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2014年3月の5件の記事

2014/03/27

迦陵頻伽の迎えのように。

Nihonbashi
3月27日、グランドシネマ「日本橋」を見てきました。

泉鏡花原作のお芝居。
日本橋の芸者のお孝さんを玉三郎さん、清葉さんを高橋惠子さん。

清葉さんはお孝さんにとって天女のような存在なのかなぁ。
なりたかった存在が清葉さんなのかなぁ。
張り合っているように見えるけど、ただそれだけではなくて、いつも彼女の心の裡には清葉さんが存在するんだなぁ。
泣きました。 お孝さんの心がせつなくて。

(お孝さんと清葉さんの関係に「長い春の果てに」のステファンとクロードが思い出されました)

高橋惠子さんの清葉さんは、ただ優しいだけじゃない凜とした女性でした。
彼女が神々しければ神々しいほど説得力がでるのだなぁと思いました。
その企みのない毅然としたまっすぐな横顔は天女でした。

(TOHOシネマズ天神にて)

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さらば、もろもろの旧きくびきよ。

3月22日土曜日、福岡市民会館にて、宝塚歌劇雪組全国ツアー公演
「ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-」を見てきました。

ずっと宝塚を見に行きたがってらっしゃったけど
自宅で介護をされていて、なかなか外出ができなかった友人たちと行きました。
それぞれに介護していた親御さんを最近看取られたり、施設への入所が決まったりして
ようやく自由な時間ができたところだったので。

一緒に夜を見た方は、誰がいちばん上手いの?
からはじまり、私が答えられない質問をいろいろされて、、、^^;
途中で前のめりになられていたので、注意をしたり、会席で見るのとはちがう緊張感が
ありました。

周りの席もいつになく男性が多いのも「ベルばら」だからでしょうか。
ベルばらなら見に行ってみようかなとか、同伴の女性にチケットを取ってと頼まれたとか?
例年の全ツの同会場とはちょっとちがう客席の雰囲気に、いろいろ想像しました(笑)。

私も、いつもなら宝塚好きの友人や娘たちと見るのに、初めての人を連れているし^^;
さすがベルばらの集客力、というべきかな。

 

さて、観劇の感想ですが。

登場人物たちの言葉や行動に矛盾を感じない、
ストレスレスなベルばらだったと思います。(去年の月組ver.は見てません)
なにより、ジェローデルがオスカルをぶたなかったのが
とってもとってもよかったです♡

ちぎちゃん(早霧せいなさん)のオスカルは、正義感に燃える
「美しいジャンプ」のようなオスカルだなーと思いました。

いままで見たオスカルのなかでももっとも不平等に心を痛めてて
自分のことより苦しむ人に気持ちを寄せるオスカルだった気がします。

自分の恋心より他人のことを優先してしまって、
フェルゼンに誤解されても、誰かのために本当のことが言えない、、、
そこのところがとてもつたわってくる、可愛くいじらしいオスカルでした。
恋愛は上手そうではなかったなぁ。

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2014/03/13

受け継がれ継がれた命が歌いだす。

宙組中日劇場公演のショー「シトラスの風Ⅱ」の感想のつづきです。

(もうあの感動の千穐楽から10日以上も経ってしまったのだなぁ。。。( ´;ω;`))

 

先日の感想で書き忘れていたのですが、
ノスタルジアのラストの暗転から、かなめさんのヴィットリオが
軍服をナナメに肩に掛けて登場するところで、
楽前日の夜公演だったと思いますが、照明がついても
かなめさんに軍服を着せかけていた白い軍服の男役さんが舞台に残っていたのです。
たぶん、いつもより着せるのに手間取ってしまったのでしょう。

けれど落ち着いた物腰で、かなめさんヴィットリオに一礼して舞台袖へはけられました。
その礼節正しき若き貴族士官然とした立ち居振る舞いがちょっとステキで
はゔ(゚∀゚)゙って思いました。
あの生徒さんは誰だったのかなぁ。

 

さて、前記事からのつづきへ。

大人っぽいロケットが終わると、
あのイントロが流れます。
「明日へのエナジー」です。
もう、このすべてが好きでした。

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2014/03/07

どんなに苦しく悲しい時でも。

2月27日と28日千穐楽に合わせて宙組中日劇場公演
「ロバート・キャパ~魂の記録~」「シトラスの風Ⅱ」を見ました。

お芝居の感想は、前記事で長々と書いてしまったので
ショー「シトラスの風Ⅱ」についてです。

ほんとうに、いまこのショーを宙組で見られてよかったです。
3公演とも、ほぼ泣きながら見てしまいました。
ショーでこんなに泣いたのは、はじめてでした。

なんであんなに泣けたんだろう。

 

オープニングの前、ミラーボールのきらめきとともに聴きなれたテーマ曲が。
TAKE A CHANCE, GET A DREAM.....♪
そこからもうわくわく♪

いよいよ幕が開くと、盆の上にのっかった10段くらいの幅細の階段に
ライムグリーン、レモンイエロー、アクアブルーの衣装の皆さんが板付き。

大階段がない劇場でどうするのかなと思ってましたが
わぁこんなふうに並んだんだぁ♡ おしゃれ~~~(〃▽〃)
と一目で惹きつけられました。
爽やかな風が吹いてきそうな、美しい舞台。

そして、あのテーマ曲が、、、
えーん、、、もうぜんぶ歌えてしまうよ~~~~~(´;ω;`)
皆がステキでうれしくてたまらないプロローグでした。
ダンスがステキな人が揃ってましたよね。

ローズピンクのお衣装のかなめさんが、
淡いローズピンクのドレスで歌いながら登場する
凛音ちゃんを迎える笑顔がやさしげで大好きでした。

皆でたっぷり歌って聴かせてくれて、
プロローグからもう宙組感満載

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2014/03/05

たとえどんなに離れていても君と同じ星を見ているだろう。

2月27日と28日千穐楽に合わせて宙組中日劇場公演
「ロバート・キャパ~魂の記録~」「シトラスの風Ⅱ」を見ました。

お芝居のシナリオは、キャパの著作『Slightly Out of Focus』の巻頭にあった
リチャード・ウェーランによるキャパの“略歴”そのまんまだなぁと思いました。

全体的に無機質な印象。
たぶん、読み物として読んだら、とてもたいくつな気がします。

でもその無機質なシナリオに、役者たちが血肉をつけてて、
感動的な作品に仕上げているんだなぁと。
こういうのもアリかもしれないなと思いました。

書いた人がことさらに何かを誇示しようとするシナリオでないこと、
人物の造形等に余計な脚色をしていないことによって、
ストレートにありのままに、演じる人たちが登場人物として感情表現する作品となっていて。
それがよかったのかもしれないと思います。

見る人の意識や何かを操作しようとする嫌らしさがないところは受け容れやすかったですし。
見た人が見たままに感じとればいいという、清々しさが心地よかったです。

まぁ、つまり・・・めちゃくちゃ感動いたしました、、、(^^ゞ

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