1/100 ❀☾❄★∞パラディダムール宝塚。(つづき)
宝塚大劇場にて宝塚100周年フィナーレイベント
「タカラヅカスペシャル Thank you for100 years」の
12月20日14時、12月21日15時、12月22日15時を見てきました。
のつづきです。
前記事は星組さんのお芝居パロディだけで終わってしまったので
他の組のコーナーについて。
宙組さんの演目は“レット・バトラーのモンテ・クリスト伯”。
MCの北翔さんと花形さんはスカーレットの扮装(喪服)で登場。
なかなか怖かったです(^_^;)
暗転からスポットライトがステージ中央階段の踊場の
かなめバトラーの背中を照らし出す。
ここからはもうファン目線ですので、じつは細かいことは記憶にありません(^^ゞ
ピンストライプの白いスリーピースの後姿にうっとり。
このシルエット。こんなにすてきなひとがほかにいて?(いやいない)
どういう頭身なんでしょ。脚長っ
振り向くとその髪色は黒ではなくてアッシュゴールド♡色白の肌♡
ダークではなくフェアなバトラーが新鮮です。
そしてあのお髭♡
かなりスタイリッシュなバトラー船長です。
つねにこんな目線でかなめバトラーの「君はマグノリアの花の如く」にうっとりしていたら
プリシーの声が。
「だんなさまお疲れかい?」
え??この可愛い声はだれ???と思っていたら、
なんとかいちゃん(七海さん)。
「数日前までサヨナラ公演に出ていたんだ(意訳)」とバトラーが言えば、
「だんなさまかわいそう」
かいちゃんプリシー可愛すぎ~
「わかってくれるか。それにひきかえスカーレットは・・」
「だんなさま、へんな人たちが来るよ」←だんなさまの言うことなど聞いちゃいない。
登場したのは、ご婦人方に扮したりくちゃん、愛ちゃん、あっきー。
・・・ここまで書いてやっぱり私はかなめさんしか見てなかったことに気づきました。
ストーリーの展開がほとんど思い出せないんですもん。
とりあえず、バトラー船長ははめられてシャトー・ディフに収監されてしまうんです。
(なんててきとーな)
・
私の耳に、愛らしいスカーレットの声が聴こえて、客席の笑い声が聴こえて。
下手を見ると、ピンストライプのスリーピースも涼しげな朝夏バトラーがいるんです。
え? いまの声??? この格好で??? そりゃ客席笑うよね。
でもその瞬間をいつも見逃している、、、
宙組にきてからのまぁさまのスーツ姿ってあまり記憶にないのですが、
脚長~~~! お髭もなかなかダンディです。
(ちょっと和央バトラーの雰囲気)
こんなまぁさまをもっと見たかったなぁとちょっと思いました。
ストーリーはですね、はめられたかなめバトラーは、
朝夏バトラーに婚約者のメルセデスを託してシャトー・ディフに。
でもメルセデスは2人のバトラーの財産を狙っていて、、、
、、、と、すんごい頭をつかうストーリーなんです。
(↑だから記憶にないと言いたいらしい)
でもって話は前後しちゃうかもだけど、
シャトー・ディフの典獄さんが緒月ベルでして、これが衝撃的で。
いやもう私の心を鷲掴みでして。
クロップドレンクズと甲ストラップの黒ハイヒールのあいだから見える網タイツの足首♡
ふんわりアップ?ヘアには赤い花。
小指立て気味のしなやかな指には鞭。
長い脚をクロスしながら歩く姿は柳腰♡
「レット」と呼ぶ高い声。
た、たまらない、、、
この緒月ベルがストイックなかなめバトラーをいたぶり責苛むんです。
「あなたの頭をクルミのように割ることだってできるんだよ(嗤)」
もう、その嗜虐の笑みの妖しいこと♡
そして被虐のバトラーの苦悩する表情の色っぽいことといったら♡
た、たまらない~~~。
こんなかなめバトラーの顔を見られるなんて(≧∇≦)
そして突き放されたかなめバトラーのお姉さん座りの脚♡
もう、一寸の隙もなく私がもとめてやまない趣味の世界でして。
大劇場も卒業のいまになって、これをぶちかましてくれる2人。
だからタカラヅカスペシャルって好き。
かなめさん、ありがとう。宙組さん、ありがとう。
もうこの世界に夢中になっていて、愛ちゃんがビデオカメラを2台持っていたとか
ぜんぜん気づきませんでした・・・orz
あっきーと愛ちゃんとりくちゃんの奥様方ですが、綺麗に出すぎて
本公演のあこさん、さっつん、てんれーちゃんたちを見慣れている目には
あまりインパクトがなくってですね、、、
だって本役さんたちほんとーに強烈でこわかったんですもん。
もっと見た目で目立ってもよかったのではないかと思うのです。
いっそのこと、メイベルやファニーなどの令嬢方で出てきたらよかったのに(^_^;)
可愛いピンクのフリフリドレスとレースのボンネット♡とか(笑)。
とはいえ、やっぱり私にはかなめさんしか見えなかったのには変わりはないかな(^^ゞ
それに真ん中を壊さない綺麗なお芝居は宙組らしいっちゃーまさにそれが宙組かも。
だからやっぱりいいのかな。
せーこちゃんとゆうりちゃんのWアシュレは珍しくて面白かったです。
2人とも似合ってた(*^ ^*)
黄色いサッシュの結び方、せーこアシュレは長すぎでゆうりアシュレは短すぎ(笑)。
そうだ、せーこちゃんは男役声出してましたよね。
宙組らしいといえば、ストーリーはふざけているのに
芝居はふざけていないとこ。
みんなちゃんとリアルなシリアス芝居をしているとこ(笑)。
メルセデスの関西弁もふざけてなくて真面目。
バトラーの「せや」も真面目。
それが結果的に面白いのが宙組だなぁって思いました。
銃声に倒れるプリシーの絶妙なタイミング。
ドッキリカメラと聴いて全員でひっくり返るそのV字の脚まで麗しい♡
これぞ宙組(笑)。
パロディの最後に「これでみんな終わったのね」(だったかな)からの、
かなめバトラーの朝夏バトラーへの
「いや、君はこれから続いていくんだ」
手を差し伸べて握手する2人に感動したなぁ。
ほんとうにかなめさんの思い、宙組の思いが、ここにぎゅっとこもってるって思って。
でもこのシーン、20日14時では、かなめバトラーのセリフに対して朝夏バトラーが
「このパロディが?」って返しておちゃらけていたんですよね。
たぶん、それがもともとの脚本どおりだったのかなと思うんですが、
客席が感動して拍手だったので、その客席の気持ちに応えて
21日からは感動のラストにシフトしたんだと思われます。
こういうスマートさも宙組らしいなと思いました。
見ていてほのぼのと爽快感。
そして全員で「Amour de 99」のテーマ。
あのバトラー船長が、にこやかに「あなたに愛を♡」と歌ってるのもいとをかし。
こんな宙組だったんだと、時が経ってもきっと思い出すんだろうなぁ。
これからも、またちがう宙組になっていくだろうけれど。
100分の1を切り取ったいまこのときの宙組をしっかりと記憶にとどめていようと思いました。
・・・とまたまた宙組の感想だけで長くなってしまったので、つづきはまた後日に・・(^^ゞ
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