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2022年9月の2件の記事

2022/09/18

きっとやり遂げる。

400eac13b60a4e1585c74fe7520dbdd8 9月15日と16日に宝塚バウホールにて星組公演「ベアタ・ベアトリクス」を見てきました。
極美慎さんの初主演作であり演出家の熊倉飛鳥先生のデビュー作となる作品です。
なによりこの折柄、無事に観劇できてよかったです。

観劇前に付け焼刃で、ロセッティ、エヴァレット・ミレイ、エリザベス・シダルの絵画やエピソードを調べて臨んだのですが、この題材で希望を感じる作品になっていたのに驚きでした。
ロセッティの女性関係やリジー(エリザベス・シダル)の亡くなり方から悲劇性の強い作品になるのかなぁ。救いのある作品になっていたらいいなぁ。と思っていたもので。

男女の愛憎の部分を掘り下げるというかんじではなく、父親からの呪縛や権威に対する反発心、己の力量や優れた友に対する複雑な心情などといった青年が抱えるコンプレックスとブラザーフッドを素直に描いた作品になっていたと思います。
それがバウ初主演の極美さんに合っていたし、デビュー作らしいなぁ。若い作品だなぁと思いました。

C1699b459c8940a7b4cea9a63adb3f531幕は冒頭からテンポよく進行していく中で、あ、これ(付け焼刃で見たばかりの)あの絵を表現しているよね?と思うシーンが出てきて面白く見ました。
私が気づいた範囲では、エヴァレットの「ロレンツォとイザベラ」と「オフィーリア」、ロセッティの「プロセルピナ」そして「ベアタ・ベアトリクス」があったと思います。

F7981c0672a744e0aebdd8375571f06a「オフィーリア」の制作場面。
水辺の風景を現したと思われる幻想的なダンサーたち、そしてそこに浮かぶリジーが素敵でした。
天飛華音さん演じるエヴァレットの「オフィーリア」のモデルがロセッティの妻だったとは。
彼女はいろんな画家のモデルを務めた人気モデルだったようで。

B543ddba13384e189eb86248e693e3fb その人気モデルのリジー(小桜ほのかさん)を射止めたのがロセッティ。やっぱりイタリア男の血ですかねぇ。
私はその名前から勝手にロセッティはイタリア人画家だと思っていました。イタリア系の英国人だったんですね。ロイヤルアカデミー出身なんだ。
演じるのは極美慎さん。そりゃあモテモテだわ。納得でした。

「プロセルピナ」の場面はジェイン役の水乃ゆりさんに圧倒されました。
前作までの可憐な雰囲気とは打って変わった迫力で。
緑青のドレスを纏っての登場にこれはもしかして?と思っていたところ冥界の王とザクロと思しき果実が目に入り確信しました。
これはまちがいなくプロセルピナ(ペルセポネー)だと。

人生の半分を冥界に捕らわれたプロセルピナですが、青いドレスを脱ぎ捨てたとたんに能動的に獲物を捕らえる情熱のファムファタルへ。
捕らわれたのは?


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大変魅力的なジェインに一目惚れするのはさもあらん。それにしてもロセッティ、恋に積極的だなぁ。
その半分でも仲間に・・ってわけにはいかないか。いつも不憫なのは碧海さりおさん演じるウィル(ウィリアム・ホルマン・ハント)。いいやつだなぁ。

1幕目がとても詰め込まれていたので、これって1幕ものだったっけ?と錯覚しそうになりました。
2幕は時間が行き来しながらリジーを失ったあとのロセッティが描かれていました。

登場人物の1人ひとりが劇的なエピソードを持っている人たちなので、それを繋ぐだけでもドラマになるとは思うのですが、そこに何を映しこむのだろうと思っていたら、ああこれだったのか。

描きたい対象があるうちは、それを描き続ければよい。
捕らわれたものがあるならば、それを追い続けたらいい。
きっと希望が見出せる。
どうしてもそれに向き合えない時期もあるけれど、結局それが支えになるよね。
と、私はこの作品を見て思いました。

極美慎さん演じるロセッティ、これは何をしてもゆるしてしまうよねぇと思いました。悪戯っぽい笑顔がとても魅力的。
父親ガブリエーレ・ロセッティ(朝水りょうさん)はダンテを愛するあまりに息子にダンテと名付けてしまうようなイタリアからの亡命詩人でイタリア語の教授。
重いですよね。ダンテというファーストネームもその期待も。
彼もまたダンテが描いた久遠の美少女ベアトリーチェに憧れ、彼女を絵画に描くことを夢見て画家を目指した。
父親、ダンテ、ベアトリーチェ(ベアトリクス)が彼の人生を呪縛しているのだなぁ。

画家を志しロイヤルアカデミーオブアーツに入学するも劣等生でなかなか筆を握らなくなっていたロセッティが、退学処分をかけてどうしても絵を描かなければならなくなったときにモデルに切望したのが帽子屋で働くリジー(エリザベス・シダル)。
一目見て自分のベアトリーチェだと直感して即アタック。この行動力たるや。
それにもかかわらず・・・なにやってるのよ!と思うことばかりなのに、憎めないよねぇ。困ったもんです。

ロセッティのヘアスタイルがずっと西城秀樹みたいだなぁと思って見ていました。
きれいなお顔立ちなのでもっと顔回りスッキリのほうがいいなぁと思ったのですが、あれは熊倉先生の指示なのかな。
リジーが亡くなったのは30代でそれから2年後くらいに「ベアタ・ベアトリクス」を描いていると思うのだけど、エヴァレットが病室に訪ねてきたのもその頃の設定でしょうか。
としたら彼がロセッティと競って描くつもりの家族の絵というのは「はじめての説教」になるのかな。
エヴァレットの言葉と眼差しに心を動かされていくロセッティの表情がとても感動的でした。
いつも陽気にふるまうか自堕落に悪びれてごまかしてきた彼が、やっと素直な自分の心を語ることができたなぁ。

この場面のすぐ後のウィリアム・モリス(大希颯さん)のケルムスコット・マナーのシーンは、ロセッティが亡くなった1882年、その次の場面はケルムスコット・マナーにアトリエを構えた1870年。
1幕が19歳から30代で、2幕は30代、50代(ロセッティはいない)、40代と場面ごとに年齢が一気に増したり若返ったり。
その割にみんな見た目に変化がないなぁと思いましたが、こんなに場面ごとに年代が行ったり来たりするとメイク替えも難しいかな。(登場人物たちもほぼロセッティと同じ年齢)

天飛華音さん演じるエヴァレットは、見るからに優等生でロセッティたちとは毛並みがちがうのがよくわかりました。
そして優等生の彼だからこそ愛した人に一途に大胆な行動に突っ走ってしまうのだろうなと。それによって名誉もキャリアのすべてをも投げ捨てることになってしまっても。
彼が駆け落ちしたエフィー(瑠璃花夏さん)は彼のパトロンであるジョン・ラスキン(ひろ香祐さん)の妻ですが、劇中でも言っていたように12歳で求婚され19歳で結婚したものの夫婦関係は一切なかったそうです。(のちにラスキンは9歳の少女に魅了され彼女が16歳で求婚するというようにエフィーの時とおなじことを繰り返しています)
そういうエフィーの寂しさに共感したのかなぁと思いました。ロイヤルアカデミーに史上最年少で入学した彼もまた孤独な人だったのだろうなと。

天飛さんは舞台センスがある人だなぁと思いました。
「オフィーリア」の制作場面の鬼気迫る雰囲気。そしてロセッティの病室を訪ねる場面は引き込まれました。
彼女を見ていてなんとなく新公時代の音月桂さんぽいなぁと。そして極美慎さんがおなじく新公時代の凰稀かなめさんぽいなぁと思いました。
これからの2人がどんなふうに成長していくのか、見届けずにはいられない気持ちです。

小桜ほのかさん演じるリジーは、私がイメージしてたエリザベス・シダルとはタイプがちがう可愛らしい女性でした。
私は薬物を過剰摂取してしまうような不安定な女性のイメージを抱いていたので。
小桜さんのリジーはアニメの少女みたいというか、名前がおなじせいか話し方のせいか「黒執事」に登場するリジーみたいだなぁと思いました。
ロセッティを鼓舞する姿もとても健気でロセッティを支える良妻になりそうだけど、芸術家たちのミューズになるようなモデルと言われるとちがうような。
自我が見えない人だなぁとも思いました。おかげで物語がサクサク進んだともいえるかなぁ。

水乃ゆりさん演じるジェインは、脈絡とか関係なしにファムファタルと言われて納得してしまう存在感がありました。
ロセッティが惹かれてしまうのもしょうがないし、モリスがゆるしてしまうのも納得してしまう。
奇妙な関係、奇妙な存在に説得力があるのがいいなぁと思いました。
そしてジェインの夫があの(有名なテキスタイルの)ウィリアム・モリスとは知らなくて。お芝居の途中で気づいてそうだったのかぁ~!と思いました。
(知っていたらモリスのワンピースを着て観劇したのに~)

碧海さりおさん演じるウィルは、なんていい人なんだぁ~~~と思いました。
彼がいなかったらロセッティはどうなっていたか。
手のかかるロセッティをいつもいつも気にかけて心配してあげて、ロセッティが死にかけたときはずっとつきっきりだったのに、あの場はエヴァレットに譲って自分は表に出ないんだ。ほんとになんて気がいい人なの。
絵の才能もロセッティたちに勝るとも劣らないと思うんだけど、そこを誇示したりしないし。
ジョン・ラスキンを大大大尊敬しているところも垣間見えてふふっとなりました。愛すべき人だなぁと思います。

作品自体にも希望を感じましたが、星組の若手の人たちにも希望を感じた舞台でした。
極美さんは決して器用な人ではなさそうなのでこれから先も幾年もダメ出しをうけたりするんだろうと思いますが、それだけの素材をもっている人だと実感しましたし、それだけの期待をされている人なんだとも思いました。
これからの星組も見続けたいと思いました。

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2022/09/11

キミは黙ってるほうがステキだよ。

9月1日と2日に宝塚大劇場にて宙組公演「HiGH&LOW」「Capricciosa!!」を見てきました。

正直なところ「HiGH&LOW」 は私の趣味の範疇ではなく、原作ドラマも公演解説も見ないで観劇したのですが、これが意外にもう1回見に行けないかなぁと思うくらいに楽しめました。
舞台上で所狭しと飛び跳ねる宙組生を愛でることができる作品になっているのがよかったです。
いつもの宝塚の演目とはちがうせいもあるかもですが、100期以下の皆さんがイキイキと活躍しているように感じました。
一言でまとめると「目が足りない!」

開演前はヴェローナ(ロミ+ジュリ)みたいな世界観と思っていればいいのかな?と思っていたのですが、そこまで拗らせてはいなくて。
コブラ(真風涼帆さん)周辺の人々は邪気もなくて、ちゃんと勤労しててえらいねと思いました。親世代との関係も良好みたいだし。
「笑顔が可愛い得なやつ」(亜音有星さん)は私も好みです。
山王街=モンタギューと思えば、たしかに居心地が良さそうなのはわかる気はします。
敵の「舞踏会」に変装して潜入するのもロミジュリリスペクトですよね。

帰属意識に溢れた若者たちがチームごとにイズムやテリトリーを持っていて、互いに反目しあっているのはわかりました。90年代っぽくも感じました。
冒頭でコブラが言う「この街を守りたかっただけだ」とはなんだったんだろう。それはさいごまでわからず終いでした。

1回目の観劇はストーリーを追っていたのでえ?で終わってしまったのですが、2回目はこれはこういうパフォーマンスなんだと思って見ることで役になりきった彼らが舞台で
花を開かせる瞬間を目の中に収めることができて面白かったです。

潤花ちゃん演じるカナは、余命わずかと言いながら明るく元気にふるまうフレンドリーな女性で、潤花ちゃんはやっぱり可愛いなぁと心が潤いました。
小学生以来会ってなかった相手にいきなり「私死ぬの」って言うのはちょっと???でしたが。
あれはいま言わなくちゃって彼女なりに勇気を振り絞った結果なのかなぁ。でもすごく軽く宣っていて、絶対にシリアスにしたくないって決意の表れなのかな。

そして余命宣告されて「やりたいこと」っていうのがあれなんだなぁ。ほかのことを思い煩う必要がないくらい家族に愛されている人なんだなぁと思いました。
そんな愛されて育ち恵まれた人が、見捨てられた人々が棲む無名街の闇市で買い物をしたい♡と連れて行ってもらって嬉しそうにはしゃいでいる姿がぞわぞわしました。
そこで見て経験したことをワクワクした♡とニッコニコの彼女に困惑。私は野口先生の作品のこういうさりげなく挿入される描写が残酷でグロテスクに感じられて苦手なのだなぁ。

ロッキー(芹香斗亜さん)はちょっととぼけた雰囲気もあり紳士的なふるまいだけど一転して凄味のある人みたい。
舞台では上辺しか描かれていないけれど原作ではもっとイズムがある人なんだろうな。と勝手に思いました。
彼の舞踏会の客人や従業員を無個性にせずキャラクターをつけて見せてほしかったなぁ。エピソードがない分、1人ひとりの存在にストーリーを感じられたらいいのにと思いました。
ナンバー2役の風色日向さんは、カチッとした身なりとスマートな身のこなしながら得体の知れない雰囲気がよかったです。本家もこういう人なのかな。

スモーキー(桜木みなとさん)がとても心に刺さりました。
あの朧かながら存在感のあるなんともいえない雰囲気。異空間に迷い込んだような不思議な感覚に陥りました。
RUDE BOYSのナンバーがとても良かったです。歌が凄い。そして秋音光さんや優希しおんさんなど身体能力が高いメンバーによる同時多発的なパフォーマンス。本当に目が足りなくて、ぜったいに見逃してしまっていると思います涙。

お祭りの場面は着流しの浴衣姿の真風さんを見られてよかったです。
祭り太鼓も本格的で心が沸き立ちました。けど季節はいつなんだろう。浴衣だから夏祭り?? にしてはほかのシーンが夏っぽくないんだなぁ。
コブラは達磨一家が仕切っている祭りだとわかっていて出向いているのかな。だとしたらそうとうむちゃなリクエストを叶えてあげているんですね。カナのために。

殴り合いの場面を見ていると、アドレナリンと脳内麻薬物質に支配されてる状態だなぁさらに興奮状態を求めてエスカレートするやつやん。セルフコントロールが効く人ならいいけれど。と心配になりました。
コブラも限度ってものを知らないヤカラがいるって言っていたけど。

「キミは黙っているほうがステキだよ」というのはカナのセリフですが、これを「冷静さを保て」という意味だと自分に落とし込むコブラは深慮の人なんだなぁと思いました。
私には、カナは自分が聞きたくない言葉をコブラに言わせないためにそう言っているように思えたから。
でも状況を冷静に見る目こそが最良の生き残るすべだし、そんなコブラは決して暴力行為の依存症ではないのだなと思いました。

苦邪組のリン(留依蒔世さん)は5つのチームの本拠地に火を放ったりしてSWORDを敵に回して何か得することがあったのかな。
チーム同士で潰し合いをさせる方向でもっと緻密に計画実行すればよかったのに。いろいろ雑だなぁと思いました。
SWORDに火をつけて闘って敗れるまでがお仕事なんでしょうけど。なんか間尺に合わないなぁ。
宝塚オリジナルのチームらしいので、もうやりたい放題好き放題やっちゃって爪痕を残してほしいなと思いました。
春乃さくらさんをはじめとする七姉妹のチャイナドレスの着こなしがとても美しくて好きでした。
そういえばバイフー(小春乃さよさん)、メイナンツー(泉堂成さん)と、役名といい服装といい、苦邪組ってチャイニーズマフィアかなにかなのかな。

レディースの女の子たち。そんなにパワーに溢れているんだからもっと大きな夢が持てるよ。とは思うんだけど、それほどにここ(山王街)は居心地がいいのかなぁ。
女の子を傷つけるのは夜の街だけじゃないからなぁ。
純子さん(天彩峰里さん)も本気でなにがなんでも「コブラの女になってやる」っていうよりは、いまの状態でいることが大事なのかなと思いました。
仲間を気にかけてあげたりチームでいることが。
集まっているメンバーもどこかで寂しい思いをしてきた女の子たちなのかなと。

それぞれの登場人物たちの関係性を見る人の観点でさまざまに好きなように落し込んで愉しむ作品なのかなと思いました。


「Capricciosa!!」は大介先生のショーにしてはまったりしていた印象でした。
いつもだったら神妙にお芝居を見てショーで盛り上がるというのが定番ですが、今回は1幕目の「HiGH&LOW」 でアドレナリンをそうとう放出しちゃった後だったからでしょうか。
それぞれの場面は大介先生クオリティで楽しかったです。
チョンパはやっぱり良いですね。

宙組の歌上手さんたちが各所で活躍していた印象が強いです。
とくに天彩峰里さんが目立って活躍されていたように感じました。彼女が歌いだすと注目せずにいられません。
若翔りつさんと朝木陽彩さんのデュエットもこれ聞きたかったやつだぁと思いました。
留依蒔世さんはさすがのよい声。中詰めも、圧巻のエトワールも。退団されるのが残念でなりません。

私にとっての
心のスイーツ♡水音志保さんが目立つポジションにいたのがうれしかったです。
紫藤りゅうさんとのペア、2輪のバラのようで素敵でした。それから真風さん芹香さん桜木さんとのデュエットダンスの場面は組む相手ごとに異なった雰囲気を楽しめて至福でした。
「ミ・アモーレ」のドレスを翻すときのキュートな表情が鮮やかに記憶に残っています。

潤花ちゃんの笑顔には肯定されるような救われるような気持になります。まさに衆生を救う笑顔。
スカラ座の場面、白いドレスで真風さんと踊る姿は夢物語のようでした。
この場面はプリマドンナの春乃さくらさんも素敵でした。歌声も。

夢物語といえば、ヴェネツィアの場面も。
ゴンドリエーレ瑠風さんと帽子の美女桜木さんの絵がとても美しかったです。

「HiGH&LOW」の反動か、娘役さんたちに魅了されたショーでした。
宙組のすらりとして楚々と品の良い娘役さんたちを堪能しました。

スカラ座の場面からフィナーレに向けて、あれ?これは?と思う演出が心をざわつかせました。
まるで真風さんへのはなむけのような。
もしかして東京公演では客席の涙を誘うことになるのかしらと。

血潮が騒ぐというタイプの作品ではなかったけれど、パフォーマーの技量ともども質の良いショーという印象を受けました。
終演後のロビーの階段で「かっぷりちょ~ぉざ~ぁかっぷりちょ~ざ~♪」と小さな女の子が楽し気に歌いながら降りていた姿に遭遇し、良いショーだったのだと実感しました。
中詰めのお衣装が全体として見たときにのっぺりとしているように感じられていまいち気分が上がらなかったので、そこだけ改善されたらいいのになぁと思います。

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