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2011/11/26

来ませよ君。

大阪梅田シアタードラマシティにて
11月21日~23日に上演された宝塚OG公演
「DREAM FOREVER」4公演を見てきました。

 

この公演は10月29日の東京青年館からはじまって全国各地(西日本)をめぐり
大阪梅田ドラマシティにやってきました。
私は11月3日に地元福岡の大野城市の公演を見て、約半月ぶりの観劇でした。

 

1回見たきりでしたが、とにかく幸せになれる公演で
この半月指折り数えて待ち遠しく思っていました。

 

待ちに待った11月21日(月)大阪公演初日。
ツレさんの(鳳蘭さん)開演アナウンスでは福岡とおなじく拍手が。
大阪の皆さんも待ってらっしゃったんだなぁって思いました。

 

幕が開くと、板付きで電飾のセットにキャスト全員勢ぞろい。
「サ・セ・パリ!!!」
一番高いところのセンターに立つツレさんの下手隣りに
ピンクのスパンコールの燕尾を着た悠河さんの笑顔をみつけた瞬間から
私のテンションはMAX、so happy!です
わぁ~もう、こんなキラキラな舞台やお衣裳が似合うなんて。
やっぱり元タカラジェンヌ! やっぱり大和悠河だから!)^o^(

 

2曲目の「セ・シ・ボン」は悠河さんのソロ。
現役時代よりも大人っぽく艶の増した声で、セ・シ・ボン♪なんて素敵♪
いやもう、歌詞のまんまです~~。
この歌い方が好きで、クセになります。
やさしい華やかな笑顔も、なんて素敵。
キャンディピンクの燕尾に映えてうっとりでした。

 

マリコさん(麻路さきさん)が歌う「ラ・ヴィアン・ローズ」では
風花舞さんとデュエットを踊ります。
大野城で私をときめかせた風花さんに向けられるやさしい表情が
また見られて幸せ~ 

 

この場面、
下手席では悠河さんのその表情がばっちりと見られてきゃーきゃー
上手席では、その悠河さんのやさしい表情を引き出すゆうこさん(風花さん)の
ヒミツがわかりました。
ゆうこさんがあんなふうにお顔を傾けて悠河さんを見つめるから
悠河さんもあんなふうに首を傾げて・・・
そうするとますますやさしい顔が客席によく見えるんだぁって。

 

宝塚のいにしえの名曲集のコーナーで
真っ白な衣裳で悠河さんが歌う「タヒチの歌」。
♪南の島 魅惑の島 そは美くし 我がタヒチ 照り映ゆ月…
エキゾチックな曲調に文語体の歌詞が想像力を掻き立てて。

 

♪あー来ませよ君・・・
客席に向け伸ばした腕。招く指先のうごきが、
あーーー!悠河さんだーーーー!)^o^(
この人を招く指が大好きだったのーーー
うれしくってテンションあがりまくりでした。

 

マリコさんとペアで歌う「ディガディガドゥ」。
裏声の「ドゥドゥ」が可愛い。
♪わたしはあなたがじっさい好き~
二人の邪気のない明るい持ち味がおどけた曲をいっそう愉しくしてたみたい。
そして客席降り!
素直に無邪気にうれしい限りです。
きゃぁぁぁと(心の中で)ときめいた者が勝ち!みたいな(笑)。
OG公演を見るのに、とりすませてちゃダメ。
演出にのって愉しまなくちゃ。
明るく照らされる客席は笑顔でいっぱいでした。

 

マリコさんが、白地に金の繡のヒラヒラのラテンのお衣裳で登場すると
ああ、もう1幕が終わってしまうんだ・・・と寂しい気持ち。

 

宝塚名物自画自賛ソング「タカラジェンヌに栄光あれ」の
「私は妖精」の部分をマリコさんが歌い終わると、パラパラと拍手が湧く。
ディープなファンならこの後に歌が続くことを知っているけど、
はじめての方はこれで曲が終わりと思うみたい。
そのパラパラの拍手に笑顔で続きを歌いだすマリコさんが
なぜか毎回好きでした。
大きいの。大きいと感じるのです。なんでしょう。人間の器が?
なんでも受け入れちゃう大きい器だなぁ。って。

 

♪たーかーらーじぇーんぬ、たからじぇーんぬ、わーがあーこーがーあーれー
憧れているのは貴女方タカラジェンヌに、なのに。
あーでも、舞台にいる彼女たちは、元タカラジェンヌ。
元タカラジェンヌが歌うと、またちがった意味に聴こえて
現役の方たちが歌うより、なぜか感動してしまう。

 

♪タカラジェンヌに栄光ーあーれー
マリコさんを8人のキャストの皆さんで囲んで歌い終わると
聞き覚えのあるイントロとともに、ツレさんが下手ドアより客席に登場。
「アマール・アマール」を歌いながら通路を通って上手へ。
劇場によって、出てくるドアの位置、そこから舞台までの距離など全然ちがうのに
曲の尺のなかで、まんべんなく客席に目配りして、ハイタッチを求めるお客さんに応えたり
目線を向けたり、そしていつも曲が終わるちょうどで舞台まで辿り着くツレさん。
ほんとうにすごいなーと思ってました。
(大野城なんて、8列目くらいのドアからそのまま前にしかいけない通路だったのに)

 

1幕ラスト・ソングの「エル・クンバンチェロ」は、これでもかというくらいに全員が全力で。
こんな全力のエル・クンバンチェロは聞いたことがないっていうくらいに
ツレさんの熱唱もすごいけれど、キャスト全員の掛け声も振りもすごくて。
もちろん悠河さんも全力で。
こんな悠河さんもめったに見られないっていうくらい。
激しくて明るくて素敵
私は釘づけになってました。

 

最高潮に盛り上がった状態で幕が下り、1幕が終わり。
興奮とため息と笑顔の客席が照明に照らされて
なんともいえない不思議な雰囲気がホールに充満。
よかったー。すごかったー。
だれとも知れず交わされる賛辞に笑顔に
2幕への期待が表れているようでした。

 

(長くなっちゃったので、つづきはまた)

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