« 子どもに子どもは育てられない。 | トップページ | 愛と夢いっぱいに思いきり振りまきたいよね。 »

2016/11/03

月の光に導かれ・・

10月30日キャナルシティ劇場にてミュージカル「セーラームーン」を見てきました。

タキシード仮面役の悠河さんはやっぱり表情豊かで魅力的な人だなぁと思いました。目線の使い方などはさすがです。この個性や技量はいまの宝塚では見られないなぁとも思いました。
あの瞳と一瞬でも目が合ったらたまりません。笑顔も最高。いいなぁ。やっぱり好きだなぁと思いました。
けれども10代の女の子の恋人役として絡んでいる絵は私はこれを見たいわけではないなぁと実感もしました。

とはいえ苦悶しもがくブラックナンチャラの人(役名覚えられず)を鎮めようと情熱的に抱きしめる所作などはさすがだなぁと懐かしくもあり抱きしめられる役の人はヒロインのうさぎちゃんより役得だなぁと思いました。
この視点がファンですよね・・(笑)

がんばっている女の子たちには無条件に心打たれるし、名乗りのナンバーや決め技のシーンはやっぱり愉快でテーマソングも一緒にくちずさみましが、この物語世界はどうにも私には無理だなぁとも思いました。
多くのファンがいる作品だし、現に客席には外国からのファンも見受けられました。
悠河さんがこうした作品のファンの方たちに受け入れてもらえているのならば作品ファンの方々にお任せして、私は別の作品でお会いしたいなと思いました。

私は美しくてカッコよくてちょっと天然で浮世離れした悠河さんが好きだなぁ。
退団してからの役だとカッサンドラ(薔薇降る雨に・・)が好きだったなぁ。罪の意識なく罪を重ねて美しく微笑んでいる美女。
桜姫も好きだったなぁ。荻田作品の中の悠河さんが好きなのかな。行間を勝手に想像できるのがいい。素材は抜群だから。
でもそういうお役や作品はなかなか商業ベースに乗せることは困難だし、まず福岡では上演されないですね・・

今回は地元で悠河さんに会えたことがいちばん悦しかったです。
ぼちぼちの観劇ペースですがまた来年も悠河さんに会えるといいなと思います。

| |

« 子どもに子どもは育てられない。 | トップページ | 愛と夢いっぱいに思いきり振りまきたいよね。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 子どもに子どもは育てられない。 | トップページ | 愛と夢いっぱいに思いきり振りまきたいよね。 »