利子をたっぷりつけて。
6月6日昼夜、7日昼、9日千穐楽昼夜、東京宝塚劇場にて
宙組公演「モンテ・クリスト伯」「Amour de 99!!-99年の愛-」を見ました。
なんだかとても満ち足りて。抜け殻です。
千穐楽見れてよかったなぁ。
3月、4月、5月、6月と追いかけてよかったなぁ。
かなめさんのお芝居がほんとうに好きだし、宙組の皆の芝居が好きだったなぁ。
お芝居って、1人でやるんじゃないんだってあたりまえのことだけど、わかった気がしたし。
相手を活かす受け方ってあるんだなぁって。
相手の芝居が生きるから、自分も生きて、その連鎖で自然な流れができるんだなぁ。
そして、見る者の心に落ちて来るんだなぁって。
アルベール、ボーシャン、フランツが見に行くたびによくなっていくのを感じて
小アルベールも、海賊の子分たちも、いろいろやって見せて愉しませてくれて
フェルナンは見るたびに大きくなっていく気がしたし。
そうしているうちにある日、現代チームがすごくよくなっていることに気づけて。
なんかうれしかったなぁ。
たとえばフェルナンが大きくなったと感じたのは、まぁ君自身がなにかを掴んだことも
あるのだろうけど、きっとフェルナンと絡む人たちが、いい受け返しをしているから
っていうのもあるんじゃないかなぁ。
それで、フェルナンという人物の陰影がすごく見えてきた気がするのです。
あっっ、、(^^; フェルナンが個人的にタイプだったので引き合いに出してますが
フェルナンだけじゃなくて、全体がそんな感じで深まっていった気がするのです。
舞台の上で皆が生きていたなぁと。
よかったなぁよかったなぁ。
と。思いかえすたびに、にやにやしています。
なんなんでしょうこれ(笑)。
そして、かなめさんのお芝居のひとつひとつを反芻しては、
心を何処かに飛ばしています。