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2010年10月の6件の記事

2010/10/29

見瞠いた両の眼に飛び込んだ一瞬を。

戯伝写楽のDVDを見ました。

 

やっぱりいい作品ですわ~。
脚本最高。
音楽最高。
歌詞最高。
役者さん最高。

 

舞台を生で見たとき演出的な部分でもどかしく感じたところがあったんですが
DVDで見ても、そのへんは感じました。
衣裳がキモノということもあり、所作や様式などをふまえて
細かく芝居をつけてあげたほうがいいのじゃないかなと思える部分や
おせいちゃんがただ板の上でシナをつくっているだけみたいな部分。
そのへんを均して、再演されないかなぁ。

 

特典映像のバックステージ。
気ぃ遣いぃでとぼけた味のさとしさん、天然風味の悠河さん。
愛すべき2人の主演さんを、皆さんで盛り立ててらっしゃる雰囲気が
つたわってきました。
このメンバーでまた、再演されないかなぁ。

 

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2010/10/28

美しい顔をして。

TONOさんの「カルバニア物語 13」を読みました。
黒いバックの表紙は、13巻目にして初ではなかろーか。

相変わらず美しくて凶暴で稚くて男前のエキュー。
大好き。
悠河さんでどうかなーといつも思うです。
(どーでしょーか、荻田先生???)

ああ、ただ1つだけ問題が。
エキューって貧○だった・・・・・・
いやしかし。
立派に潰して男性を演じていた悠河さんにできないはずはない。

幼なじみで親友の女王タニアはヒヅキさんでどうだろう?
あ。
でもタニアは巨○だったんだった・・・・・・・
む、むりかな。。。。。

(以下ねたばれです)

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2010/10/22

Get Me To The Church On Time♪

博多座で「マイ・フェア・レディ」を見てきました。

大地真央さんのイライザがとっても可愛くて驚きました。
どのドレスもステキに着こなしてらっしゃって、うっとり。
ステキーと思いました。

アスコット競馬場でのドレス(ポスターの)はもちろんのこと、
レッスンのときの衣裳がシンプルだけど可愛くて、とても好きでした~♪
ローブデコルテのときだけ、ふと我に返り、
悠河さんはもーっとステキに着こなせるはずだもん♪とか思ったり。
(↑見たこともないクセに・・・
ダンスのお相手がコングさんだったから、つい悠河さんを思い出したのかも。

そのコングさん、存在感がありますね~(笑)
うわぁ~な役を好演なさっていました。
まさに、うわぁ~でした(笑)。
でも、センターで大地さんと踊るなんて、美味しい役ですね。

(以下、ねたばれもあります)

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2010/10/16

上弦の月。

昨夜は、夜空にきれいな半月が浮かんでいました。

美味しそう・・・
ちなみに私は鎌倉半月の抹茶風味が大好き♪

じゃなくて。
浮かんでいたのは本物の半月。
お皿をちょうど真ん中で割ったみたいな。

そのさまを弓と弦に見立てて、弓張り月というと勇ましいですが、
片割れ月というと、ちょっともの悲しい。
そんなことを考える秋の宵。

「半七捕物帳【一】」を読みました。
1冊に14編収められていたので、だいだい一夜に1話ずつ。

日清戦争が終わった頃、新聞記者の「わたし」が
赤坂に住む楽隠居の半七老人に昔語りを聞きに行く体で話はすすみます。
いまは悠々と遊んでいる齢七十すぎの
「まだ元気のよい、不思議なくらいに水々しいお爺さん」であるこの老人こそ、
江戸末期に活躍した岡っ引きの半七親分なのです。

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2010/10/14

すべては淡い夢です。

ゲキ×シネというのを初めて見ました。
前から興味はあったのですが、
いつも気がついたら、上映日程が残り数日で都合があわなくて・・・
今回も、あと2日だったので、明日しかない!と思い仕事帰りに。

見たのは、「ゲキ×シネ蛮幽鬼」。
すごかったです。見てよかったー!

これは現代のカブキ?
シェイクスピアの悲劇の要素とシェイクスピアの喜劇の要素も。
脚本がほんとうにいい。
演出も演者も、撮影も編集も、凄まじく最高。
スペクタクル。
まさにエンターテイメント。
ライブ感がつたわってくる映像。
ここぞ!というアングルの映像でした。

(以下ねたばれです)

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2010/10/01

おほらかに心地よく。

ことしも大濠公園能楽堂で忠三郎狂言会を見ることができました。
番組は、語「鎧」、「昆布賈」、「柑子」、「仁王」でした。

昨年は術後の養生で来福されなかった忠三郎さんが、「鎧」の語をされました。
お元気になられてよかったです。

良暢さんのおおらかさがますます磨かれて昨年よりずっと余裕がかんじられました。
笑い顔がいいんですよね~ ついつられて見所も笑ってしまう(笑)。
小狡さがまったくなくて、お馬鹿さに愛嬌がある良暢さんは、
「昆布賈」の大名がよく似合います。
脅されていいように、平家節だの小歌節だので昆布を売らされるのに
踊り節のあたりでは、状況も忘れて楽しそうに歌い踊りだすところが可愛かったです。
お父様譲りの大きくておおらかな声がいいです。

「仁王」でも、仁王になりきったポーズだけで愛嬌があって可笑しかったです。
腕や首や肩にいろんなものを引っ掛けられてもなすがまま(笑)。
オチが見えているだけに、すっかりいい気になってうれしそうにしているのが
可笑しくて可愛くてたまりません(笑)。
参詣人たちが、思い思いに掛ける「願」の内容も可笑しかったです。
たぶん、皆さん切実に願を掛けていたと思います。
煙草が値上がりしたによって禁煙したいとか・・・(^_^;)

千作さんと千之丞さんの「柑子」は最高でした。
すごくライブ感があって、大笑いしました。
三つ成りのミカンを2つまで食べてしまった言い訳がすんだところで、
平家物語にある成経、康頼、俊寛の流刑の話をはじめて・・・
オチがみえみえ~\(^o^)/ その間といい口調といい、
ここで笑かす千之丞さんサイコー(笑)。
1つ目を食べた言い訳から、どれもこれも、さんざん笑いました。

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