おまえは純粋すぎる。
昨夜(1/22)、博多座にて
宝塚宙組公演「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」を見ました。
日曜日の仕事帰り。勝手に体が博多座経由のバスに乗って
勝手に体が博多座前で降りてチケットカウンターにいました。
気がついたら、手にしていたのは22日夜のチケット。
下手センター寄りサブセンのチケットがあったから・・・。
私はまだこの角度からラインハルト様を見ていない・・・。
だから ・ ・ ・ 。
だ か ら ・ ・ ・ ・ ・ ・ (〃▽〃)
5日ぶりのラインハルト様は、さらに神々に愛されて輝いておいででした。
公演も中日を過ぎ、さらに豊潤にさらに馨しく深みを増して。
すべての、『マント☆ファサアァァ』が妙なる優美を描き
そのたびに、胸がきゅーっとなりました。
幾度声を堪え、幾度嘆息が漏れたことか。
『この方は、博多座の神様を完全に味方にしてしまった。』
と思いました。
『ファサアァァ』のたびに幸せでした。(〃▽〃)
・
前回、オペラグラスを使いまくってしまったので、
この度はできるだけ使わないように…と思ったのですが、
どうしてもかの御方の高きにいらっしゃれば使わずにはいられない。
初見以来見ていないキルヒアイスの艦隊が同盟軍を駆逐するダンス、
今日こそは見る!と思っていたのですが、
階段に腰掛けるラインハルト様の相変わらずの凛々しさ美しさからオペラが離せず
もう、いま、いま見ないとキルヒアイスのダンスが終わってしまう~~~
というまさにとのとき、
かのレザーグローブに包まれたストイックな指が額に落ちる前髪を払う、、、
その仕種があまりに衝撃的で(なんど見ても!)
やっぱりオペラを下ろすことができませんでした。
心の裡ではキルヒアイスの活躍がうれしくてたまらないくせに、
キルヒアイスなら当然とばかりにクールを装っているに違いないその表情が
ラインハルト様らしくって、大好きだぁ![]()
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ラインハルトはキルヒアイスを見るときだけは、しんから誇らしげな顔をする。
キルヒアイスこそが、彼の自尊心、彼の誇りそのものなのだと思う。
キルヒアイスがいないときのどこか不安定な表情と比べると一目瞭然に。
葛藤懊悩していても、傍らにキルヒアイスがいれば必ず彼がもとめる言葉をくれる。
ラインハルトは明らかにキルヒアイスに依存している。
キルヒアイスが止めてくれることを無意識で知っているから、
常人の何百倍ものその持てる力のありったけを発揮して
目指すものを追いかけることができる。
キルヒアイスがいるから、迅速で大胆な決断ができるのだ。
この絆は唯一無二で、何者も替わることができない。
キルヒアイスは、ラインハルトの最大の力であり、いちばんの弱点なのだなぁ。
いつか彼はキルヒアイスのために判断を誤ることだろう。
彼を失うことを恐れて。
オーベルシュタインの言うことは正論なんだって、
ラインハルト様を見ていたら納得せざるを得ませんでした。
だからこそ、この先を思うと胸が苦しかったです![]()
ずっと自責と自己肯定の不安定な心を抱えていたところに不在であったキルヒアイスを
迎えて、喜びの中にもすがるような表情も混じるラインハルト。
けれど、彼をもっとも苦しめていたヴェスターラントへの核攻撃の看過の件を
他の誰でもないキルヒアイスに問い詰められて子どものように表情を歪めてしまう。
キルヒアイスの言うことはもっともで、だから彼も苦しんでいた。
統治というものは、手を汚さずしてできるものではない。
多数の利のために少数を犠牲にする決断を下す、それが政治だ。
頂点に立ったからには、こういう決断を幾たびも下すことになるのだろう。
オーベルシュタインの進言は、これからの自分にとって必要なことは理解できる。
だが、それをもっとも納得していないのもラインハルト自身だ。
自分自身に苛まれる彼がいま何よりも必要としていたのは、
キルヒアイスによる癒しであったのに。
いつもの彼ならばそうしてくれたのに。
(その後でどんなに怒りをぶつけられようとも)
いま2人のあいだに、かつてない隔たりがある。
すぐ目の前に彼はいるというのに。
受け容れがたい現実に、途方にくれたような寄る辺ない頼りなげな
そんなラインハルトの顔。。。。![]()
(下手だからこそ見ることができたのかな?)
キルヒアイスに向かって「おまえは純粋すぎる」と言葉をぶつける彼に
「どっちが!」(´;ω;`)と全私がつっこんでいました。
あなたこそ純粋すぎるんじゃん・・・
キルヒアイスに、それではルドルフと同じではないかとまで言われてしまって、
泣きそうな顔を見られまいとするように踵を返して無言で立ち去る背中がたまりません。
ここまでとは思ってなかったです。
キルヒアイスを失って、アンネローゼも去り、取り残されたラインハルト。
静かな炎を帯びて、執務室を進む一挙手一投足に客席が固唾をのむ。
彼のやり場のない感情が、手にした本にぶつけられる。
本を机上に叩きつけ、俯いた肩が静かにゆれる。マントに流れる金髪がふるえる。
それだけをただただ客席に見せつづける。
劇場を無音がつつむ。
声を掛けることがためらわれていたヒルダがようやく声を発する。
そのつとめて抑制をきかせた声に、彼女の気遣いを感じる。
「実現のときが近づいていますわ…」
感情を抑えた声。
だからこそ、心に届くのだろう。
キルヒアイスと同じではないけれど、こうして傍らにいて彼を支えようとしている者がいる。
このシーンのラインハルトの深まりに呼応してヒルダもまた深まっている。
それに呼応し、またラインハルトも。
これまで観劇したとき以上の感動が押し寄せてきてドキドキしました。
2人で流星をみつめる姿がとてもうつくしかったです。
4回目にしてはじめて、ラストですこし救われる気がしました。
(前回はヒルダをまったく見てなかったからなー(^^;)
(もしも2人をキルヒアイスが見ていたら、すこし安心したかも)
(1幕のラインハルトとエスケープしたヒルダを見るキルヒアイスは気に入らなそうだったけど)
ほかにも下手サブセンだからこそ面白かった場面とかいろいろあるのですが
書ききれないのでまたの機会に。
せめて今夜だけミッターマイヤーと過ごしたそうなロイエンタールとか。
つらそうな顔してご婦人を相手にしてもまるで気が入っていないロイエンタールとか。
そんなことに露ほども気づかずにイノセントなミッターマイヤーとか。
男役群舞で、キメっキメに踊るヤン准将とか。
バッチリとウィンクをキメるオーベルシュタインとか。
一本釣りをするルビンスキーとか。
揺れるラインハルト様の後ろ髪とか。
目があと10こあったらなぁと思いました。
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