日本橋架橋100周年。
岡本綺堂の「半七捕物帳」6巻を読みました。
これが最終巻です。
途中で掲載誌が変わったり中断もあったようですが、
執筆期間20年にもわたる人気作品だったようです。
最終巻になるとやはり最初とは雰囲気がちがうかな。
長めのお話も増えたし。
最後の「白蝶怪」は、半七の義父(舅)である吉五郎親分の手柄話で
他の作品のように伝聞の形もとっておらず、ちょっと異色な気がしました。
でも、とってもおもしろくて、岡本綺堂の他の作品ってこんなかんじかな?
と思わせ、江戸情話集とか怪談とか他の作品も読んでみたくなりました。
(・・・しっかりワナにハマってる・・・?)
半七老人の語りで、お江戸に興味津々になってしまいました。
9月に観劇予定の「100年のI love you」が日本橋の三越劇場での上演で
はじめてこの界隈に滞在するのもたのしみだったりします。
今年は、日本橋架橋100周年記念らしく、
(というか「100年のI love you」自体が「日本橋架橋100周年記念」と冠してあり
「100」がテーマの一つだそうです)
近くに「日本橋船着場」というのが今年できたようで
そこから「日本橋川クルーズ」なるツアーなんかもあるみたい。
い、行ってみたい~~
現在の日本橋は第19代目で、1911年(明治44年)の開橋なんだそうです。
それで100周年。(豆知識)
人形町界隈もたのしそうですよね。
頭の中はいろんなプランが・・・
でもね、悠河さんの顔を見ちゃうとぜーんぶ飛んでしまうと思うのです。
いつもそうだから。。。
どこへ行ってもけっきょく悠河さんしか見ていない幾星霜。