好きになった相手がたまたま。
このところ、会社の同僚とか友人で、私を宝塚ファンと認識している方たちから
たびたび「つぎはいつ宝塚へ行くの?」的なをこと訊かれます。
そろそろ行く頃だと思われているみたい。(まるわかりだよ馬鹿っつーか)
そっか、いままではそういうスパンで行ってたのね…(^_^;)
「え?行きませんよ。贔屓さんは退団したし」
と答えると、不思議な顔をされます。
な、なんで・・・? むしろ私のほうが動揺。
どうやら、宝塚が好きな人というのは、贔屓の生徒さんが退団したら
またつぎの人をみつけて、応援するものだと思われているみたい。
いや、そういう人もいるでしょう。
むしろ、そういう人こそ宝塚ファンなのかも。
そう思って、
「私は宝塚ファンではなく、好きになった人がたまたま宝塚の人だっただけみたいです」
と、今日訊ねてきた人には答えました。
うーん。これで正解なのかな。
・
ムラや東宝から離れた地に住む身では、シビアな選択を迫られるわけです。
お金や時間をかけるだけの価値があるかどうか。
(私にとって悠河さんにはそれがありました)
もし見に行って、あんな脚本とかあんな脚本とかだったりしたら
(何を想定しているかはご想像におまかせ)
行ったことを思い切り後悔しそうな気がする。
やっぱり無理。恐ろしい・・・ぶるる。
これはもうアレルギーに近いかも。
つまり脚本の問題?――かな? いや、そうともいえないかも。
脚本がアレでも楽しめたのが宝塚じゃん。
なんなのかなぁ。やっぱり宝塚が好きだったのだと思う。一時は。すごく。
好きだったし、夢見ていたし、信じていた。
でも、そんな気持ちをなんども裏切られてきた気がする。勝手に私がそう思うのだけど。
気づきたくない傷を思い出しそう。だから怖くてなんだか近寄れない。
この恐れを凌駕してしまうようなジェンヌさんとの邂逅があれば、また行けるかなぁ。
そんな出逢いがあるかなぁ。
あの生徒さんとか、あの生徒さんの節目には、やっぱり行きたいなぁ。
いまも好きな生徒さん、気になる生徒さんはいるのだけど
やっぱりいまは「負」の部分が大きいんだなぁ。私の中では。
すごい純情じゃん私。(←勝手に云っとけ)
だから、ゆっくり。おっかなびっくり。この距離を縮めて行こうかな。
それも娯楽(ゲーム)と思えば。またをかし。
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コメント
う~~ん、私は、たにちゃんで宝塚おさらばの予定のはずだったんですが、現状は、たにちゃんの遺伝子が垣間見れる下級生ファンになり、組変えした元宙っ子の主演作品観にいく予定だし・・・。
私は、たにちゃんが好きで、宝塚は興味なかったはずなのに。
今までも裏切り続けられて、今もその状態なのになぜか贔屓可愛さに通ってしまう、私の魔窟・宝塚。
最近、私はドMなのかとさえ思うようになりました。
あんなに好きだったたにちゃんを途中で放り出してまで
好きになった相手がたまたま今のご贔屓なのか・・・。
何時かお会いした時に、ここらへんをじっくり語り合いたいです。
投稿: エレナ | 2009/10/15 19:18
◇エレナさん、
なんだか当初の予想からすると
メビウスの輪っかの向こう側を行っているような気がするエレナさん…(^_^;)
残念ですが「可愛い」に理屈や理性は効き目がないと思われます(笑)。
(エレナさんはご本人が思うよりずっと情が深いと誰かが云ってましたよ)
語りたいなぁ。
魔窟にはまった人の話が聞きたいなぁ。
一時はあんなに逢っていたのに。
(そのわりに、ろくでもない話しかしてなかったのが残念)
3月にはお会いできるでしょうか。
投稿: theo | 2009/10/15 19:58