« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »

2015年7月の4件の記事

2015/07/31

狂い咲けわが花。

7月28日に福岡市民会館にて30-DELUXEによる「新版 義経千本桜」を見ました。
水夏希さんが義経役で出演でした♡

ストーリーは歌舞伎の「義経千本桜」のほぼまんまなので見所となる場面の連続ですが
いちばん描きたいものはなんだったのかな?ってかんじではありました。
まさにダイジェスト。

というか、見所はとにかく殺陣とアクション。凄いです!
お芝居も熱演。笑いもたくさん仕込んでありました。
なんですけど、セリフが聞き取れない人が多かったな。
お上手な人とそうでない人の差が大きかったです。
ということで、これはアクションと『間』をたのしむ舞台かなと思いました。
エンターテイメントですね。

水さんは流石でした。
周囲が笑いを取っているときもシリアス(笑)。
生い立ちも身の上も悲劇の人。
思ったとおりの展開ですけど、それに重みを感じさせるのは水さんだからこそだと思いました。
そして、凄絶な殺陣のシーンもこなされてて、しかもカッコイイ!決まるんです。
さらさらの総髪も麗しくて

役の中では忠信がかっこよくて愛嬌があって好きでした。
狐と人間の入れ替わりのドタバタとか(笑)。
演じる佐野岳さんは素晴らしい身体能力をお持ちでした。
しかもイケメンさんで華がある方だなぁ。
セリフも聞き取りやすい方でした。
最初の登場のときに「世界平和のために戦っていた」的なことをおっしゃってましたが
仮面ライダーさんでしたか(笑)。

平維盛役の人がいきなり歌いだしたときはびっくりしました。
しかも美声!!
・・・で気がつきました。
坂元健児さんじゃないですか~~!
そういえばお上手な九州弁のアドリブ(?)を言われてました。

静御前役は元モーニング娘。さんの新垣里沙さんで、
気の強い現代風の静御前をおもしろ可愛く演じてらっしゃいました。
彼女も歌の場面がありました。

福岡公演は1公演のみで、初日で千秋楽でした(笑)。
お里ちゃん役の方が福岡出身ということでその紹介のとき、代表の清水順二さんがまるでお父さんのようにうるうるされていたのが印象的でした。
劇団を続けるってこと、そこでがんばるってことは、大変なことなんだなぁと思いました。

そうそう、熊本城のおもてなし武将隊の加藤清正殿、黒田勘兵衛殿、森本義太夫殿が「宣伝(笑)」で出演され、素晴らしい演舞を(途中まで)ご披露されていました。
義太夫さんと清水さんのやりとりがとても可笑しかったです。

水さんの舞台挨拶、素敵でした。
役ではずっとワケありのニヒルな表情でしたが(相変わらずお似合い
挨拶では素敵な笑顔で この笑顔が好きだったなぁと幸せな気持ちに。
お見送りにも立ってくださって、とっっっっても至近距離でその素敵な笑顔を拝見して、さらに幸せな気持ちで帰路に着きました。
また水さんに舞台でお会いしたいなぁ。

| | コメント (0)

2015/07/30

思えば果敢ねぇ身の上だなァ。

Kichiza7月20日、仕事帰りに中洲大洋にてシネマ歌舞伎「三人吉三」を見ました。

黙阿弥ってすごい、、ってやっぱり思っちゃいますねぇ。
三人吉三は10年ほど前に博多座で、お嬢玉三郎、お坊段治郎(月乃助)、和尚獅堂で通し狂言を見て、やっぱり黙阿弥さんすごいって思ったんですよね~。

あのときは、玉三郎さんのお嬢がいちばんの見物でもあり、とにかく素晴らしく、そして様式美を堪能しましたが、シネマ歌舞伎のこの三人吉三は、コクーン歌舞伎の演出ゆえか、はたまた演じる勘九郎さん、七之助さん、尾上松也さんの若さゆえか、とてもリアルな三人吉三を堪能しました。

面構えが若造なんですよね。
美しさよりも荒削り。
このあたりは映像ゆえになおさら感じられた気がします。

彼ら3人が大川端庚申塚の前で、義兄弟の契りを交わして、
「思えば果敢ない身の上だなァ」と見栄を切ったときの表情のアップを見た瞬間、うわっと切ないものがこみ上げてきました。
この若さ。
こんなに悪ぶっているのに。
捨て犬が心細げにふるえて寄り添っているのを見たときのような胸の痛みが・・・。

5歳でかどわかされて旅芸人に売られて育ったお嬢、
母を早くに亡くして極道者の父親のもとで捻くれて育った和尚、
武家に生まれながら幼い頃にお家断絶、仇討ちを言い聞かされて育つも果たせぬままに虚しく浪人のお坊、
いわば社会の孤児である3人。
だれかのかけがえのない存在になりたかった魂が3つ。

どうせいつかは惨めに果敢なくなる身の上。
ならばその命を義兄弟のためにと。
その見かけや言動とはうらはらの純粋さに胸が痛くなりました。

勘九郎さん、七之助さん、松也さん、お若い3人だからこそ。いまのお3人だからこその激しさ、迫力、疾走感、純粋さを見ることができた気がします。
できることなら生で見たかった!という口惜しさ。
けれども映像だからこそ、時間を置いてまた見れる。
そのとき私はどんな感想を抱くのかを楽しみたいなぁと思いました。

| | コメント (0)

2015/07/17

女が立てる波風が男の船を走らせるのさ。

Gvg7月11日(土)、キャナルシティ劇場にて、劇団☆新感線の『五右衛門VS轟天』の福岡公演初日を見ました。

劇団☆新感線はゲキ×シネでしか見たことがなかったのですが、前日に急遽お誘いいただき見ることができました。
(しかも誘ってくれた某U月氏が急用で見れなくなるという…ザンネンなことに)
いやぁもうおかげさまで、すっごくたのしい時間を過ごさせていただきました。

しかもしかも、女海賊アンヌ様(天海祐希さん)がサプライズゲストとしてひょっこり1場面登場されて、めちゃくちゃテンションあがりました。
いやぁあのワイルド&ノーブルな海賊姿 そして華やかな笑顔 これは惚れます。

天海さん登場の主旨はどうやら吹き替えの映画の宣伝のようで、キャラクターのぬいぐるみ同伴(笑)
古田さんはもちろんそこをつっこまずにいられない(^_^;) 古「宣伝ね」 天「宣伝です(笑)」
天海さんはゲキ×シネ「蒼の乱」のPRで台湾に行かれたときの話しも。
「蒼の乱」がとても好調で「ターミネーター」の新作を買わずに「蒼の乱」を買った映画館もあったとドヤってらっしゃいました。
すかさず「(こっちを)買ったの?馬鹿ねー」って呆れる古田さん(笑) 訳あって女装シーンだからなんだか言葉遣いも絵的にも、可笑しいのなんの(笑)
男前美形の天海さんと、女装古田さん(*^^*)

台湾帰りだからか、天海さんの差し入れが大量のバナナらしくって、それにもつっこんでらっしゃいました。
天海さんとバナナ
それから、ぜひ劇団☆新感線の台湾公演を!とおっしゃってました。
古田さんが座長(いのうえさん?)が飛行機だめだから~とおっしゃってましたが、眠らせて引きずって…とうれしそうに天海さん。
新感線の公演にまた出てくれる?と訊ねる古田さんに、ぜひ!と天海さん。なるべく早く、身体が動かなくなる前にって。古田さんと肯き合ってらっしゃいました(笑)。

とにかく、古田さんと天海さんの掛け合いがおもしろかったです。
古田さん、下ネタも言われてたみたいで(笑) (劇中で繰り返される例の単語とか(;^_^A) それに「コラッ!」と返す天海さん、いいなぁ。お2人とも頭の回転がすばらしい。
(てゆうか美人に「コラッ!」って言われたいだけなような・・・少年のような古田さん

と、とても楽しいひと場面でした。


さて、以下はほとんど前知識もないままに見た感想です。

(ねたばれしています)

続きを読む "女が立てる波風が男の船を走らせるのさ。"

| | コメント (0)

2015/07/04

いまも逢いたくて想い出を振り返る。

去る6月28日(日)、福岡市民会館にて宝塚歌劇星組公演を見ました。
お芝居は「大海賊」、ショーは「Amourそれは…」
ともに、大和悠河ファンをつづけてきた私には、感慨深い作品でした。

「大海賊」のプロローグの♪嵐吹き荒れて~で涙が出てしまったのには驚きました。
なぜかな。待っていたものに出逢ったようなそんな気持ち?かな?
自分でもよくわかりませんでした。

「Amourそれは…」は覚悟して臨みましたけれど、やはりダメでした。
みっちゃん(北翔海莉さん)のやさしい声で歌われる「ヘミル」になんども頬を拭うことに。

 いまも逢いたくて想い出を振り返る 時は過ぎてもかわらず微笑むから――
 この愛を信じるかい また逢える時が来ることを―― 

自分が泣いてる理由はよくわかりませんでしたけど^^;
感情の襞に入り込む何かが。
みっちゃんこんなにも感動をありがとう。

 

「大海賊」の冒頭で、十輝いりすさん、十碧れいやさん、麻央侑希さんの長身BAD3がメタル調の曲に合わせて歌うシーンがとてもかっこよかったです。
この悪役チームのビジュアルったら
よく考えたら、去年のタカスペでちえナポレオンに振られた大きい美女3人組でもありましたよね(笑)。

続きを読む "いまも逢いたくて想い出を振り返る。"

| | コメント (0)

« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »