« 絶対も永遠も 奇跡も魔法も。 | トップページ | たとえどんなに離れていても君と同じ星を見ているだろう。 »

2014/02/24

愛しあう者を守りたまえ。

2月16日~19日、お茶会に合わせて中日劇場にて
宙組公演「ロバート・キャパ 魂の記録」「シトラスの風Ⅱ」5公演を見ました。

かなめさんとみりおん、こんなにせつないラブストーリーを表現できるコンビだったとは。
これまでの4作はこういうリアルな恋愛感情がなかったので知りませんでした。

いや、5作目であるいまだからこそ、ここまで表現できているのかな。
もう2人の表現力に揺さぶられ、釘付けに。

こんなのをもっといっぱい見たい!
2人のせつない恋愛ものをもっと見たい!
そう思わせる2人でした。
(なのに次はベルばらなんだなぁ。。。)

(以下ねたばれしています)

人が好くって才能もあり一生懸命なんだけど、人生は思うようにはいかないと
葛藤を感じながらもそれを受け容れてしまう受身なところのあるアンドレと
人生を自分が思い描くようにコントロールしようとするアグレッシブなゲルダ。

自分が惚れ込んだアンドレの才能を埋もれさせまいと、あの手この手を考えるゲルダ。
ゲルダとなら、挫けずに夢を叶えられるような、きっとそんな気がしているアンドレ。

たがいに相手を必要としていて、いっしょに何かをすることに高揚する2人が
恋愛関係に陥るのは時間の問題。

理性が勝るゲルダと感情豊かなアンドレでは、イニシアティヴをとるのはゲルダで
それにニコニコと時に不服そうに口を尖らせたりしてついていくのがアンドレというかんじ。
夫唱婦随ならぬ、婦唱夫随、、(^^;

なんだけど、恋愛モードになると急にぎこちないゲルダ。
じつは恋愛になれていない???
求愛されて、いまはその時ではないと思うの、なんて、駆け引きのできないひと。

けど、そんな堅いひとと恋愛モードになれるアンドレってすごいと思う。
人柄だなぁ。

駅での別れのシーンは、、、
こんなにせつない恋愛感情を表現する2人に感動しました。

額を寄せ合う2人のなんて美しくてせつないこと・・・。

いつもイニシアティブをとっていたゲルダが見せる清らかな魂の光。
その彼女を心ごと包み込むアンドレが大きく見えました。
この一対の絵に、魅せられました。

ともに生きる平和な未来を夢見る2人。

でもいまは、その夢のために別々に――
それが永の別れとなるとも知らずに。

結末を知ってしまうと、このシーンはたまらない。
アンドレが写し取った、せいいっぱいのゲルダの笑顔。

ライフ誌の仕事を任され、ゲルダを呼び寄せる承諾も得、
母親にも仕事のこともゲルダのことも認めてもらえて、
将来に光が見え、それを彼女と分かち合おうと掛けた電話で
彼女の訃報を知ることになってしまう―――

ゲルダの死を報されてもなお、彼女に代わってくれと訴えるあのシーンは
なんど見ても胸が痛かったです。
ここのかなめさんはもう、言葉にならないくらい凄い。

かなめさんは、奇をてらうようなことはすこしもなくて
ただストレートに、感情をしぼりだす演技者だ。
それが見ている私の胸に直に届いてくる。
それがたまらなくて、
そこが私がかなめさんのお芝居にはまる理由のような気がします。

現実には、せつなさをストレートにだすのってなかなか難しい。

生きて生活していて、私のなかで滞っていた『せつない』という気持ちが
かなめさんのお芝居を見ることで解き放たれていくような、、、
かなめさんのお芝居には、そういうカタルシスがあります。

だから私はかなめさんのお芝居が好きなんだなぁと
このお芝居を見て、実感しました。

だから、また見たくなるんだなぁ。
同じお芝居をなんども。

こういうかなめさんをまた見たいなぁと思って、
見られることの幸せを、つくづくと噛み締めています。

このストレートなかなめさんの感情を、りおんちゃんも真っ直ぐに受けてお芝居をしてる。
2人のアンドレとゲルダ、すごくいい感じに私の気持ちを巻き込んでいってくれました。
こんなに芝居の相性がよいコンビだったとは。

2人の繊細な芝居をもっともっと見ることができますように・・・。

|

« 絶対も永遠も 奇跡も魔法も。 | トップページ | たとえどんなに離れていても君と同じ星を見ているだろう。 »

コメント

theoさんこんにちは。
ロバートキャパ素晴らしいですよね!
本当にかなめさんにはいつも泣かされます。
何度観ても感動をくれるので病み付きになります。
もうすぐ終わってしまいますが、私なりに楽しませて頂こうと
思っております( ^ω^ )

投稿: mi-mie | 2014/02/24 06:38

◇mi-mieさん、
見ても見ても見たりないですよねー
けど私が見れるのはあと3公演だけ。
しっかりと記憶に焼きつけようと思います。
心のシャッターチャンスを逃さないように(*^^*)

投稿: theo | 2014/02/24 23:36

いつものぞかせていただくばかりで恐縮です。
いつもブログタイトルの素敵さに心を掴まれます。
今回のタイトルに、もしや同じ感覚をもたれたのでは?と嬉しくなってしまい、ついついコメントしております。
いろいろ意見はあると思いますが、キャパの映像で凰稀さんを注目し始めた自分なので、トップコンビでの再演に本当に感激しましたし、シトラスとの並演はとっても自分的にバランスの優れた満足度の高い公演でした。

スター事情もありますが、本公演のジレンマ(観る側の)を払拭するかのような、コンビ押しの一貫した構成だったのが、まとまっていてとても綺麗な構成になっていたように思います。
そしてここなんですが、フィナーレの二人の♪夢アモール♪で、私は、ゲルダとキャパの世界観との一貫性を感じてしまって、公演自体が一本通って見えたので、自分のマニアックさに苦笑しつつ、そういう感想は見かけないので、自分がおかしいのだとひっそりしていた次第です^-^;
まさに、歌詞がぴったりリンクしていて、シトラスは、主題歌2曲の歌詞がとてもロマンとエネルギーが共存していて素晴らしいんだなと、今回初めて知りました。
まったく勘違いかも、勝手にすみません;
芝居を深く掘り下げるこのコンビに、出来るだけ多く、心揺さぶられる作品をみせてほしいです。
終盤の今週はまた深まっているのでしょうね、観劇されるtheoがうらやましいです。お気をつけて*^-^*

投稿: ruru♪ | 2014/02/25 11:24

すみません、最後修正したところが、呼び捨てになっている!こめんなさい;theoさん。

投稿: ruru♪ | 2014/02/25 11:27

◇ruru♪さん、
はい。
たぶんruru♪さんとおなじような感じ方をしたのじゃないかなと思います、私も。
お芝居の感想で終わってしまっていますが、
私も、シトラスでお2人のバランスの良さに感動しました。
とくに、夢アモールでは、りおんちゃんの独唱にうるうるしてからの
かなめさんが登場してのデュエットで、その2人のみつめあい方、
寄り添い方に胸がいっぱいになりました。
なんていいトップコンビなんだと思いました。

このショーでは、りおんちゃんの見せ場や
彼女が押し出してくる場面がいつになく多いですが
そんな彼女をしっかりと包み込むかなめさんがとてもステキで
うっとり♪
これまでの2人の作品では見られなかった雰囲気で
えーーー!こんな2人だったんだー!!!ってうれしい驚きでした。
明後日明々後日、心にしっかり映して来たいと思います。
このトップコンビが好きです~~♡♡♡

投稿: theo | 2014/02/25 23:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 絶対も永遠も 奇跡も魔法も。 | トップページ | たとえどんなに離れていても君と同じ星を見ているだろう。 »