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2013/01/18

だが、気高くもありたい。

昨夜(1/17)、博多座にて
宝塚宙組公演「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」を見ました。

2回めの観劇から1週間ぶりの観劇。
昨夜は14列目の座席だったので遠慮なくオペラグラスで
さながらトップ退団ラストデイDVD並みに
ローエングラム元帥閣下(凰稀かなめさん)をロックオンさせていただきました!
(たとえ相手がしゃべっていても、ほぼラインハルト様の表情をロック)

結果、とんでもないことに成り果てました。
ラインハルトのあんな表情やあんな表情やあーーーんな表情に
ズキュンバキュンズドンバフン。⊂⌒~⊃。Д。)⊃
いやもう命からがら生還しました。

昨夜はもうラインハルトが好きすぎて、
観劇後から数時間、興奮覚めやらず、
眠りに落ちる瞬間までつぶやきつづけ、お布団の中でじたばたバタ足を続けていました。
もうラインハルトが好きすぎてheart04

ラインハルトってあんなにキルヒアイスが好きだったんですね。

アムリッツァ星域での会戦の様子を
オーベルシュタインと共にモニター越しに見ているラインハルト。
(このときの腰掛け方が、ちょうちょうちょうイカスーーー(〃▽〃)heart04

圧倒的多数の戦力で優位に立てるはずの戦闘でありながら
深追いしすぎた味方艦隊のせいで、またしてもヤンにしてやられてイライラ。
「キルヒアイスは何をしているのだ?!」 ←ほぼやつあたり(笑)

だかしかし、そこがキルヒアイスの天賦の才とゆーか。
ラインハルトが望むとき、望む場所に、望むカタチで登場するという
まさに、姫君の危機をお救いする騎士(ナイト)の才を発揮。
颯爽と登場して敵艦隊を駆逐して味方を勝利へ導く戦の天才キルヒアイス。

もう、そのときのラインハルトの嬉しそうなことったら!
まずキルヒアイスの登場で、おもわずこぼれる微かな笑み。
キルヒアイスが敵を撃墜していく勇姿に見入るときの輝くかんばせ。

もう可愛いったら!輝くばかりに美しいラインハルト(〃▽〃)heart04
『さすがは俺のキルヒアイス!』という心の喜びの声が聞こえてくるようでした。
しかも語尾にheartが5個くらいついてるかんじ。
(キルヒアイスったら、ラインハルトにこんな顔をさせるのはあなただけだからね!)
ラインハルトはキルヒアイスの、いちばんのファンみたいです。

ラインハルトは帰還した提督たちの前で、功をあせり失態を演じたビッテンフェルトの咎を問う。
感情のままに刺々しく叱責するラインハルトと彼に対して萎縮する提督たちの微妙な雰囲気。

それを心配したキルヒアイスはラインハルトの後を追って彼に対して意見をする。
貴方の怒りは誰に向けられたものですか?と
またしても敵将ヤンに自分の完全勝利を阻まれた、その自分自身に対する怒りを、
部下に向けているのではないかと。

ラインハルト自身よりもラインハルトの心がわかるキルヒアイス。
これから門閥貴族たちと戦っていかねばならない大事なときに、元帥府こそは
ラインハルトの下で結束していなければとラインハルトを案じる彼の思いは通じて。

互いに友として、「いかなる時も誠を尽くす」と誓った言葉通りに
帝国の元帥閣下である自分にに対して、諌言してくれたキルヒアイスに
感謝するラインハルト。

見つめ合う2人がもう(〃▽〃)heart04
世界に、いや宇宙に2人しかいないが如くのふるまい。
なんですか、このウフフ。アハハ。コイツー感。
それを見せつけられる客席。
ひょぇぇぇぇぇぇぇ。(≧ω≦)ノ彡バシバシ。

そこに危急の用件を告げにオーベルシュタイン登場。
で、彼に対するラインハルト元帥閣下の「なんだ!!!」がとてつもなく不機嫌。
ムキッ!!!!ってかんじ。
『いいところなのに、邪魔しやがって!』感むき出し。

オーベルシュタイン、チョー気の毒(´・ω・`)

七海ひろきさんのオーベルシュタインは、空気読めないタイプの役作りみたい。
ラインハルトがキルヒアイスとここぞと盛り上がっているときに、邪魔しても気づいてない?
ラインハルトが、自分が言った言葉に、ものすごーくダメージを受けていても気づいてない?
結果、ラインハルトが1人で空回りしてる感が、とても可愛くてキュンキュンするので
オーベルシュタイン、グッジョブd( ̄▽ ̄)です。

このへんのパワーバランスも、私が博多座版にはまる理由かも。

キルヒアイスとの仲を意図的に、ともすれば悪意をもって引き裂こうとしてたかんじの
そしてあわよくば、ラインハルトという人間を我がものにしようとしているようにさえ思えた
ヨコシマ風味heart01な悠未オーベルシュタインに対して、
「AにはAの、BにはBの」という己の正論の通りに行動して、俗なことにはまったく
無関心そうな七海オーベルシュタイン。

人の言葉を額面どおりに受け取り、非言語コミュニケーションは苦手。
ラインハルトの気持ちを先取りして追い込み漁を仕掛けているっぽかったモラハラ気味の
悠未オーベルシュタインとの違いはそこかな。
七海オーベルシュタインは企んでないもの。

だから、してやったり、とニヤリなんてしないの。
ラインハルトが感情的になろうが、我関せず。
自分が見込んだラインハルトというカリスマを影で支え、
弱者を廃する現帝国を覆すという目的さえ果たせばそれでいいと思っているかんじ。

それは、ガイエスブルク要塞への出撃前夜の、
『相手』がいない者同士のチェスの場面でも現れてました。

珍しくその場にいないキルヒアイスの行方についてヒルダに尋ねられ
「おおかた姉上のところにでも挨拶に行ったのだろう」と平然と答えるラインハルト。

オーベルシュタインの「叶わぬ思いですかな」に対して発した「まさか!」が
全力で全否定でした。

おいおいおい(^^;
自分以外を想うキルヒアイスなんて、絶対に認められないラインハルトがそこにいた(笑)。
(か、可愛いheart04

俗世に無関心なオーベルシュタインでさえそう言ってしまうくらい
キルヒアイスが彼の姉を慕っているらしいっていうのは
世間じゃ周知の事実とされてるのじゃないの?
急に不機嫌になったラインハルトに不思議そうなオーベルシュタイン。
自分の言葉が彼に多大なダメージを与えたことに気づいてないっぽく
相変わらず我関せずというか、理解できない瑣末なことはまいっか、なかんじ。

あ、あのーーーラインハルト様の周りに青い炎が見えるんですけどーーー((((;゚Д゚)))))))
めらめらと。
客席緊張。。。。
フロイラインのチェックメイトに助けられて。。。ほっ。

いやはやほんと、ラインハルトからキルヒアイスを引き離そうとするオーベルシュタインは
正しい、と心から思いましたよ。
本当に、キルヒアイスを好きすぎて、道を誤りそうなラインハルト様でしたもの。
アンネローゼ様の心配するのとは違った意味で。

貴族連合との戦いに勝利して敵軍の要塞があったガイエスブルクの地で
久しぶりにキルヒアイスと再会したラインハルトの、それはそれは嬉しそうなことったら。

けど、前みたいにキルヒアイスとウフフアハハできると期待していたら、キルヒアイスに
真顔で、いつもの穏やかで自分を癒す柔和な笑みをすべて消した厳しい顔で、
ヴェスターラントへの核攻撃を看過したことを問い詰められてしまい、、、、、、
そのときの、ラインハルトの高揚した喜びあふれる表情からすっっごくがっかりした顔への
変化が、もう可哀想で。。。。胸が。。(ρ_;)

ラインハルトにとってもいちばん心痛いところを、真正面から突いてくるキルヒアイス。
それは、「いかなる時も誠を尽くす」という真の友への友情ゆえなんだけど。
あまりの痛手に、取り乱してしまったのか思わず、
「一体、お前は俺の何だ?!」と言ってはならない一言を言ってしまったラインハルト。
この時点で、もうわかっているのよね。
自分が言ってはいけない一言を言ってしまったことも、
キルヒアイスが「閣下の忠実な部下です」という以外に答えようがないことも。

それでも、ラインハルトは、微かな希望をキルヒアイスに抱いていたみたいなの。
そんな顔をしたように見えました。
忠実な部下ですって言われて、すぐに消えてしまったけど。
奇跡を起こしてくれるって、信じたかったのかしら。
どこまで、キルヒアイスは、彼のヒーローだったんだろう(´;ω;`)
戦況を、その登場で一瞬にして勝利へと転じて自分に喜悦を味あわせた時のように
もしかしたらって期待が彼の脳裏に過ぎったのかな…。
『キルヒアイスなら』
いやむしろ、『キルヒアイス助けてくれ』かも。
絶対に言葉にしない言葉だけど。
けどいつもなら、言葉にしなくても助けてくれた彼だから。
出会ったあの日からずっと。

でも今回ばかりは、それは叶わなかった。
キルヒアイスにそう仕向けたのは自分自身だから。
ラインハルトがもう、可哀想で。
もの言わず、キルヒアイスを残して去っていく背中がたまりませんでした。

そして残されたキルヒアイスの
「ああ友よ、誓いは永遠に、いかなる時も誠を尽くす・・・!」の絶唱に
胸を締めつけられるようでした。
キルヒアイスも傷ついている。
でも、あれくらいのことでラインハルトと訣別するような
そんな浮薄なキルヒアイスではないもの。
ラインハルトが、今このときも、心の中で泣いているのを知っている人だもの。
だから、命をかけてラインハルトをお守りしたんだもの。

腕の中で息絶えていくキルヒアイスに話しかけるラインハルトがもう
聞き分けのない子どもになってしまっていて、
死に瀕してもなお、キルヒアイスはそんなラインハルトが気にかかるのか
彼をいとおしみ、彼の行く末を慮る。。。

もうっ
なんなのこの人たちっ
この2人…!

この作品、“スペースファンタジー”となっているけれど、
いままで私が見たどの宝塚作品よりも、“グランドロマン”だと思います。
これほど胸締め付けられる愛の物語を、私は知らないっ…!(´;ω;`)


発端は少年ラインハルトの、ささやかなあたりまえの個人の幸福の希求だった。

彼にはその夢と憎しみと野望と、それを実現する才能と願い続ける力と
他者を虜にする魅力と美貌と、運命に愛される資質があった。
逆に言えば、持っているのはそれだけだった。

だけど、ともに同じ方向を向いて歩んでいく友があったから、ここまでこれた。
その友を自分の腕の中で失くしてしまった。
自分のために。
その喪失感が、いま彼の心を苛んでいる。
最後の場は、そんな彼から一瞬も目が離せませんでした。

もはや彼は前に進むしかないと、そう決意する。
それしか、彼の気高い魂は、選ぶことができない。

もう何一つ失うものがなくなってしまったラインハルト。
いまこそ彼は、オーベルシュタインが望んだ最強無敵の覇者の器になったんだと
そう思うだに、毅然と前を向く彼の姿がせつなく胸を締めつけました。
本当にもう。ラストシーンで私のLPはエマージェンシーを発令しつづけてました。
これがグランドロマンじゃなくてなんなのさー。です。

私のLP、MP、HPがかぎりなく0になりかけたとき、
舞台下手花道から登場するキルヒアイス(朝夏まなとさん)heart04
その瞬間、これこそ宝塚だよねー!!!!(´;ω;`)と思います。

あんなにせつない場面を見せたあの人が、明るく輝くような笑顔で
「いかなる時も誠を尽くして生きる、永遠に…!」と、苦しみもなにもかもを超越した
清々しい表情で歌いきるんだもの!

そして提督たちのラインダンス。
そして、あのラインハルト様が、笑顔で登場。きゃわゆいheart04
つづいてキザりまくりキメまくりの軍服の男役群舞!!!
ラインハルト様のデュエットダンス、パレード!!!
もう、このフィナーレの高揚感といったら半端ない。
これだけでも通える!と思っちゃう。

一度幕が下りても、博多座はカーテンコールがあります。
1月17日のかなめさんは、「また来てね。まっとうばいheart01
「今日は外は寒いけん、気をつけて帰りんしゃいねheart02
って。
もうもうもう、なんて可愛いんでしょーーーーhappy02heart04heart04heart04
あのローエングラム元帥閣下の人が。。。。。。反則⊂⌒~⊃。Д。)⊃
せっかく復活したLP、MP、HPが尽き果てました。

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コメント

こんにちは(^^♪
初めてコメントさせていただきます。
私も博多座公演みにいきました(*^。^*)
風稀かなめさんのラインハルト、めちゃかっこよかったですね☆
思わず3回も見に行っちゃいました(゜-゜)
明日4回目見に行っちゃいます(^^♪笑
この友情関係やばかったです。
思わず涙しっちゃったシーンもありました。
私は悠未ひろさんが大好きなので悠未ひろさんのオーベルシュタイン見たかったです(>__<)

投稿: なな | 2013/01/19 07:43

◇ななさん、
コメントありがとうございます。
ラインハルトのかなめさんがこんなに素敵とは!でした。
博多座版はかなりわかりやすくできていると思います。
劇場の大きさとか、役者と役者の距離とか、芝居の間とか。
私は博多座でこの作品が大好きになりましたよー

悠未さんのオーベルシュタインは濃いかったですー(笑)
存在感がすごかったです。
悠未さん、本日博多座ご観劇だったそうですね。
客席も華やかだったことでしょうね。

投稿: theo | 2013/01/19 22:32

悠未さんご観覧なさっていたのですかーー???
知りませんでした(>_<)
すごい情報力ですね!!!!!
私、1階があいていなかったので今回は2階席でみました。
たぶん1階にいらっしゃったのでしょうね(^^♪

投稿: なな | 2013/01/21 07:32

◇ななさん、
1階前方の上手だったそうですよ。
カーテンコールでかなめさんが、逆裁組がいらしてることを
ご紹介されたそうです。
近くに座った方は緊張したでしょうね(笑)

投稿: theo | 2013/01/21 14:39

そうなんですかあ!!!!
もしかしたら11時公演でご紹介されたのでしょうね..
私は15:30公演で見なかったので(>__<)
近くで見られた方...うらやましい限りです(*^_^*)

投稿: なな | 2013/01/21 18:55

はじめまして⭐
偶然発見して、コメントさせて頂いています。
私も17日に観劇しました‼
J席の真ん中です。
DVDで予習して行ったのですが、やっぱり劇場の臨場感は素晴らしいですね!
ラストの柱のある大階段をかなめさんが少々強引にすり抜けて登場したときは、博多座ならではのおもしろさがありました^_^
私はまだまだ宝塚歴が浅く知識もないのですが、この位しっかり感受性を養って観劇したいものだと、このブログを拝見して感じました(^^)
素敵です!

投稿: なぎなぎ | 2013/01/23 12:04

◇なぎなぎさん、
コメントありがとうございます。
あの柱を除けながらのラインハルト様のご登場は素敵ですよね(笑)
そして最後のナイアガラごと大羽根バサアァァァのお辞儀も(〃▽〃)

感受性・・・というか邪眼かもしれません(^^;
ただタカラジェンヌを愛しみ今を精一杯楽しむ気持ちは
持っているかも。いやそれしか持ってないかも(笑)です。
いまはこの博多座版銀河英雄伝説を心から楽しみ愛でたいと思っています。
あと5日。博多に宙組さんたちが来てくださっている幸せをともにかみしめましょう♪

投稿: theo | 2013/01/23 23:04

本当ですね‼
私は博多座がご近所さんなので、宝塚の時期になると、そわそわ、ウキウキ、変なテンションになります(笑)
もっといろんな劇場に行きたいのですが、今は忍耐の時期なので>_<
theoさんのブログから、夢を頂きますね♡
では、引き続きいっぱい楽しんで下さい‼‼

投稿: なぎなぎ | 2013/01/24 01:08

◇なぎなぎさん、
福岡に来て下さってるって思うだけで、いつもと変わらぬ日常も輝く気がしますよね。
こんな日々が年になんどもあるといいのにー

私は自分でも予想を超えたハマり方をしてしまってヤバイです。
もとに戻れるのかしらσ(^_^;)

投稿: theo | 2013/01/24 15:24

この記事へのコメントは終了しました。

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