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2009/05/28

「薔薇に降る雨」異聞#5

ムラで見たチケットを数えてみたら、25枚(貸切公演含む)。
全公演の半分は見たんだなぁ。
この1ヶ月は、家にいるよりムラに滞在している日にちのほうが多かったし。
考えたら、幸せな時間だったかも。。。

東宝はいったい何公演見られるんだろう。
どれだけ悠河さんに会えるんだろう。weep

#4からの続きです。

あいかわらずのねたばれ大展開中です。

S.9 街路

公演プログラムを見て、いまはじめて気がつきました。
あー、ここ、街路だったのかー。

どこかの森にでも迷い込んでいるのかと思ってました。
なんとなく。殺風景だし、立ち木があるから…(^_^;)

「そろそろ教えてくれないか。君の家なんだから」
「だから、私も探しているのよ」

「たちの悪い酔っ払いだな」
「あなたこそ、役立たずだわ」

このあたりの会話が古い外国の映画みたいで好きでした。

本当はすぐには帰りたくない女。
酔った彼女に翻弄されながらも機会をうかがっている男。

互いを探る2人がじれったい。
仄見える2人の秘めた本心。恋愛の機微。

広ーーい大劇場の舞台に、男女が2人きり。
離れて腰掛ける距離感がせつない。

会話はつづきます。

女に裏切られたと思い、自分の賭けに負けたと思い、心に傷を負った男と
男のために自分を愛する両親を裏切ろうとして為しえず、
結果的に男も裏切ることになってしまった女。
どちらの傷がより深いのか。

自分の古傷が疼くからと、相手の古傷まで抉ろうとする男。
ほんと・・・自分勝手で迷惑な。でも、ジャスティンだからゆるせます。
きれいな、甘い顔の男は身勝手が似合うから。

「私死のうとしたの。二度」

イヴェット、それを言っちゃったらもう、後戻りはできませんよぉ。

「満足?知りたかったことが分かって」

「ただ、悔しいよ。悔しくてやりきれない」

ジャスティンの表情が好きでした。
(もの悲しげな男の顔は武器ですよね)

「忘れましょう。今日のことは。送ってください。もう帰るわ」
本当はそんなに酔っ払っていたわけではないのよね。

「結婚するのか」
「ええ」

「家を守るために」
「そうよ。あなたはずっと1人?」

「そうだ。けど今は、親が気に入った相手がいる」

観劇後の語らいで、このジャスティンのセリフが物議を醸していました。
「男って狡い」と。

だけど、スイッチが入った男の人ってそうなのよ。
本能よね。
チャンスは逃さない。頭で考えているわけじゃないの。

こういうときの男の人の思考の都合の良さには驚くばかりです。
ジャスティンも、目の前の獲物に狙いを定めた、ただの男なのよね。このときは。

そして、イヴェットもまた女なの。

男が何を求めているか、本能でわかってます。
どうすればいいのか。本能で知ってます。
抗えばそれだけ、男の血中アドレナリン濃度が増して、それが自分に向かうこと。

まぁ、このあたりは、フルコースにおけるオードブルっちゅーか。
ジャスティンの言ってることなんて、冷静に聞いたらツッコミどころ満載だし。
(なにが「本気だった証に」やねん。)

それでもってイヴェットったら、そんなジャスティンを煽る煽る。
(攻め態勢の男のPassionは「NO!」で煽る。美味しい時間のための女の鉄の法則)

ジャスティンはまんまとはまってるし。(この一直線さがいとおしい~)
互いに即興でここまで盛り上がれる2人は、やっぱり相性バツグンだと思います。

「たのむ。忘れてくれ、なにもかも」

最終的にこれを言わせたイヴェットはすごいなぁ。同性として見習いたいものです。
そして、イヴェットをがっつり抱擁するジャスティンの背中が大好きでした。

2人が舞台から消えると、場面は変わって、みーちゃんとあこちゃんの官能ダンス。

いったいこれは?

「きっと2人が泊まったホテルの部屋のお隣さん」ということで、私の周囲では落ち着きました。
このお隣さん、楽に近づくにつれて、どんどん濃厚にどんどん激しくなってました。ひゃ~sweat01

(つづきます)

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