美しい顔をして。
TONOさんの「カルバニア物語 13」を読みました。
黒いバックの表紙は、13巻目にして初ではなかろーか。
相変わらず美しくて凶暴で稚くて男前のエキュー。
大好き。
悠河さんでどうかなーといつも思うです。
(どーでしょーか、荻田先生???)
ああ、ただ1つだけ問題が。
エキューって貧○だった・・・・・・
いやしかし。
立派に潰して男性を演じていた悠河さんにできないはずはない。
幼なじみで親友の女王タニアはヒヅキさんでどうだろう?
あ。
でもタニアは巨○だったんだった・・・・・・・
む、むりかな。。。。。
(以下ねたばれです)
・
いまをときめく美しき女公爵エキュー・タンタロット。
男のなりをして宮廷で暴れていたのが、
いつの間にやら、女王の花婿候補だったニックス公爵とラブラブだもん。
噂好きの宮廷すずめのかっこうのネタ。
「女王陛下の結婚予定者をうばった“魔性の女エキュー”」
なんとそうなるのか。
最初からストーリーを知っている読者からしたら、「ありえん」ですよね(^_^;)。
噂や中傷って、こーゆーふーに創作されていくのね。
「りりしくて快活で理想の王子さまみたいに思っていたわ」
「なのにいつのまにかドレス着ていい男と宮廷でデート」
「もうがっかり」
「ひどい裏切りだわ」
「あこがれた気持ちは何だったのよ」
「バカみたいよね私たち」
うぉー。
どっかでありそうな会話。ヅカファンの集う場所とかで。
そんな女の子たちのなかで、やっぱりエキューが好きだと。
女でも恋人がいてもかまわないと。
エキューのそばにいたいがためだけに、性格の悪い王族の寵姫になる女の子。
だ、だいじょうぶか・・・・?
性格の悪い王族こと、ナジャルは
頭がよくて、顔がよくて、性格がとことんひねている。
彼は、女王タニアを狙っている。
(クスリを盛って、タニアのパンツを下ろした卑劣な男だ!)
そんな男の寵姫になったアナベルちゃん。
エキューを思う一途さがじんじょうではない。
この子、以前も登場したことあるよね?と思ってさかのぼったら
6巻に出てた。2001初版。うー。
1年に1冊のペースだもんねー。
「おかげさまで♪15周年」って帯にあったもんねー。
わすれるわ・・・orz
お金のためだけに、魅力的でない男性と結婚しようとしていた地方貴族のお姫様でした。
結婚式前夜に花婿に多額の債務があることがわかって
結婚しなかったけど。
こんどは、エキューのそばにいるためだけのために
性格の悪い男の寵姫になるか。
一途で思い切りのよい娘だなぁ。
選択はまちがっているかもしれない。
でも、自分の目的のために一生懸命に努力をしている彼ら。
アナベルちゃんも。
性格の悪いナジャルも。
どうにか、彼らにとってよい道が拓けることを願わずにいられません。
いつも、おおらかで朗らかで、やさしいタニアが
ナジャルやアナベルに対しては、寛容でないのがいいかもしれない。
子どもっぽいとも思える対抗心が、なんだかチャーミング。
愛すべき登場人物たちの、その後は?
次巻は ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1年後?????(大泣)
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