好いとうよ。
宝塚雪組全国ツアー公演「黒い瞳/ロック・オン!」5月3日のソワレを見てきました。
すごーく良かったです。
お芝居もショーも、ちょっと懐かしい宝塚ってかんじで
宝塚を見たー!\(^o^)/ って気分で大満足です。
「黒い瞳」は本当に脚本がいいなぁ。
そして演出振付がいい。
立ち位置も生き方も年齢も違う男同士の友情が感動的に描かれてて
だけど、女性の生き方もないがしろにせずにちゃんと描かれている。
ミノロフ夫人、エカテリーナ2世、パラーシカとマクシームィチの恋。
動乱の中にあっても、ちゃんと人々が生きている。
トリオの存在が効いていて、1時間半でこの壮大なストーリーが収まっているのが巧い~。
たった数秒のダンスで、反乱軍が内部から崩れていく様子がわかるのが凄い~。
音月桂ちゃんはさすがの安定感。貴族の純粋なお坊ちゃまがお似合いでした。
舞羽美海ちゃんは、声が愛らしい。心のこもったセリフで泣かせるなぁ。
まっつ(未涼亜希さん)のプガチョフよかったです。
得体の知れない怪物というよりも悲壮感が勝つかんじでしたが、
彼女なりのプガチョフ像をつくっていたと思います。
優しげで育ちのよさそうな英国貴族の若様(クリフォード@マラケシュ)のイメージが
私の中でずっとあったのに、こんな骨太な役が似合うようになって…(しみじみ)
トロイカの場面のニコライとの歌、聴けてよかったー。それだけでも大満足。
・
かおりちゃん(晴華みどりさん)のエカテリーナ2世がすごかったー。
華があるし、気品があるし、ワッカのドレスと貴婦人のかつらがお似合い。
タカラヅカを見たわーって気分がとっても盛り上がりました。
声も落ち着きがあって素敵だし、なんといっても歌がいい。
貴重な娘役さんですね。
彼女だけじゃなく、雪組さんの娘役さんたち、いいですねー。惚れる。
ミノロフ夫人の舞咲りんちゃん、こんな大人な落ち着いた役を。。。
声が好きだったなぁ。
雪組の娘役さんたちは総じて、声の出し方が私好みだった気が。
パルミラをやった子、知らない子でしたが、すごい綺麗なダンスに見惚れました。
笙乃芽桜ちゃんっていうんですか。
彼女もだけど、踊れる子がいっぱいいていいなぁ。
あどけないジェローデル(笑)だったコマちゃん(沙央くらまさん)が色っぽくなってたり
一樹千尋さんはさすがのさすがだったし。(お茶目で大好き)
いや~本当によかったです。
タカラヅカっていいなぁって、ほんとの本気で思いました。
ショーのことは書ききれないので、また後日に。
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コメント
よかった・・・宝塚久し振りにはいい演目だったですね。
うろ覚えで間違っていたら申し訳ないのですが、初演の
時にそのトリオをやっていたのが、ユニタニキリだった
ような気がするのだけど違ったかな?新人公演では
タニ貴族のおぼっちゃま。ゆにプガでした。これまた
アテガキかって感じですよねぇ。。。
私も晴華みどりさんがよかったと思います。
投稿: 一陽 | 2011/05/04 06:47
ゆにプガ・・・って。。。
ゆひプガです。
投稿: 一陽 | 2011/05/04 06:49
◇一陽ちゃん、
お芝居もショーも当たりな全ツは近年珍しいかも(笑)
初演のトリオは、愛=霧矢さん、勇気=嘉月絵里さん、
祈り=悠河さん、でした。
新公のニコライとプガチョフも、本公とはちがったキャラクターを
醸しだしていて好きでした。(CSで見ました)
大和ニコライが真っ直ぐで正統派であればあるほど
大空プガチョフのアウトローさかげんがせつない・・・
何かに目を逸らし、もうすでに行く手を真っ直ぐ見据えられない葛藤が感じられる
そんなプガチョフで、またまっつとも違う悲壮感で。
新公も好きだったなぁ。
投稿: theo | 2011/05/04 07:42