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2009/06/04

「薔薇に降る雨」異聞#10

わーい。悠河さんの握手会決定~。
この日なら行けそうな気がする・・・。
(迷わずに行けますように・・confident

最近、悠河さんの声が変わりましたよね。
いまの公演くらいからかな?
いままでより幾分低音になり、落ち着きと深みを感じます。

疲れすぎて肩の力が抜けたから?とか思いましたけど、
今日見たCSニュースのお稽古場風景でも、やっぱりそうだったので
ずっとこのままなのかな。
いつまでも少年のように思っていた子が、ふいに大人の男性になったみたいで
かなりときめきます。

卒業間近であっても、いつまでも、ときめきをくれる悠河さんって好きだわ~)^o^(

って、またお馬鹿小爆発したところで、#9からのつづきです。

盛大にねたばれしています。

S.13 イヴェットの屋敷(その1)

ああ、このシーン。幾度ともちんに、心の中で謝ったかしれません。。。
(悪いのは私よー。もっと悪いのは正塚先生よー。)

グザヴィエさん(ともちん)、ストライプのスリーピース(!)で下手から登場。
(ベストまでストライプですよ、アナタ)
リアル男性より、男らしいです。
(松田優作さんみたいな役が似合いそうな男ぶり)

迎えるアルヌー夫妻は心なしか心ここにあらず。
「まあ、おかけになって」
アルヌーの奥方(あゆみさん)が気怠くグザヴィエさんにすすめます。

アルヌー伯爵(すっしーさん)ときたら、グザヴィエさんや奥方(上手)とは離れた椅子に
ぽつねんと座っちゃうし。
(下手舞台ががらんとしているから、苦肉の策?)

一方グザヴィエさんは、長年想いつづけていた“社交界の薔薇”イヴェットとの婚約を
承諾されて、きっといまが、人生の春たけなわ、陽春の候。ウキウキ感を隠せません。
沈み気味の夫妻の雰囲気も意に介さず、自分のプランを披露しちゃってます。

社交界の薔薇といわれた伯爵令嬢を妻にするんですから。
格式にのっとった婚約披露の宴じゃなくては。
費用はいくらかけてもいい。
錚々たる名門、名士を集めて、賞賛と羨望をうけて彼女を獲得したことを知らしめる。
男っぽい容姿と、莫大な資産と力をもつ男の意外に子どもっぽい、可愛らしい一面。

でもね。アルヌー家にしてみたら。
はっきり言って、うざい。

この温度差が、絶妙に表現されていました。

「まあ、反対はしませんが」
投げやりとも取れる伯爵の返事。目線はどこに?

没落しかけた貴族が、一人娘を成り上がりのブルジョアに嫁がせて破産を免れた――
口さがない社交界の人々の声が聞こえるようだ。
それも、よしとしなければならないのか。没落とは、そういうことか。

諦めと人間不信に陥ってそうな伯爵。
(人が好すぎて、出資した相手にばっくれられてしまってるし)

「お待たせしてすみません」
そこへイヴェットと弟のフランシス(みっちゃん)登場。

グザヴィエさん、弟への挨拶をすませると、すぐにイヴェットに。

「今日は一段と綺麗だ」

うれしいねぇ。グザヴィエさん。(^^)(ちょっと可愛い♪)

「よければ、これを」
コートのポケットから小さな包みを出してフランシスへ。なにかな。
フランシスは受け取ってお礼もそこそこに下手に消えます。
あんまりうれしくないのよね。

(あれ? なんでコートはあそこ=椅子の背もたれにあったんだっけ)
(伯爵家の使用人は、客のコートもうけとらないのかなー)
(使用人もまともに出迎えられないくらい、いきなりの来訪?)
(グザヴィエさん、私が思う以上に礼儀を知らない成り上がりさん?)

「結婚を承諾してくださって、感謝します」
「私のほうこそ、家がこんな状況ですのに」
「ご心配なく、私が解決して差し上げます」

うーむ。グザヴィエさん、調子のりすぎ。
これでは、空気読めない人か、腹に一物ある人ですよ。
で、いったい、どっちなんだ、グザヴィエさん。

「あなたにもお渡ししたいものがあります。これを」
またまた、グザヴィエさんは自分のコートのポケットから小箱を。
(しかし、コートのポケットに入れすぎじゃない?)

「あなたのために買いました。つけてみてください」
大きな石の指輪です。

「素晴らしい。よく似合います」

グザヴィエさん、イヴェットと結婚できるのがうれしくて、
伯爵家と縁戚になれるのがうれしくて、
宝石店のショーケースを目にすると、「イヴェットに似合いそう♪」
「弟になるフランシスが喜ぶんじゃないかな♪」と
彼らのためになんでもご購入あそばすみたい。
(こりゃ、外商部も張り切らずにいられない)
(婚約指輪を発注するついでに、5~6点はイヴェットへの贈り物を誂えたかも)

「もうこれ以上はなさらないでください。父の負債だけでも大変な額ですのに」
「しかしそのおかげで、あなたとこうしていられる」

「私が、お金のために承諾したとお思い」
イヴェット、なかなか。(でも、そうじゃん? お金のためでないなら家のため?)

「いや、そういう意味でいったのではありません」
グザヴィエさん、敵はなかなか手強いですよ。たいじょうぶ?

「始まりはどうでもいいと思うんです。いずれあなたが、私をよく知って下されば――」
「自信がおありなのね」

イヴェット、かなりアイロニックですね。
でも、めげないグザヴィエさん。

そうそう。千載一遇のチャンスを目の前にしたら、男なら食いついていかなきゃね。
それが、相手の弱みに付け込むことになったとしても。
たとえ、品がないと思われても。

これがハーレクインだったら、グザヴィエさんは間違いなくヒロインと結ばれる役なんだけど…
お金持ちで、男前で、強引で、どんなことをしても、ヒロインを手に入れようとしている…
誤解と感情のすれ違いの末に、ハッピーエンド。。。。

だけど、あいにくと、これ、正塚先生の作品なわけ。
コートのポケットには夢しか入ってない、ピュアな男に軍配が上がる寸法なの。
(そのほうが、世の多くの男性に都合がいいのよね。正塚先生は男性の味方)

「そうだ」
落ち着かないグザヴィエさん。
じつは、イヴェットを食事に誘いに来たんでした。

そして、イヴェットを乗せる車はデューセンバーグ。
「あれにあなたを乗せたかったんだ」

彼的には、「これしかない」んですよね。
どっかの素人の手作り車じゃありませんよ。
もちろん、イヴェットが乗ることを考えて架装させたオーダーメイドですよね。
彼女がそれを喜ぶかどうかは別として。(それ大事じゃん)

「車で待ちます」

これから身支度をするというイヴェットを残して、グザヴィエさん、退場。

(つづきます)

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コメント

「悠河さんの声」私も感じました。
お茶会の時に唄っているような、
力の抜けた歌い方だなぁと思います。
東京の初日もそんな感じでしたよ!!

投稿: ちょこれいと | 2009/06/07 09:45

◇ちょこれいとちゃん、
そうなんですねー!
ちょっと低くなったのか、喉の調子なのか(笑)
私もとても好きです、低めのやさしい声。
観劇がたのしみです。
(けど、いったい何公演見られるかなぁ…)

投稿: theo | 2009/06/07 11:51

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