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2013年10月の4件の記事

2013/10/24

君は子供なんだ。

10月13日から15日までの3日間、お茶会に合わせて
宙組宝塚大劇場公演「風と共に去りぬ」を見てきました。

13日はBパターンの2日目でした。
七海ひろき(かいちゃん)スカーレット、朝夏まなと(まぁくん)アシュレ、
悠未ひろ(ともちん)ルネ、純矢ちとせ(せーこちゃん)メイベル、
そしてスカーレットⅡが伶美うらら(ゆうり)ちゃん。

Bパターンのかなめさんバトラーは、傷ついた様が胸にきゅんとくるバトラーでした。
全体的には、ジェントルな感じ。
スカーレットへの愛がそこかしこに見えるバトラーでした。

スカーレットをさんざんからかったあとで、バトラーが1人銀橋で歌う
「君はマグノリアの花の如く」は、『可愛いやつめ♡』という声が聞こえてくるような
そんな錯覚を覚えるほど(^^;

なんでそうなるのか?っつたら、そりゃもうかいちゃんスカーレットが可愛いのだ♡
可愛いのだ、猛烈に。
ちょっと鼻にかかった声と弾むような動き。
こ、この人、キャプテン・ヴァンパやってたよね、眼帯つけて・・・(゚д゚;)
部下に頭突きとかしてたよね???
やっ、そんなことは考えたらイカン。。

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レット・バトラーを信じている。

瀕死の白鳥が好きだ。
プライド高い美人さんが弱っているのが大好物だ。

そもそもそれで、ラインハルトのかなめさんに落ちた。
理想の、『プライド高い美人さんが弱っている姿』がそこにあったから。

この『プライドが高い』というのは高慢という意味ではなくて、
『美意識が高い』という意味に近いかな。

美意識が高くて出来ないことがある。
美意識の高さゆえ、自分に手枷足枷を掛けてしまう。
美意識が高くって、自分も他人もゆるせない。
そんな人が、その美意識の高さゆえに、自分を制御できなくて、あるいは制御しようと
苦しんでいる姿を見ると、、、(^q^)じゅるる・・

かなめさんの芝居はセンシティブで繊細だ。
内面の葛藤で苦しむ姿がなんとも美しくて苦しくてデリシャスだ。
ラインハルトの後のモンテ・クリスト伯もまさかのそれで、
ベルばらのオスカルは言うに及ばず。

そしてまた、バトラーも弱ってた!!!\(^o^)/

あのバトラーが!!!

レット・バトラー曰く「私は、レット・バトラーを信じている」

このセリフは宝塚版では出てこなかったけど、レット・バトラーっぽくて好き。
自分の力だけで、のしあがってきた男の自信があらわれているから。
他の誰でもなく、レット・バトラーとして生きている自負が感じられるから。

投機で利益を得てのし上がってきた男。
機を見る目は確かだ。他人の本心を見破る眼力も鋭い。

スカーレットのことも、とうの本人よりもずっと理解していて
その誤魔化しのない欲深い性質を可愛く思って
手玉にとってからかっている。
愚かにも、アシュレという活力の乏しい男を白馬の王子のように思って追いかける様も
いつか目が覚め、自分という男の絶対的な魅力に気づくだろうと鷹揚に構えて面白がっている。

すべてを見極め、すべてを支配できると思い、
レット・バトラーという己を信じて、余裕しゃくしゃく自信満々に生きていたのに。

その自分が自分を裏切り、自分がアシュレに嫉妬し傷ついていた。
レット・バトラーがレット・バトラーを裏切っていた。
この致命的な抉創。

そこのところの感じが、もうっ)^o^(

あの銀橋のかなめバトラーのよろよろぶりをまた見たい。
マミーを見上げる、傷ついた子供のような甘えを含んだ目が見たい。
見せないはずのものを見せてしまう、そこがたまらなくキュンと来ました。
あれは、レット・バトラーが見せるからいいんです

涎を垂らしながら次の観劇をたのしみにしている今日この頃なのであります。
おあずけワンコ状態。。。

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2013/10/23

ダブスタ。

散る花を見て愛しいと思ったり、零れる萩を見て色香を感じたり、
心動かされる瞬間が好きで、それを言葉にしたくなる。

観劇も私にとっては同じで。
月を見て昔の人が歌を詠んだように、
美しい舞台、切ない舞台を見ると、何か言葉にしたくなる。
二度とないその瞬間を、せめて言葉を頼りに思い出せるように。

私にとって観劇は、自分の外にある事象と自分の中にあるものが
作用しあって奏でられるものを愉しむこと。
自分が満たされたらそれでよい。
万人が褒めちぎろうが、私が良いと思わなければ意味がない。
私が良いものが良い。

そして良いと思ったらおもいきり讃美、賛美、讃美!!!\(^o^)/

そういうスタンスで舞台を見てた私ですが、
最近なんだかすこし違ってきているのかな?と思います。

気がついたら、宙組生に肩入れして、がんばれ!がんばれ!と思っている自分がいます。

舞台を見て愉しむ自分とは別に、なんだか気負っちゃってる自分がいます。
宙組に思い入れて。

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2013/10/21

めでたやな。

Chuzaburo2013_2去る10月4日(金)、大濠公園能楽堂にて毎年恒例の
忠三郎狂言会へ行ってきました。

番組も確認せずに会場へ行き、パンフレットを開いたら、
「二人袴」「盆山」「素袍落」とありました。
あ!良暢さんことしめでたくご結婚なさったんでしたね。

「二人袴」は良暢さんの聟に、大藏基誠さんの兄。
お若いお二人のほほ笑ましい兄弟役。いまだからの雰囲気だなぁ。
基誠さんのお兄さんは、とてもやさしそう。
良暢さんの聟は、本当に可愛い。このおおらかで可愛い雰囲気はお血筋だぁ(^^)
どうなるかはわかっているんだけど、とにかく二人が可愛くて楽しかったです。

昔の人も、趣味のためにはここまでやったんだ(笑)と思わず共感の「盆山」。
鯛はたいたいと鳴くのか(笑)。

「素袍落」、悪い人はひとりもいない。だけど人間関係はむずかしい(笑)今も昔も(^^)

ことしは重いものはなく、軽妙で思わず目尻が下がり頬が緩む作品が3つ。
いまだから見られる感じられるものってあるよねぇと、
しあわせな気分で一期一会を思いながら能楽堂を後にしました。
この先十年、二十年と見続けられたらしあわせだなぁ。
そのうち、良暢さんの「靱猿」の猿曳が見られるかしら(^^) たのしみです。


 平成25年10月4日(金) 午後6時45分開演 福岡大濠公園能楽堂

 「二人袴」 聟 茂山良暢、兄 大藏基誠、舅 中島清幸、太郎冠者 新島健人
 「盆山」 男 川邉宏貴、有徳人 田口俊英
 「素袍落」 太郎冠者 茂山良暢、主 河原康生、伯父 大藏彌太郎

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