Just Look at Me!
11月23日にキャナルシティ劇場にて行われた「望海風斗20th Anniversary ドラマティックコンサート Look at Me」に行ってきました。
望海さんのコンサートは去年に引き続き2度目、そして今年望海さんの舞台を見るのは、博多座ガイズ&ドールズに続いて2回目です。
またまた福岡に来てくださって本当にありがとうございますと思います。
今回のコンサートも大満足でした。
今回の構成は、企画した音楽番組が打ち切りになってしまった演出家のヒカリさん(望海さん)が、本当にやりたかったショーをイメージしてみたという筋立てで趣向の異なるいろいろなナンバーを披露するというかんじ。どんなジャンルも歌える望海さんならではでした。
初っ端からブロードウェイミュージカルの名曲を歌いこなす望海さん凄かったです。
そのナンバーが使われたミュージカルそのものは、いまの時代に見るとついていけなかったりもするのだけど、やっぱり名曲は名曲。それを望海さんが歌って聴かせてくれることが至福でした。
私は望海さんの声も好きなんだけど、リズム感がすごく好きなんだなと思いました。
気持ちよく風を切り波に乗っているような全身で楽しめる音楽と歌声が最高。
「All That Jazz」「Luck Be A Lady」は痺れました。やっぱりカッコイイ望海さんが好き。
続いては懐かしい邦楽のナンバーをリディスカバリーするコーナー。
前回のコンサートでも思ったのですが、望海さんは歌で言葉を伝える力が素晴らしいなと。
聞き慣れたナンバーなのに、こんなことを歌っていたんだとしみじみ歌詞の世界観に浸りました。
「薔薇より美しい」ってこんな情景と心情を歌っていたんだ、「ビューティフルネーム」ってこんなにグルーヴな名曲だったんだと。
すでに東京公演をなんども見ていた望海さんファンのオトモダチが「アヤコが嫁に行ってしまう・・」と涙目でしょぼしょぼしていた理由がわかった「秋桜」。リアルな情景まで浮かんでしまって、ひととき沁みますね、これは。応援を続けてきた人にはたまらない、いろんな思い出がよみがえるのではないでしょうか。
と勝手に想像して私もしょぼしょぼしました。
それからこれまで望海さんが公演で歌ってきたナンバーのコーナー。
こんなロックな「最後のダンス」が聴きたかった!とあがりまくり。
コーナーの1曲だからドレスにフィンガーウェーブにシンプルなパールのヘアアクセサリーで男前に歌っていたのも印象的で、素敵イイイィ♡と心で悲鳴を上げていました。
今回はコーナーごとにヘアスタイルもコスチュームも印象がまったく違うのもいろんな魅力や夢を見ることができて素敵でした。
「最後のダンス」に感動して思わず夢見てしまったのですが、望海さんの歌唱で力強い「私だけに」を聴いてみたいなぁと。宝塚版とも東宝版ともちがう「私だけに」を。できればドイツ語で。
思いっきり「Nein!」と拒絶してほしいなぁ。
そしてそして、今回めちゃびっくりしたのが「パレードに雨を降らせないで」(Don't Rain On My Parade)。
まさか望海さんの歌声で聴けるとは。この曲とっても難しくないですか? 日本語で歌詞をつけられないタイプの曲だと思うし英語で歌うのも難しい曲だと思っていたので、こんなふうにコンサートで生で聴けるとは思ってもいなくてえっ?この曲?とびっくりして、でもさらに望海さんのヴォーカルもすごくドライブ感があってマグナムのシャンパンシャワーを浴びたような気分を味わいました。
望海さん最高です。祝20周年!
望海さんの歌も、バンドの演奏も、ダンスも。全てが上質でよき時間を過ごせたなぁと大満足です。
来年は「DREAM GIRLS」博多座公演もあるし、これからの望海さんのご活躍をさらに楽しみにしています。
四方山ですが、望海さんファンの方から「なんでもいいのでペンライトを持ってきてね」と言われていたのですが、家にあったのが唯一マカシャン(例のデリシューのマカロン型ペインライト)だったので、「なんでも?」と思いつつアンコールで皆さんがペンライトを振っている時に恐る恐る振っていたのがバレてしまったみたいで望海さんから軽く指摘が・・(ほかにもマカシャンの仲間がいらしたのかな)。緑系のライトが多い中でピンクがいかんかったかなぁ。。
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