こんなに人を殺しているのに彼らが無頓着なことに驚きました。
「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」を見る前に
2巻までは読んでおくべしと聞いたので読みました。
なんだかんだで大量殺戮者の言い訳だーと思いました。
何世紀も経っているというのに相変わらずというか
人類の未来がこんなだったらいやだなー。
ジェンダーも含めて。
今から30年も前の作品だということを考えたら仕方がないのかなぁ。
ともあれ現実の人類にもっと英知があることを祈ります。
人物描写や分析、戦略、戦術は面白いのですが
途方もなくたくさんの人が亡くなっているということが脳裏を離れませんでした。
皆被爆しまくりですよね。
未来の人類は放射能に耐性ができているのかな。
キャラ的にはヤンの考えは面白いし共感できたりもするのだけど
彼が何のために戦っているのかわからなかったな。
ラインハルトは単純に旧時代の精神の人だと思って読んだけど。
厭だ厭だって言いながら、けっきょく殺戮しているし。
お酒を飲んで愚痴って、でも戦争というか戦略が好きってことなのかな。
いっぱい矛盾してる。
キャラでは、シェーンコップさんとキャゼルヌさんが好きだったかな。
おっさん趣味?(^^ゞ
帝国の人たちの名前が大仰で面白かったです。
苗字が先の表記で、ヤン・ウェンリーとくれば中華系かな。楊一族?
さすが田中芳樹さんだーと思いました。
大和さん現役時代、某エレナ氏が、
なぜ宝塚でこそ銀英伝を上演しないのかと
熱弁をふるっていたのが思い起こされました。
氏が大和さんにやらせたがっていたのは
ラインハルトだったかキルヒアイスだったか。
あの頃はぜんぜん話が見えないまま聞いていたのでした(笑)
1月の博多座公演までにもう少し先まで読めたらいいな。
そのまえに「豊饒の海」全巻読破がんばりたいです。
| 固定リンク | 0
コメント