1/100 ❀☾❄★∞パラディダムール宝塚。

宝塚大劇場で行われた宝塚100周年フィナーレイベント
「タカラヅカスペシャル Thank you for100 years」の
12月20日14時、12月21日15時、12月22日15時を見てきました。

いまの宝塚歌劇を担うスターさんたち、
そして101年からの宝塚を担う若手ホープさんたちを一同に見ることができて
ほんとうに嬉しかったです。

ねがわくば、もうすこし出演者の皆さんが識別できる演出だともっとうれしかったかなぁ。

ショー部分は創立から今年までの宝塚の楽曲から100曲を駆け足でお届けという感じで
歌っている人が誰だかわかるまえに見えなくなってしまったり、
お衣装も同じポジションの人たちは皆同じものなので、
各組の生徒さんたちについてあまり詳しくない私には区別がつきにくく
あとで調べるにも曲名もわからなくて。

せっかくの宝塚歌劇を担うスターさんの顔見世なのだから
名前と顔を覚えてられてこそ意味があるはずなのにな。
ここから101年につながっていくのだから。

けれどその同じお衣装で居並ぶということはある意味サバイバルで
身長、スタイル、華が一目瞭然。
この中で目に留まるというのは、私のツボにはまる人なんだろうなぁと思いました。

その頭身スタイルにいちばん驚いたのは麻央侑希さん。
歌いだして思わずオペラで確認したのは望海風斗さんと礼真琴さんでした。

・

お芝居のパロディコーナーでは各組の特徴が出ていてとても面白かったです。

毒とキレのある笑いをとっていく星組。
絶妙なところをくすぐってくる宙組。

間の良さでたたみかける瞬発力とツッコミの月組。

とぼけた個性がたまらないボケしかいないのか？(笑)な雪組。
魅せる演出の中でユルさが可笑しい花組。

ってかんじでしたでしょうか(笑)。

3日間で1日1回ずつ見ることができたので、その変化も面白かったです。
（月組さんは22日の東京からの中継のみ）

星組はより貪欲に笑いをとっていき、
宙組は笑いの中にも感動を。

雪組は初日から完成度が高く安定感があり(笑)、
花組は支える人たちと支えられる人（愛される人）がくっきりしていきました。

星組さんの演目は“眠れない男”。

MCの北翔さんと花形さんがシスター・マーマとルーア神父に扮して登場。
みっちゃんが「“眠らせない男”小池修一郎」と言うだけで可笑しい。
みっちゃんはほんとうに間が上手ですよね。

そうしている間にも客席にはなにやら妙な人たちが。
花「あれはなんでしょう？」　北「あれは女装ですわ」　コラコラ。みっちゃん(^_^;)。

北「客席案内の、、、蛍嬢～～～」と変な声色で紹介されたのは
壱城モンテスパン夫人、天寿ベル、礼スカーレット。

鬘は役のまま（礼スカは緑のリボンが可愛い♡）
首から下は大劇場の客席係の制服で、手には撮影禁止の看板で
しなをつくってポーズ。
いやもう、可愛いけど毒があって、気が合わない3人組で

それぞれに言いたいことを言ってましたが
生意気な礼スカーレットに歯が立たない壱城モンテスパンは、
「あなたがバトラーを引き止めておかないから」と天寿ベルに責任をなすりつけたり(笑)。

客席係が袖にひっこむと、ステージの踊り場に軍服の柚希ナポレオン。
「眠らない男」をかっこよく歌ってからの欠伸(笑)。ふゎぁぁ～。

懐から携帯電話を取り出すと、小池修一郎からのメールが。
「明日の舞台稽古までに真実の愛を探してくるように」
ちえちゃんが着信時間をつぶやく。
「（朝の）4時33分。」
小池センセ～～～～～

フィクションより実話のほうが凄絶。
タカラジェンヌの皆さん、本当に大変なお仕事ですね。

悩める柚希ナポレオンに客席係さんたちがその道のプロ？を紹介してくれるのだけど
彼女たちなかなかミーハーで、真風カーティスさんを取り巻いて目の色変えてた。
「一番下級生なんだから写真撮りなさいよ」と言われて不貞腐れる礼スカ(笑)。
でもちゃっかり、20日14時はちえナポと２ショで自撮り、21日22日の15時は
真風カーティスと２ショの自撮りをしてました。

自分は撮影してたのに、客席には写真撮影を禁止する身勝手な礼スカ
21日15時は、撮影ということばがなかなか出てこなくて、とうとう真風カーティスに向かって
「なんだっけ？？」
言っちゃったよ、この子！Σ(ﾟдﾟ;)
上級生に対して。あとで叱られるかもしれないけど、役としてはそれで正解。
すかさずちえちゃんが「撮影！」と。
面白いやりとりになって客席を笑かしてた。
礼真琴くん、怖ろしい子！
この舞台度胸に、いたく感心してしまいました。

そしてその道のプロ？の真風カーティスさんが柚希ナポに紹介してくださったのが
3人の黄色いドレスの大きい美女のひとたち。
十輝さん、十碧さん、麻央さん。
客席係の3人が毒舌で笑いをとっていたのに対して、
見た目で笑いをとってくるひとたち。。。。わかりやすーーーーい(≧∇≦)

それぞれに柚希ナポレオンに真実の愛を捧げようとしていたけど拒否られてました。
3人ともスタイル抜群なのになぁ。美女だと思うけどなぁ。
でも怖いよね。
麻央さんのドレスはスリットが入っていたけど、そこまでもが脚？？？(＠＠;)
っていうほど長かった。綺麗な脚でした。

21日15時はまさこちゃんの鬘がふっとんでしまい客席大笑い。
と思ったら22日も。
もしかして仕込み？？？
ハプニングで笑いが起きたから、次からは仕込んできたんでしょうか？
だとしたら、どこまで笑いに貪欲なの？？？( ´艸｀)

3人の大きい美女のひとたちが拒否られたあとは、
ちゃんと可愛い娘役さん3人組が登場。
音波さん、妃海さん、綺咲さん。
でもなにやら隠し持っている様子。

骨付き肉。
デコレーションケーキを1ホール。
そしてちえちゃんがバイトしていたお店のカツ丼。

うれしそうにそれぞれにかぶりつく柚希ナポレオン。
どういうキャラ設定なんだ～～～!!

どうやらそれは夢落ちだったみたいで、
夢咲ジョセフィーヌの張り手が、、(^◇^;)

そこを通行する小池修一郎がもう秀逸でした。
この生きものなんなの(笑)。
（天寿さんでしたよね？）

チャンチャンでさいごは皆でパッショネイトのテーマを弾けながら歌っておわり。
小池修一郎も(笑)

とても面白かったです。
星組さんらしいわかりやすい笑いで、私は声を出して笑ってしまいました。
皆さんほんとうに役者さん（コメディエンヌ）だなぁと思いました。

・・・予想外に長く書いてしまったので、つづきはまた後日に・・(^^ゞ