生まれ変わっても。
シアタークリエ公演「風を結んで」18日のソワレは趣味友達と一緒に見ました。
お芝居は好きだからと上京のたびに一緒に観劇してくれる奇特な友人です。
そして見終わった後はいつも観劇トークで盛り上がるのが楽しみです。
だけどいつも電車の時間を気にしなくてはいけないので
いっそ泊まりましょう!ということになって今回はわざわざ1泊で観劇してくれました。
友人は弥助(小西遼生さん)がお気に入りだったようです。
わかっていたわ。きっとそうだと(笑)。
熱いタイプは苦手だし、冷静な一歩退いたような子が好きでしょう。
それであんな可愛かったらねぇ。
(それにいつもイチバンお顔が綺麗な子を選ぶのよね)
おおよそは察しはついていましたが、したり。( ̄ー ̄)*
弥助は、平吾や田島さんと一緒にいると自分を解放できて
とっても子どもっぽくなれるけど、
家ではもっと別の顔をしているのでしょうね。
(やっぱりねたばれでしょう)
・
サムライといっても彼は次男坊だから。
しかもこんなご時勢に。お家の役にも立てなくて。
もうすこし太平な時代であれば、いい養子の口を探して
家禄をもらって生きていけたでしょうけどそれもできない。
ただひたすら長男である「兄の家」の居候。俗にいうところの冷や飯食い。
女だったら、家のために身を売ることもできるのにとか考えたりして。
自分から問題を起こすような性格ではなくて、
家では云いたいことも我慢して控えめに生きている。
そんな彼にとって、熱血正義漢の平吾や
いつもひらめきや思いつきで生きているような田島さんとの行動は
笑いや驚きや喜び輝きを体験できるかけがえのないものなんだろうと思います。
一座の下働きでも、3人で一緒に働けたら彼は幸せなんだろうな。
でもその一座が解散してしまって。
希望を持っていた職もなくし
自分ももう二十歳も過ぎた若者で遊んでいられる歳でもない。
同じ年頃の仲間で一緒に頑張った栗山は思案橋の変で橘右近とともに命を落とし、
小弥太や伝四郎も薩摩の士族たちと合流しようと九州へ下る。
年齢が近いだけに、弥助も焦りを感じないわけにはいかないですよねぇ。
自分は何ができるのか。何をするべきなのか。
平吾の言うように、百姓をしようにも土地もなく
商売をしようにも知恵もなく、職人になろうにももとより技もない。
そんなところに
「さあ君も、お国のために抜刀隊になって九州へ行こう!![]()
キラキラーン」
なんて勧誘されたら、心が動きますよね。
出発前の彼の歌は、なんど聞いてもせつないです。
いろいろ浮かんできて。
針に糸が通ったときのなんとも嬉しそうな顔。
顔中墨だらけにしてパフォーマンスのお稽古をして
一生懸命無心に舞台をつとめて
拍手喝采を浴びた時の感極まったいい顔。
田島さんに振り回されて怒って、それでもやっぱりまた田島さんに振り回されてた。
九州で、無事に平吾と会えるといいなぁ。
きっと平吾は田島さんと合流していると思うよ。
また3人で笑って、こんどはちゃんとお酒を注いでもらってください。
でもってまた、田島さんに何回も何回も振り回されて、
怒って笑って生きてください。
・
18日のソワレは、中川さんの声がちょっとお疲れ気味だったかな。
マチネが神的に凄かったからなー。
その分、とても感情が入ったお芝居でした。
藤岡さんもかなりハスキーヴォイスになっていました。
舞台セットも垂直に使うことが多くて、皆さん大変だなぁと思いました。
坂も急だし。
由紀子さんはあのドレスで上り下り。
本当に役も、役者さんも精一杯生きている舞台だなぁと思いました。
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コメント
宝塚を卒業したご贔屓の舞台に行って共演されている方々
の良い演技に出会うと凄く嬉しくなりますよね。得をした
気分というか。ご贔屓が出てくると冷静さをやや失う(笑)
投稿: 一陽 | 2011/06/20 18:51
◇一陽ちゃん、
私は博多でかかる舞台以外で
遠出してまで見る作品はご贔屓の悠河さん出演のものだけなので
しかもそれを滞在中何公演かぶっ続けで見ることになるので
その作品の好き嫌いはとっても大きいんです~!
これからも「わたし好み」の作品に出続けてほしいなぁ。
(↑超わがまま)
これまでの作品がどれも好みだったのはラッキーでした!
はい。冷静ではいられなくなりますです。
今回は、バランス的に悠河さんにときめきながら
作品そのものも落ち着いて見られました(笑)
投稿: theo | 2011/06/20 20:51