )^o^( )

やっぱり・・・ジャスティンとイヴェット、7つも年が離れているとは思えないんだなぁ。

イヴェットは現れず、ジャスティンはそのまま旅に出る。

「以来、彼女を見かけることはなかった。今日の今日まで」

(いや、イヴェットは普通に貴族のお嬢様してたんじゃないすか?)
(1年くらいは軟禁されてたとしても、それ以後は…)
(調査会社も調べられないようなところに、閉じ込められてたんですかねぇ)
(あ、自殺未遂で入院とか?)

けっこう謎な部分でした。

(案外、優しい女性に甘やかされて、ぽや~んと月日が経っちゃったんじゃ…)
(それを、いまさら会ったら昔以上にイイ女だったからって・・・つまり、そういうことでしょ?)
(もう、勝手なんだからぁ~ )^o^( 可愛いわ~)

(つづきます)

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