てめいの小さな風呂敷に。
『戯伝写楽』の蔦重さんのせりふは、どれも奥深くて好きでした。
「・・・いけねえ、こっちまで呪縛にかかっちまうとこだった」
と額を打つシーンは、あまりの男前にくらくらしました。
いきで潔くて。
先を見据える老獪さと、若者といっしょになっておちゃらける軽妙さと。
両方持ち合わせている大人で。
そして大きい賭けに打って出る侠気。
世間とか大衆ってものを冷静に見据える眼力も、魅力的でした。
皆好き勝手に言うんだ。
しょせん、てめえの器の中でしか想像できないし、判断できない。
私もここに、いろいろ感想を書き散らしていますが
しょせん、私というフィルターを通して見たもの。
私の風呂敷に入りきれないものを、いっぱい取りこぼしていると思うし
私フィルターで見た、かんちがいや思いちがいもいっぱいあると思います。
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そういうことを前提にして、
あくまでも私は、私の夢を、私の真を追っているのだと思っています。
別の目でみれば、ただの幻―― 仮想でしょう。
それでいい、とも思っています。
ただ想像で仮想敵をつくったり
勝手にネガティブな決め付けをしないように
それは心して。
私は、私の五感を信じ判断する。
それがエンターテイメントの愉しみ方だと思います。
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