自分は自分だから。
自分が感じたことを書く。
それが、ここのポリシーです。
同じものを見ても感じる事は十人十色。それで良いはず。
皆が良いと言うもの、価値があると言うものにしか価値を見いだせないなら、それは自分があるとは言えないのじゃなかろうか。
見たものに価値を見出だすのは自分自身の感性。経験。人生。
そんな思いでやってます。
宝塚大劇場では現在、私の最愛のタカラジェンヌである宙組トッブスター大和悠河さんが退団公演中です。
それなりに覚悟はしていたけれど、退団公演というものがこんなに自分の心をナーバスにするものか、とあらためて感じています。
それは、他のファンの方も同じでしょう。
ネットの中の情報を読んで「心配で」とメールをしてこられる人がいますが、「ご心配なら、劇場に行って、その目で確かめて下さい」と返信しています。
ご覧になったものが答えです。
・
同じものを見たからといって、全員が同じ感想ではないでしょう。
人の感想を聞いて不安になって、人の感想を聞いて安心して。
それって虚に踊らされているだけだと思います。
別に観劇は義務じゃないから。見たい人が見れば良い。
でも少なくとも、本気で心配をしていると言い切れるのなら劇場で自分の目で確かめてほしい。
ただ自分の不安を拭いたいがために人を巻き込むのなら、それはちょっと考えてほしいと思います。
劇場で見た答えは、見たその人の感性。経験。人生。から導き出されたものです。
それに自信を持てばよい。そう思います。
すべてはそれからだと思います。
自分の感性、自分の思い、自分の人生を愛おしむこと。
まずはそこから。
心に余裕があるならば、自分以外の人の思いや人生も愛おしみたい。
そんな思いで過ごしています。
ただ、今この時期、余裕のない自分に翻弄されたり。
行く先の知れない自在にならない宙を浮く乗り物に乗っている心地です。
自分がそうだからこそ、お互いに思いやりや気遣いは必要だと、自戒と反省もこめて思っています。
えーと。
本当は、男爵の××疑惑(まさに私の感性〜(^_^;)について書くつもりでしたが、また後日に。
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コメント
自分は自分だから・・・
新公で初主役を務めたかいちゃんがそう言っていました。
私も自分が観た時の感情が全てです。
その時の自分のおかれた場所や色々でも受け止め方が
変わって来ますし。。。自分のご贔屓が辞められる時
はそれは切なくて自分も黄泉の世界に連れて行って
欲しかったし。
色々ありますが時間が限られています。
ご贔屓と過ごす時間を大切になさってくださいまし。
投稿: 一陽 | 2009/05/12 15:17
劇場で観る事、感じること。
それが私のポリシーで、今まで過ごしてきました。そしてそれは間違いではないと、今も思っています。
今の私は何もいえませんが、全ての方に観たこと感じたことに正直であれと思います。
私は、これから7月5日まで自分の決めた道を全うしたいと思ます。
theoさんとは、ベクトルが違ってしまいましたが、気持ちは同じです。
投稿: エレナ | 2009/05/13 00:50
◇一陽ちゃん、
かいちゃんの挨拶、微笑ましくてよかったですよね。
あれ、フランシス(みっちゃん)のセリフなんです。
ネットの感想に対する反応に関しては、つねづね、
もっとリテラシーを培ってほしいと思うことが多々ありましたが
最近、ちょっと目に余るわ・・・と思うことが。
書いている人のスタンス、立場、観劇頻度、精神状態などなど推察できる材料はあるわけなので
書かれている内容についても、読む側が読み解く必要があると思います。
言葉尻や語気の強さとかだけに過剰に反応してみたり、
伝聞と憶測で書かれている対象を批判する。誉めそやす。
そこに実はないじゃない。と。
最初は憶測で語られていたことが、まるで事実のように語られていたり。
批判も賞賛も、自分の目で見てからしてほしいと思います。
◇エレナさん、
エレナさんのそのポリシー、わかっているつもりです。
そしてつねに正直で有言実行なことも(笑)。
けっきょく、自分の目で見て、自分の心を動かさなきゃね。
それが「観劇」ですよね。
人の感想を読んで見た気になっているのって・・・なに?と思います。
主人公の1つの行動。
それがゆるせる人もいれば、絶対にゆるせないと思う人もいる。
それでいいんですよね。
そう思う自分に自信をもつ。
あるいは、そう思う自分自身に疑問を投げかけ、答えをさがす。
そういうことを1人で突き詰めるもよし、
観劇仲間と語り合うもよし。
(そこでネットを利用するなら、それもよし)
それが、私にとっての観劇の醍醐味です~
ベクトルはちがっても、エレナさんの鋭い観察力からくる感想は
私にとって観劇後の甘露なので、これからもよろしく~
投稿: theo | 2009/05/13 01:47