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2010年5月の6件の記事

2010/05/30

いつかのまさか。

博多に住んでいるので
基本、観劇は旅になります。
それだけで、私には痛い出費なので
観劇滞在中以外のイベントはあきらめることにしています。

けど、今回の悠河さんin宝塚は、かなり心が揺れたなぁ。。。

おととし2008年の夏、梅芸の「雨に唄えば」が終わって
でも、悠河さんはいろいろなお仕事で忙しい日々がつづいているみたいでした。

(すぐにPARADISE PRINCEのお稽古も控えていましたし)

神戸で横尾忠則さんとのトークイベントがあったり・・・
それがバースデー前日(8/3)のこと。

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2010/05/24

浮雲さん。

浮雲さんは、吉原No.1の花魁さんだ。

 

笑顔より、睨めつけるような凄みのある瞳が魅力。
気位の高そうなところも、見るからに高嶺の花。
高嶺の花は高値の花。
高級ブランドが好きそうな男の人にうけそうです。

 

会話はなかなか核心をついていて辛らつ。
それが面白い、と知識人を気取る人たちに思われるみたい。

 

彼女は、自分自身をトップブランドに見えるようプロデュースしているのよね。
思うままに好き勝手を言っているように見えて、
プライドの高い顧客たちの優越感をくすぐりながらも沽券を傷つけないように配慮している。
自分が頭を下げることの価値を、よく理解している。
賢い人です。

 

 

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2010/05/22

語ることで世界は嘘になる。

世界は「私」という密室のなかで窯変する。
各々が各々の物語を紡ぎ
同じ名前の登場人物も役割がちがう。性格もちがう。
目的も動機もちがう。

善人が悪人に。悪人が善人に。
物語を紡ぐ人の数だけ異なった人格が登場する。
異なった理由や異なった人生が語られる。
同じ人物のことなのに。

分冊文庫版『邪魅の雫(上中下巻)』を読みました。

コードネームは「しずく」―――っていうのに反応しました(笑)。
(しずくちゃん、どうしてるかなぁ)

今回は榎木津があまり登場しないのがちょっと残念。
でも―――さいごに

「かっこつけすぎ!」

榎木津は憧れの人だけど、あの眼で視られたくないなぁ。
私の中には邪まなものがいっぱい詰まっているから。

榎木津と戯伝写楽のおせいちゃん、
私にとっては、おなじステージにいる人たちです。

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2010/05/11

またもや、まさかの。

「まさかのCHANGE?!」大阪公演が発表になりました。
東京公演楽の翌日、翌々日の2公演。梅田のドラマシティで。

 

OGファンの先輩から、宝塚時代とちがって外の世界は「ふってわいたように」
お仕事の発表がある。。。とアドヴァイスはされていたんですけど、
まさかこんなに続けて大阪公演があるとは
露ほども思っていなくて・・・
東京は楽にかけてチケット申し込んでいました。
浅はかだったわ。。。
こんなことなら、中日頃に合わせておけば・・・なんて思ってもアフターザカーニバル。
後の祭り。

 

東京楽が終わったらそのまま大阪へ移動・・・。
お休みもらうの大変だァ。

 

 

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2010/05/08

やっぱり彼女から目が離せない。

大和悠河は面白い。
役者とは「媒体」だと思うけど、
大和悠河という「媒体」はそうとう面白い。
彼女という媒体を通してしか見られないものを見せてくれるから。
型におさまりきらないもの。
いったい誰が彼女を型に収めることができるのか。

本来の持ち味が際立っているうえに
役へのアプローチも独特。

時にはちょっとズレているんじゃないかとドキドキするアプローチも
一途にまっすぐにゴールを目指しているうちに、いつしか辿り着いている。

最短の道を探ってあれやこれやと試すうちに、最初の目標を見失ってしまうより
遠回りのようで、案外それは近道なのかもしれない。
器用とはいえないけれど、確かな道かもしれない。
彼女を見ているとそう思う。

しんどい道だと思うけど、けっして引き返さない彼女を見ていると
心は熱いなにかでいっぱいになっていて
われ知らず涙目になっていたりする。
それも彼女が発する魅力のひとつだなぁと
あらためて思うのです。

ぐずぐずしてなくて男前なところはいっそ心地よい。
泣き言は言わないし。

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2010/05/02

それを世間じゃ死ぬ気って言うんや。

本日退社後バス待ち中に、ツイッターでつぶやいていたら、
「GW昨年はムラにむらむらしてましたっけねぇ~ 」とレスをいただきました。

そうでした。
去年の今頃は、福岡にいるよりムラにいた日にちのほうが多かったような。

ムラ公演中の悠河さんは、公演期間中もお仕事やら組本の撮影やら
サヨナラショーやディナーショーのお稽古やら。
私たちは公演中なのにお稽古待ち状態。
ひたすら悠河さんを待ってました。

泊まっている私たちはいつまでも待てたけど
自宅から来ていて電車がなくなるからと、いつもぎりぎりまでねばって
けっきょく会えないまま帰る人もいたなぁ。
「また今夜も・・」と。
お手紙だけを託して。

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