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2009/10/18

夜霧のしのび逢い。

 月の青い光りを 受け 妖しく輝く おまえに

 惑い囚われて こんなにも こんなにも 苦しい・・・


岡田敬二先生のロマンチック・レビュー「テンプテーション-誘惑-」。
第4章「ヒート・アップ」 場所はフロリダのナイトクラブという設定。

男たちは白に原色のストライプのスーツとソフト帽。
女たちは露出度の高いアシメトリーな原色のドレス。
皆で軽快なラテンリズムを歌い踊る。

真ん中にスカイブルーのジャケット(インはレーシーな赤いシャツ!)に白いパンツの
ラテンラバー(和央さん)を迎えて、さらにヒートアップ! 陽気に軽快にさらに熱く。
音楽はなかなか止まない。

そして・・・音楽が止んでも熱は冷めないまま舞台は暗転。
曲調もアップビートから、聞き覚えのある気怠くスローテンポなものに――
それが、映画「夜霧のしのび逢い」のテーマ曲「La Playa」。

ラテンラバーのリッキーこと和央さんは、ブルーのジャケットを脱ぎ、
舞台の高いところからセリと一緒に降りてくる蛍光オレンジの
アシメトリーのドレスの女――それが、ペネロペこと悠河さん。
長い手足、高い胸、バービーのようなスタイルです。
もう釘付け。

セリがフラットになって、フリオこと初風さんやベルナルドこと水さんと踊る悠河さん。
お、おおきいぞ。
ス、スリットも深いぞ。。。(狼狽)

 闇を彷徨い 求め合い 渇いた心を 潤す

 忘れられなくて 愛したい 抱きたい おまえを


和央さんをみつめる悠河さんの眸が可愛い。
踊りながら、徐々に距離をちぢめて・・・
大きく腕を広げると、その手に後ろから手を添える和央さん。
悠河さん、しっかりヒールがあるのに、やっぱりそれより大きい和央さん。
すてきな身長差。
手をとられたまま、一緒に踊る悠河さんのうれしそうな表情が可愛い。
衣裳は大人っぽいけど、清らで愛らしい。
この人、男役なんだっけ。。。。?


 夜空に咲く 花火よ 一夜だけの 愛の灯

 醒めた心 燃やして これほどまで 愛しい


和央さんの腕に巻かれ、抱かれるようにして相手をみつめる悠河さん。
響き渡る、初風さんとかなみちゃんの甘いハーモニー。
和央さんに駆け寄る悠河さんがまたまた愛らしくて。
深いスリットから覗く脚が健康的に色っぽくて。
くるくる廻されるさまがまた可憐で。(おおきいのに)


 星が消え 夜明けが来ても 消えずに 微笑む まぼろし

 先のない夢に このままふたりで 酔いたい

 こんなにも こんなにも 愛しい 

 愛している Amor...


そしてキス。

花火が打ちあがって、ふりむいて和央さんに笑いかけるところが
また可愛いんだ。もう♪

バイラバイラの音楽がはじまって、ツーステップで踊るのも可愛くて。
さっきまでしっとりとした音楽で踊っていたくせに(笑)。
もう、悠河さんにめろっめろの一連の場面でした。

「夜霧のしのび逢い」の甘美で背徳的な調べとはうらはらに
なんとなく遠慮がちなふたりも好きでした。
(いったい誰に遠慮してるんだーーー(笑) きっとココにはいないヒト♪)
(あ、だから「しのび逢い」なの???)

あの悠河さんに目尻を下げて、デレデレだった私は
やっぱり悠河さんの女装に弱いんだな。いまでも。
あ。もう女装じゃないんだっけ。。。(^_^;)


ついでにこの作品、私にとっては、はじめて本拠地、宝塚大劇場で見たレヴューでした。
宝塚とは、清く正しく美しいものだと信じていた私は、
「あーあ、愛より、テンプテーション(誘惑)~~~♪」とご唱和されて
ショックだったなぁ(笑)。

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コメント

私は宙組がこれが初めての公演でした。

この時の黒燕尾大階段も好きでした。
サイドに並ぶ男役さんの真ん中を
ズンズンズンと降りてくるたかこさん。

大和さんでこれも見たかったなぁ~と
岡田先生のシヨーだとわかった時に
思いました。

ペネロペちゃんの衣装は今でもあちこちの
ショーでみますよね。
それを見るたびに思い出します。

投稿: 悠生 | 2009/10/18 08:53

◇悠生ちゃん、
悠河さん、宙組組替え後の大劇1作目が岡田先生で
サヨナラも岡田先生だったんですね。

あの黒燕尾は、曲も良かったですよね。
ティンパニに合わせて、ゆっくり降りてくる和央さん、カッコよかったです。
生まれて初めて生で見た、大階段の黒燕尾にしびれました。
階段上で上体反り気味で片膝をつき、センターに傅くあのポーズがたまらなく好き。

あの黒燕尾の記憶があったから、
サヨナラが岡田先生なら、ぜひ黒燕尾の大階段を!と切望したのが
叶ってうれしかったです。

そういえば、ペネロペちゃんのカツラが東宝で変わったと聞いて
気になってしょうがなかったなぁ。
(のちに東宝楽の映像で見ることができましたが)

しかし――
「愛よりテンプテーション」(オ・ト・ナ)だったのが
「愛ゆえにこの世は美しい。幸せがいっぱい」になっちゃって(笑)。
(やっぱりトップのイメージかなぁ?)

投稿: theo | 2009/10/18 10:28

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