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2010/03/09

夢かうつつかわからない。

8ヶ月前に発表されて以来、ずっとたのしみにしていたカーテンズ。
可愛くてピュアなニキちゃんとも、とうとうお別れで寂しく感じています。

 

初日にびっくりしたニキの声。
なにより、私たちファンがあの声に慣れるのが最初の壁だったかも。

 

初日は、出しなれないトーンの声にニュアンスや感情を入れるのに
苦戦しているように見えました。
東京楽近くや大阪では感情や可愛いニュアンスを出せるようになっててよかった~
と思いましたが、2公演ある日のソワレになると声が疲れるのか不安定になってたかな。

 

本場から届いたという衣装はどれも似合っていたし(たぶんお直しなし)
金髪碧眼のビジュアルも大和悠河さんにぴったりの役でしたが、
やはり男役から転身の第一作目にソプラノという設定が、いちばんの難題だったかも。

 

チョーフィさんと踊る「最高の見せ場」のダンスはもう最高。
まず、ニキが踊れないチョーフィさんをリードして・・・という設定も
コミカルさとやさしさに溢れて微笑ましくて、にやけちゃうし。

 

途中から空想の世界になって・・・本当に夢かうつつかわからない・・・
ファンタジックなセットに、優雅に踊るダンサーたち。そして心地よいミュージック。
まさに、Let's Face The Music And Dance!
まるで、ジンジャー&フレッド!

 

ボクはどっちだった?!って・・・ジンジャーに見えるわけないでしょうが!(笑)
このおとぼけさん!(^^)!(^^)!って毎回チョーフィさんにつっこみたかったです(笑)。
そういうところが、チョーフィさんの魅力ですよね。
フレッドよ、と真面目に答えるニキもたいがいですけどね(笑)。
本当にお似合いのおとぼけカップルだわ~)^o^(

 

夢をリアルに見ることができる。
舞台ってこれがあるからいいのよね。

 

スクエアダンスのニキも好きでした。
いや…あれはニキというより悠河さん(笑)。

 

インディアンのキックアップ姫のセクシーなダンスに目を丸くして
興味津々な女の子たちをいさめるんですが、
じつは自分も指の間から覗いちゃうお茶目さ。
つられて踊りそうになて、いけないダメダメな仕草も可愛かったです。

 

そして、キックアップ姫とどっかぶりのセンター奥。
皆ペアで踊っているのにナンシー先生(ニキ)だけ相手がいない。
(いちおうお堅い女教師だから~)
それをいいことに、どこのスペイン?どこのマタドール?みたいな男前なナンシー先生というかニキというか悠河さん。
あれは狙ってましたよね(笑)。
ファン以外はセンター釘付けのシーンですもの。
キックアップ姫が隣にくるとすかさず可愛くなるナンシー先生。
その変わり身もプププ・・・。
そんなお茶目さに二度惚れしちゃう末期な私…(^^ゞ

 

それから、アーロンさんがジョージアをかばい、2人がやっと本当の気持ちを相手につたえる
感動的な二人のミュージックのリプライズのシーンのニキも大好きでした。
目にいっぱい涙をためて。ときにはジョージアさんの涙にもらい泣きしてたりして。
そしてさらに、ボビーの本心に衝撃をうけるシーンも。
「ああ、フランク…」にどんどん気持ちがこもるようになっていて。
あれがあるから、チョーフィさんへの恋心も深く自覚するようになるんじゃないかな。
だいたいが鈍感な子だから~。
(だから犯人の気持ちにも気がつかないのよ!)

 

犯人については、もしや再演もあるかもしれないので、やっぱりここでは書きません(笑)。
だって、プログラムは見せても犯人だけは言わないでお願い♪って
フィナーレでも歌ってたし。

 

本当に夢を見ているようなしあわせな時間でした。

 

素敵な作品と素晴らしい出演者の皆さんにブラボー!

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コメント

>夢をリアルに見ることができる。
>舞台ってこれがあるからいいのよね。

本当に。。。そう思います。
その場で生まれて消えていく感が好きです。

お元気ですかぁ~~

投稿: 一陽 | 2010/03/20 10:44

◇一陽ちゃん、
舞台は生きていますよね。
瞬間瞬間に生み出される感覚。空気。
刹那に感じたものを忘れられなくてまた舞台を見たくなって。
その刹那は二度と訪れないんだけど…。

I'm alive.
かなり元気です~~~
(ブログ更新してないけど…(^_^;)

投稿: theo | 2010/03/20 22:27

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