美しく残酷な。
坂田靖子さんの「ベル デアボリカ 2」を読みました。
去年の3月に発行されていたようです。
知らなかった!!
1巻を読んだのが1年以上前で、
どうなってどんな展開で次号へ続く…だったのか
まったく忘れてしまって、1巻を家中探したけどみつからない…
どうしてもみつからないので諦めて読み始めましたが、
読んでいるうちにおぼろげに思い出しました。
縛られることを嫌い
他人の寸法で生きることを厭う
それが魔法使い。
そんな魔法使いヴァルカナルに
失いたくない人間が出来た時。
彼は狼狽し葛藤し苦悩し
やがてそれを受け容れる。
矜持と弱さ。
無邪気さと冷酷さ。
信頼と策略。
振り子のように揺れる心。
同人臭い設定ですが、そこは坂田靖子さん、
品があって機智に溢れて深いです。
そしてまたまた、こんなところで続くなぁ
ってところで2巻が終わりました。
巻末に描き下ろしの「魔法使いとそのくらし」が収録されています。
坂田さんのこの世界観、いいなぁ。
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