キャリオカ!
博多座8月恒例、宝塚星組公演「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」
18日のマチネを見てきました。
2日のソワレ以来約2週間ぶり。
いや~もうよかったです!
さらにさらにパワーアップで100倍良かった~
ノバの役替り、こちらのパターンが私は好きかも。
紅ちゃんのオーロ、2階へのウィンク飛ばしが水さんにそっくり!
びっくりです。
思わずキュン
自分の中でイチバン宝塚ファンだった頃に好きだったジェンヌさんの面影を
いまのジェンヌさんの中に見る。
そういう愉しみも宝塚にはあるんだって紅オーロの目線の使いっぷりを見て実感しました。
ちえちゃんのラテンの白いパンツの似合いっぷりは半端ないですね。
脚長~
ホントにカリオカな兄ちゃんだわ~
ノバとは関係がないけど、ちえちゃんにアステアみたいに
「カリオカ」を踊ってほしくなりました。
(あぁでもロジャースがいないわ・・・)
ウワサには聞いていましたが、クズ拾いの場面、すごいことになってました(笑)。
持ちきれないほどのプレゼント。
とうとう最初に持っていた麻袋(?)と形も大きさも同じような袋がもう1個増えちゃって
ソールは2つ担いでました。いや担ごうとしてたけど、
「これめっちゃ重いな」って・・・担げなかった(笑)
中身はお酒かなぁ?なんて云ってたかな?
博多弁と関西弁がミックスで、もうそのこだわりのなさがよかったです(笑)。
最後の歌とかとっても余裕ですごかったなぁ。
(博多座は生オケじゃなく録音だから大変ですよね)
ダンスも、ちえちゃんじゃなきゃ踊れないでしょってかんじの振り付けですね。
どんだけ片足でキープしていられるの?
えっここでウィンク?という驚きもあり、思わず「きゃ」でした。
本当に立派なトップスター様
ちえちゃんで、あんなのもこんなのも見てみたいなぁ~と思えるトップさんでした。
・
ともみんメール夫人は腰高! ボンキュッボン!
ちょっとコケティッシュな感じのメール夫人だった気が。
ともみん、女装で姐さん系イケますね!
ラムボワ(ナターシャ)とか見てみたいです。
コミカルなんだけどエストレーラやボールソを見るまなざしがなんだか慈悲深いかんじでした。
みやるりマールは純粋ってかんじがぴったり。
ブリーザにとって喰われそう(笑)。
幼馴染で年上の彼女に真剣になっている初心な男の子ってかんじがしました。
ブリーザとのデュエットなんて、とってもとってもしあわせそうなのに・・・
彼女のほうが大人すぎたんですよね・・・
彼には恋人のアヴァンチュールに寛容になるなんてできないですよね。
(可愛いけど愛の技巧はなさそうだ・・・)
客席降り、今回は通路側ではなかったけれどみやるりちゃんの位置に近くて
とってもうれしかったです可愛い~
れみちゃんブリーザはいっそう野性味溢れる猫族(キャットピープル)なかんじ。
マールのことは愛しい、でもオーロとの情熱的な関係に溺れちゃう。すごくわかる。
マールへの愛とオーロへの熱情は別物ですよね。
彼女が大人すぎてマールが純粋すぎた悲劇かなぁ。
ルーア神父がシスターマーマにやさしくなってたような気がしました。
というか、シスターマーマのアピールがすごいことになってる~(笑)
あんなふうに始終好き好きビーム出されたらしょうがないですよね
エストレーラは本当にお嬢様らしくて。
そのお嬢様が、裸足で現地の人たちと同じ振付で同じように激しく踊るシーンが好きです。
スリットから脚が丸見えでもおかまいなし。お嬢様、バカンスを満喫中ってかんじで。
ラストのパンツスタイルも本当にお似合い。
ソールとの別れを見ていると、本国とリオとの経済格差を思い知らされる気がします。
彼はカリオカ、彼女は外国から来たセレブリティ。
その残酷さがキュンとして好きだなぁ。
「めぐり会いは再び」、これほんとうに好きだぁと思います。
とにかく可愛い。
シェイクスピアなんかの喜劇っぽいところもあり、毒も多少はあるけど
嫌なかんじじゃない。甘くてなめらかでときどきひんやりドライ。
宝塚はこうであってほしいという夢を壊さないところが好き。
可愛いところはひたすらデレデレになって見られるところも好き。
とくに年下の魅力のアジス王子とシルヴィアにデレデレになっちゃいます。
リゼットもレオニードも可愛い。
前回は、ドラントとシルヴィアのシーンに泣かされたけど
18日は、そこは我慢したけど、油断していたら
リゼットとブルギニョンカップルに泣かされちゃいました。
滑稽なくらいの一途な可愛さに泣ける~
可愛くてたまらない~
お兄様もリュシドールも伯爵夫人も好き。
ドジッコのお姉様も、誰よりもいちばん悪戯好きなお父様もいい。
買収されちゃうユリウスや、アジス王子の従者くんたちも気になりました。
エルモクラートがオルゴン伯爵に耳打ちするところ、
伯爵家の使用人たちも連なって同じ動きをしてて、
あーなんだか「1914、愛」を思い出すわーと、感慨深かったです。
その動きや角度が、あー星組さんだーと思いました。
そういえばブルギニョン、最初の長いセリフはちゃんと云えたのに
そのすぐあとのセリフで恋人の名前が出てこなかったみたい。
「ジャク・・」で固まってました。
ご主人様が「ジャクリーヌ」と云ってくれて、「そう、ジャクリーヌ!」
そのままセリフを続けられたけど、そのあとの舞台からはけるときに
「ジャクリーヌ、ジャクリーヌ」とぶつぶつ云いながらはけてました。
痛恨のミス?(笑)
ドタバタで笑わせるお芝居ではなくて、
セリフをきっちり云って、お客さんがその意味をわかって笑う、
セリフの間で、意味合いが変わって、笑えたり笑えなかったりする、
このお芝居は、軽いけれど難しいコメディだと思いました。
それをここまで笑わせる、脚本をしっかり生かす星組さんの力量に感服です。
本当に面白かったです。
お芝居の客席降りでは、アジス王子の従者のお1人が私の席ちかくに来られて
私のほうをみつめて歌ってくださって、もうすこしで堕ちかけるところでした・・・。
(いや、じつは堕ちたのかもしれない・・・ロケットのあの子がそう??と気になったもの)
フィナーレ、博多座の大階段(中階段?)が、あんなに小さく思えたのは
湖月わたるさんぶりです(笑)。ちえちゃんが立つと。
そして、男役の群舞、2日に見たときはあまり印象に残る振付けではなかったのですが
今回よくみると、すごくない? ちえちゃん、なんでもないように踊ってるけど・・・。
スピードや勢いじゃなくあんな大変なポーズを続けられるって、、、と。
羽山先生ぽい振付だなぁと思ったら、あたりでした。
なんか、男役が簡単にカッコよく見える振付けをされないんですよね。
上手でないとカッコよく見えない振付をされる・・・。
ちなみに、KAZUMI-BOY先生の振付けもわかりましたよ。妙な手の動きで(笑)。
この振り、○○先生?と気づくのも宝塚観劇の愉しみの1つかなぁと思いました。
本当にショーもお芝居も、宝塚を見たわーと大満足な公演でした。
千穐楽まであと3日。
ますますパワーアップすることと思います。
ことしの博多の夏を極彩色にリリカルに彩ってくれてありがとうです~
| 固定リンク | 0
コメント
博多座では人数が少ないゆえパレードっていうのかしら
沢山の人が出たり入ったりの場面で三段重ねの傘を
持ってなにげにみやるりさんや紅さんが女役で登場
しているらしく見所なんだそうですね。
難しいことをさらっとできるのが一番凄いことですが
ちえちゃんのダンスはまさにそれだと思います。
時間があえば中日に行っちゃいたいくらいなんですが
残念ながら国外逃亡するため断念でありまする。
投稿: 一陽 | 2011/08/21 00:40
◇一陽ちゃん、
そんな見どころがあったとは!<みやるりさんや紅さん女役
そういえば、出をギャラリーしていたら
みやるりちゃんが自分の女装シーンについて語ってて
そんなシーンあったかなぁって思いました。
そのシーンのことだったのですね。
気がつかず惜しいことをしました!
本当に40人でやっているとは思えないショーです。
みやるりちゃん、体調不良で休演されてますね。
今日はどうなんでしょう。
海隼人さんもまだ一部休演中かな。
すごく体力使いそうな公演だし、休演者もいたりで
本当にトップさんから最下級生まで全員が出力全開で
がんばっている舞台だなぁと思います。
そういうときのジェンヌさんの底力ってすごいなと思います。
中日は早々にチケット完売しちゃったとか聞きました。
人気ですね。
リピートしたくなる公演でいいなと思います。
投稿: theo | 2011/08/21 11:43