そのひとと出逢ったときから世界は貌を変えた。
4月25日、26日、27日、宝塚大劇場にて「ベルサイユのばらーフェルゼン編ー」
星組トップスター柚希礼音、宙組トップスター凰稀かなめ特別出演公演を見ました。
特出のお2人については前記事で熱く(^^; 語ったので、
今回の特出版「ベルばら」を見て、脚本などに関して思ったことを。
(ねたばれです)
私が見た公演は、特別出演ヴァージョンということで、
プロローグとフィナーレに特出の2人のナンバーが加わったことのほかに、
2幕で、オスカルの結婚話に苦悩するアンドレのシーンと、
アンドレによるオスカルの毒殺未遂のシーンが追加になっていました。
通常公演ヴァージョンでは、そのシーンの替わりに、スウェーデン国境で
フェルゼンとジェローデルが国境守備隊と立ち回りをするシーンがあるようです。
そのため特出ヴァージョンの2幕は、かなりオスカルとアンドレに時間が割かれていて
「フェルゼンとオスカルとアンドレ編」といっても過言ではなさそうでした。
そして、この2幕のオスカルとアンドレの場面は、過去に上演されたフェルゼン編などと同様、
国王夫妻救出の助力を請いに、スウェーデンに帰国しているフェルゼンのもとへ
尋ね来たジェローデルが、フェルゼンにオスカルの消息を尋ねられ、
「オスカルは死にました」と告げたところから始まるわけです。
そこから場面は過去の革命前夜のフランスへ。
今宵一夜からはじまり、パリ市内~バスティーユの戦闘という
オスカルとアンドレの場面になるのですが、
いつもここは無理矢理だなぁと思っていたところへ、