カテゴリー「♕ 星組」の26件の記事

2020/11/27

鷹は海をめざし海に生き海へ還る。

11月25日に梅田芸術劇場メインホールにて宝塚歌劇星組公演「エル・アルコン-鷹-」「Ray―星の光線-」を見てきました。

「エル・アルコン-鷹-」は、最初はスペクタクルな礼真琴さんの歌声に酔いしれ、舞空瞳さんの脅威のドレス姿と(なんでしょうあの身頃の小ささ!そして腰から下のスカートのバランス♡)どういう体幹があったらそのポーズを維持できるの?という美しい身のこなしにほわあぁぁぁん♡となり、ティリアンとギルダとしての2人のセリフの掛け合いもなかなか小気味よくて、これは期待♡と思って見ていたのですが、作品自体の描かれ方が途中からどうしても受け付なくなってしまいました。
大昔に原作ファンだったあの頃の大切なものを踏みにじられてしまったような気持ちになってしまって。
第二部のショー「Ray」が最高に素晴らしくてこれだけでチケット代以上の価値があり興奮して帰宅したのですが。
ショーの感想はのちほど書くつもりですが、ここではどうしても書かずにいられない大昔のファンの繰り言を。

このお芝居の原作が描かれた1970年代はいまよりずっと女性蔑視な考え方が生きていて、「はいからさんが通る」の青江冬星ではないけれど「女は泣く」「女はサボる」、即物的、数字が苦手、感情的、大局でものを見ることができない等々と文筆家の人たちでも普通に書ていた時代でした。人間的に負とされる部分を女性という属性の特徴だとされて、それを有していることを「女らしい」と見做されていた時代でした。『婦に長舌あるは是れ乱の階なり』—— 慎みのある女性が尊ばれるのは自分が劣っているという立場をわきまえて決して男性が為そうとすることの邪魔をしないから。
まだまだそんな空気が蔓延る時代に、新しい時代の風を感じて生きていた当時の少女たちの中には「女らしい」と言われることに蔑みの目で見られてるような居心地の悪さを感じる者も少なくなかったと思います。
そういう少女たちが既存の文学の中にはない生き方を少女漫画の中に探り求め支持したのが、女性に生まれて軍人として生きる主人公の物語や、少年同士の友愛を描いた物語、動乱の時代をたくましく生きる女性のロマンスなどではなかったかなと思います。現実にはとてもいないような女性に献身的な男性が登場するのもポイント。

そんな時代に、女性に都合が悪い男性たちを描いて人気を博したのが「エル・アルコン-鷹-」等の作者である青池保子先生でした。
その青池作品には「女性嫌悪」が根底にあるとずっと思っていましたが、それは当時の「女性らしさ」という概念に対する嫌悪ではなかったかといまにしてみると思うのです。大事な局面で泣き喚き、任務の邪魔をし、即物的で色恋にしか興味がないとされる存在=「女性」への。

齋藤吉正先生の作演出による宝塚歌劇の「エル・アルコン」は、その原作にある女性嫌悪の部分をさらに別な方向に煮詰めてしまったようないたたまれなさがありました。
それは本来の原作の方向とは真逆ではないかと思わずにいられませんでした。

また原作のティリアンは、野望のためには手段を択ばない敵役ではあれど、部下を信頼し傲慢な上司には激しく憤り(そのプンスカ具合が好きでした)、時には水夫と一緒になって肉体労働をして窮地を脱したり、幾度も死にかけるピンチにも遭う。部下に「死ぬなよ」と声を掛けることもあれば、彼なりに人を悼みもする(自分が殺めた者だったりするけれど)。
そんなエピソードのなかに、それでも野望を捨てない理由や冷酷な所業をやってのける理由が見出せる、感情的で人間らしい面もふんだんにある、激しさと冷たさのギャップが魅力的な人物でした。ですが舞台のティリアンは立派な衣装を着込んでしじゅう抑えた声で話す人物で、彼を魅力的に見せるエピソードを芝居で見せる場面はなく、かわりに寒々しいモノローグで誤魔化されていて、キャラクターとしてちっとも魅力的に思えませんでした。

いまでは「エル・アルコン」がシリーズの代表作であり代名詞ですが、世に出たのは、麗しの女装海賊キャプテン・レッド(ルミナス・レッド・ベネディクト)が主人公の「七つの海七つの空」が先でした。そしてそのレッドは、当時はまさに“言わずと知れた”レッド・ツェッペリンのヴォーカル、ロバート・プラントがモデルでした。
彼の部下にはツェッペリンのメンバー、ジョン・ボーナム、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズがモデルになっているキャラクターがいて、その関係性を面白がって読んでいた記憶があります。
あの頃の英米のロック・グループへの少女たちの熱狂は、その音楽性以外にも、もしかしてそれ以上に、「男性だけのグループの関係性」というものに憧れと夢を募らせた結果なのではないかと思います。問答無用に自分の属性が劣った一方とされてしまう男女の関係よりも、男性だけの盟友関係に夢を見たのではと。
そんな頭の中だけ、仲間内だけの空想が漫画という二次元の中で具現化されていることをどうして喜ばないでいられましょう。愉しまないでどうしましょう。そしてさらに性別を超えた装いや性別にこだわらないセクシュアリティのキャラクターたちが支持された理由も、おなじところに根があるのではないかと思います。その表現もいまとなってはアウトかもしれませんが。
この傾向はキャプテン・レッドの末裔とされるキャラクターたちが活躍する別作品「エロイカより愛をこめて」の初期により強いかな。
「七つの海七つの空」のほうは、イングランドの海賊たちがチームとなり、もうひとりの主役ティリアンが率いるスペイン無敵艦隊を敗るアルマダの海戦をクライマックスとする物語を紡いでいきます。

この「七つの海七つの空」には当時の少女漫画らしくちゃんとヒロインが登場します。それが貴族の娘ジュリエット、舞台では桜庭舞ちゃんが演じていましたが、私はこのジュリエットの登場でさ———っと醒めてしまいました。桜庭舞ちゃんは演出どおりにカンペキに演じただけだと思うのですが。
原作のジュリエットはあんな頭が弱そうな話し方をする女の子ではないし「お嫁さん」に憧れる子でもありません。あんなふうにハートの照明をあびて笑い者にされるようなキャラクターでもありません。
結婚よりも自由と夢と海賊に憧れる17歳。意に沿わない人の花嫁になるところを海賊に攫われて、さらにレッドたちに救われてみずから海賊見習いになる女の子。原作漫画を読んでいた頃は、レッドと仲間たち、ティリアンとニコラスがいれば満足で、正直ジュリエットは邪魔に思っていました。バンドの中の紅一点ってかんじで居方が難しい立ち位置だけど、彼女なりにレッドたちの役に立とうと懸命に生きて、ティリアンに一杯食わせたりもしてる。レッドに淡い恋心を抱きながらも、それよりも仲間として役割を果たすことで彼らの中に自分の居場所を作ろうとする子。いまになって考えると彼女の気持ちがよくわかる気がします。だからこそ、宝塚歌劇であんな描きかたをしてほしくなかったなと思うのです。
シグリットもペネロープもあの時代を女性として懸命に生きているキャラクターだと思うのだけど、舞台での描かれ方にはまるで愛を感じられませんでした。むしろ「女の浅知恵」とでも言いたげな描かれ方でした。
原作では、愛の言葉を囁きながら自分の腕の中で刺殺したペネロープの最期にティリアンはくちづけをしていたし、その遺体の処理を「できるだけきれいにしてやれ」と命令したり、けっして心のない人間というわけではなかったのに。
ただいつも彼は死と隣り合わせの運命に挑戦し続けていたから、他人にも死と隣り合わせの人生をその手で与えてしまう。だからといって人を人とも思わない人間では決してないと私は思います。

さらに最もショックだったのが、ギルダの描かれ方でした。
原作のギルダは、まさに「女にはできない」とされていたものをことごとくやってのけるキャラでした。身体中にある創傷、それまでの少女漫画にありがちだったリカちゃん体型ではなく、長身面長で首筋もしっかりとしたバービー体型、スカートを翻して剣を揮う女海賊。誰にも屈することなく、ティリアンとも互角に戦い、敗れ、すべてを失ってもなお、ティリアンの命を狙い続けた誇り高き女性。ティリアンは彼女の最期に敵将として心からの敬意を払っていたのに、舞台での詰まるところ女でしかないような描かれ方がとてもショックでした。
そしてとってつけたような原作にはない安っぽい子ども時代のエピソード。あんな蛇足を足すくらいなら、その尺をつかって原作のエピソードを描いてほしかったと思います。原作ものを手掛ける以上は逃げずにちゃんと向き合ってほしいと思います。

そしてキャプテン・レッドも幼く作り過ぎている気がしました。
幼い頃から義父に虐待を受け、その愛人たちに囲まれて育ち、みずからの境遇を自分の力で切り拓くために野望を胸に士官学校から海軍に入隊し権力に近づく道を選んだティリアンと、豪商の息子として両親に愛されオックスフォードの法科で学び、父親が反逆罪で処刑されてすべてを失うも、心に復讐を秘めて仲間と海賊として生きるキャプテン・レッド。
育った環境はちがえど、ともにアルマダの海戦時で20代半ば。
レッドもいつまでも世間知らずの若者ではないだろうし、1年のあいだに人間として逞しくなったレッドがティリアンと対峙するからこそ、ティリアンもより大きく見え、その生き方に説得力がでるのでは。
初演のキャストがどうしても年齢差があるように見えたのかもしれないけれど、初演が必ずしもベストではないのだから、いまのキャストといまの感覚で作品に向き合ってほしいなと思いました。

原作はどのキャラクターも心をもった人間として描かれていました。だからこそ読みごたえがあり私は(おそらく多くの人が)夢中になったのです。
冷酷といわれたティリアンにも心があり、なぜそうするのかという理由を見出すこともでき、心酔することができました。
舞台ではただただ非道な行いを重ねるだけになっていたのが残念でなりませんでした。

| | コメント (0)

2020/02/24

守るべきものは。

2月17日に宝塚大劇場にて星組公演「眩耀の谷」と「Ray」を見てきました。―― の感想のつづきです。

瀬央ゆりやさん演ずる謎の男の正体は薄々察せられるものがありましたが、ほんとうに謎なのはなぜ彼は礼真を・・・?ということでした。
終盤にその理由が明かされるわけですが、そこがちょっと腑に落ちないといいますか。

血統だけではないはずですよね。血統だけでいうなら瞳花だって該当するし、ほかにも末裔は幾人もいそうです。なにより瞳花の幼い息子だって。
礼真の資質こそ相応しいからですよね。そこがふわっとしてた気がします。対比させる誰かとかがいたら面白いのになぁ。
愛月ひかるさん演じる管武将軍がもっと亜里の謎に踏み込む野心的な人物として描かれていたらなぁ。瞳花を通じてなにかを悟って動いているとか。

幼子をめぐる話の流れがなんともすっきりしないのです。管武将軍の無情さ、保身のための計算高さをあらわすだけの道具になっているようで。
瞳花も。美しく舞っている場合じゃない気がして。我が子を思う気持ち。母の嘆きはそんなものではないのでは。もっと主体的にかかわろうとする意志が見たかった。

管武将軍、幼子、瞳花。
このあたりの描き方、焦点の当て方が物足りなく感じます。
演じる方の力でなんとか埋めてもらうしかないのかな。来月もう一度見る予定がありますので期待したいです。
(が、新型コロナウィルスの蔓延も甘くみてはいられない状況で、今回が唯一の観劇であったかもしれません)

謎の男を演じる瀬央さんは、ごく普通の男のような雰囲気から話がすすむにつれていわくありげになっていくかんじが面白かったです。


宣王を演じる華形ひかるさんは、私欲でうごく狡猾そうな暴君の雰囲気。
巫女の敏麗を演じる音羽みのりさんは、宮殿の女性の誰よりも強い力をもっているように見える臈長けた女性。
宣王の妾妃瑛琳を演じる小桜ほのかさんは目ぢからのあるクールな印象の女性で、敏麗とは姉妹らしい。

この姉妹の目的もいまいちわからなくて。
宣王が「黄金の谷」に心動かされる人間であることは熟知しているのですよね。
瑛琳を寵妃にするために画策しているということなのかしら。
もしかして瞳花が盲目となったことにもかかわっていたりする? それは飛躍のし過ぎかな。
すんごくアクの強い婀娜な姉妹だったので印象的なのですが、思い返すとなにがしたかったのかよくわからない(笑)。
けど見応えのある姉妹で気になりました。

春崇役の有沙瞳さん。語り口調が優しげで、そしてお上手です。
ラストのしあわせそうな笑みが印象的で忘れられません。彼女のおかげで満足して良いものを見たわ~~としあわせな気持ちで幕間をむかえました(笑)。

印象的といえば、礼真をいざなう神さまの使い、小鳥か蝶かと見紛うようなしなやかに舞い踊る動きが美しくて。
あとでプログラムを見ると、水乃ゆりさんかな?
星組はデキル娘役が多くて層が厚いなぁとしみじみ思いました。


さて、ショー「Ray」について。
これは中村B先生、本望だろうなぁと思いました。
ロックもジャズも歌いこなす琴ちゃん(礼真琴さん)。シャウトもウィスパーも思いのまま。ヴォーカリストだわ。

MUSIC AND DANCE, SONG AND DANCE,DANCE,DANCE ‼︎なショーで、 素材で勝負って感じのスピーディーなショーで楽しかったです。
手拍子も裏打ちでノリやすくてよかったです。(「アクアヴィーテ」の頭打ちがずっと違和感で・・楽のウィスキーボンボンまでも涙)
なんというか、まさしくショーを楽しんでいる!という気分。

で気分がのったところに登場する愛ちゃん(愛月ひかるさん)。
ナニソレ。
ナニそのハットの被り方。ナニそのスーツの着こなし。ナニその長い脚のさばき方♡
正しく宝塚だわ~~~~♡

正統派エンターテイナーと正統派タカラヅカが交互にきて、なんだかムヒムヒ笑っちゃうショーでした。
そしてどっちついても踊る踊る踊る!星組生。
新生星組ってこうなんだ! まさしく新しい星組をお披露目されたかんじがしました。

綺城ひか理さんも天華えまさんも歌うまっ。
極美慎さんもそういうニュアンスで歌えるんだ。
この世代の男役さんの充実ぶり、凄いなぁ。

男役さんに負けていない、それぞれが半歩前に出ているような勢いの娘役さんにも驚きます。
娘役さんがカッコイイ(笑)。

そして名も知らぬ下級生にも綺麗なひとたちがたくさん。(星組下級生の舞台化粧技術すごい???)
そして踊れる。歌える。驚き。
ほかの組にだってチャンスさえあえば踊れる歌える生徒さんたくさんなのかもしれないけど、とにかくこれがいまの星組なのねと。
いろいろ瞠目するショーでした。(詳細はあまり覚えていない・・・笑)

星組はたまに見るせいもあると思うけど、下級生だと思っていた人の成長に驚きます。
星組さんは育てることに長けているのかなぁなんて思いながら帰路につきました。

来月もう一度見れることができますように!

| | コメント (0)

2020/02/21

真実を知るには勇気がいる。

2月17日に宝塚大劇場にて星組公演「眩耀の谷」「Ray」を見てきました。
期待の新トップコンビ礼真琴さんと舞空瞳さんの大劇場お披露目公演。チケットを手に入れるのは難しいかなぁと思っていたのですが、宙組東京千秋楽観劇の翌日に日にちを絞ってプレイガイドの先行にエントリーしてみたら幸運にも観劇が叶いました。

「眩耀の谷」はお芝居としては初の謝珠栄先生の大劇場作品でした。
古代の中国が舞台の作品として、音楽も舞踊も舞台美術も素晴らしいものでした。それを表現している星組の皆さんも。
凄いものを見たわと思いました。

宙組公演「エル ハポン-イスパニアのサムライ-」を見て、人を育てるということが明日への希望だなぁとしみじみと思ったのですが、この「眩耀の谷」を見てさらに、命をつなぐ次世代への愛が連々と人を生かしているのだなぁと思いました。
主人公が民を扇動し殲滅されゆくさまを美化する「メサイア」が美しければ美しいほどエモーショナルであればあるほど受け容れ難かった私には、この主人公礼真(礼真琴さん)の苦悩するさま、そして彼の決断に深く共感しました。

礼真の瞳には、そこに生きている人々の姿が見えている―― そう思いました。
生きるために、次代に命をつなぐために、虐げられ傷ついた民たちが必死で銀橋を渡っている姿に心迫るものがありました。
彼らを護るため目を配る男たちにも。
生きるということがどれほど尊いか。それを見せられたような気がしました。
有沙瞳さん演じる春崇がそれを象徴しているような役で幸せな気持ちのなかで終幕を迎えることができました。

「まことを知るには勇気がいる」
自分が真実と思っているものは、都合よく修正されたそれではないのか。
おそらく主演の礼真琴さんのお名前にも掛けられた“マコト”という言葉を噛みしめながら、この時世だからこそいっそう心に響くものがありました。

礼真琴さんは父母を敬愛し、尊敬する人の言葉に素直に感銘をうける純粋な青年丹礼真を全身全霊で演じてらっしゃいました。
礼真として民を思う気持ちはそのまま組を思う気持ちとも重なって見え、この役を通じて彼女自身が大きくなるにつれ、さらに深みのある作品になる予感がしました。

見ているとどんどん湧いてくる謎と、それが解けていく面白さ。
あのとき意味があるとも思わなかった礼真の行動にちゃんと意味があったのか!とか。(金属で叩くと火花が散る黄鉄鉱は「愚者の黄金」とも呼ばれる)
このさき公演を重ねてネタバレが浸透してしまってからは、内面を表現する芝居が勝負かなと思います。
磨かれていくことでさらに面白くなる作品だと思います。

ヒロインの瞳花を演じる舞空瞳さんは、一族の王の妹で舞姫の役。
可憐な彼女にぴったりな役かと思いきや、盲目にされ、しかも幼い子どもと生き別れてしまった悲しい女性の役。
彼女にとってこの役は挑戦だなぁと思いました。女性として言い尽くしがたい悲惨な憂き目に遭ったという実感は正直まだ伝わってこなくて、セリフの上だけになってしまっている感はありました。
盲目の役ということで目ヂカラを封印されてしまうのも難しいところかなぁ。星組には目ヂカラのある娘役さんが多いから(小桜ほのかさんとか音羽みのりさんとか小桜ほのかさんとか)つい薄い印象になってしまうのも気の毒な気がしました。
彼女がどうこの役を掴んでいくかで作品も深まっていくだろうなぁと。
盲目ながら舞う姿はとっても美しくて彼女の魅力が発揮されていました。ラストシーンで礼真と並ぶ姿も美しい対でした。

管武将軍役の愛月ひかるさんは、まだまだ本領発揮とはいかないかなぁというのが正直な印象でした。
まだお芝居が臆病というか。
もっと礼真の心酔が当然に思える武将としての器の大きさやキラキラ(ギラギラ?)したカリスマ性が見えたらいいなぁ。
そこからのギャップが見せどころじゃないかしら。
そうすると礼真の苦悩の理由に説得力が増すと思います。
コスチュームの似合いっぷりはさすがでしたので、役に相応しい色気も加味して魅せてほしいなと思います。

ひきつづき謎の男役の瀬央ゆりやさんについて書きたいところですが、健康管理も社会的責任なご時勢、睡眠時間確保のため、後日にいたしたいと存じます。

| | コメント (0)

2019/12/02

薔薇の上で眠る。

11月23日に梅田芸術劇場メインホールにて、宝塚歌劇星組公演「ロックオペラ モーツァルト」を見てきました。

星組さん、こんなに歌が上手なんだとびっくり。私のなかではいわゆる“美貌枠”の生徒さんも、実力ある方々に引き上げられてか思ってた以上に歌えてて、これから星組さんを見に行ったらこのレベルの舞台が楽しめるってことかとポテンシャルの高さにわくわくしました。

作品自体は、私(わたくし)的にはあまり好みではありませんでした。
花組宙組の大劇場公演を見たあとだったのもあるかもしれませんが、やはり私は宝塚らしい舞台が見たいのだとあらためて思いました。

全体的に邪悪さも華も希薄で下世話さが強調されてて、宝塚でもなければロックでもないなぁと。
モーツァルトは卑俗な男なんだとは思うけども同時に愛される魅力もあると思うのだけど。
なんというか、モーツァルトには才能しか愛すべきところはないような印象を受けて、それはどうなの?と。
才能だけを愛されてほんとうの自分を愛されない孤独っていうのは芸術家あるあるだとは思うけど、彼もまた孤独なアーティストなんだろうけど、見ている観客には彼の愛すべき魅力がつたわるように描かれていてほしいなと思いました。

彼のピュアさ、信じやすさ、エキセントリックさ、身勝手さ、喜び、悲しみ・・・それらに心震わせられたかったなぁ。
孤独はすごく感じました。

世界観が矮小でスケールが小さく感じたのはなんでだろう。帰路ではそれをぐるぐる考えました。
親子間の愛情も姉妹間の確執も、どれも浅くしか描かれていないから、役者がやりようがないのではないかな。
なぜ、いまなおモーツァルトの人生が描かれ、人びとがそれに共感するのか。
とくにロックオペラとして描かれ、支持を得ているのはなぜか。
その答えとなるものとは真逆ななにかが散見されて楽しめなかったのではないかなぁと思います。
楽曲本来の活かし方次第ではそれも挽回できたかもしれないけれど、そもそも宝塚はそこは得意分野じゃないからなぁ。だからこそ、ストーリーの作り方が大事なんだけどなぁ。

1幕ラストの舞空瞳さんのダンスが印象的で幕間の脳内はその残像で埋め尽くされました。
フィナーレも素晴らしかったです。紫藤りゅうさんと極美慎さんのダンス場面は最高に好みでした(笑)。
そしてデュエットダンス! こんな心高鳴るデュエットダンスはひさびさに見るかもしれない。(コムまー以来かも???)
礼真琴さんと舞空瞳さんの新トップコンビを心から祝福した瞬間でした。
これからどんな作品を見られるのかたのしみです。

| | コメント (0)

2019/05/15

愛はどこにいる。

5月9日に広島文化学園HBGホールにて、宝塚歌劇星組全国ツアー公演「アルジェの男」「ESTRELLAS~星たち~」を見てきました。
専科に異動になった愛ちゃん(愛月ひかるさん)の出演が発表になってから観劇遠征を思い立ち、チケットの手配に走ったのも遅かったし、初めてのホールでもあったのでどうなることかと思いましたが、行って本当によかったです。
(広島駅に着いて食べたお好み焼きも柑橘のパフェもお土産のお菓子〈ひとつぶのマスカット〉もめちゃめちゃ美味しくてまた食べたい!広島に行きたい!と夢見ています。まさに美味しい観劇遠征でした♡)

「アルジェの男」はさすが柴田先生の脚本という面白さと、星組メンバーの芝居力が活きて見応えがありました。
いまの感覚で見ると、登場する女性たちがそろいも揃って男性たちに都合がよいなぁと思えるのですが、書かれた当時を考えると、宝塚らしく柴田先生らしく破格に女性に優しい、女性たちへの愛おしみの気持ちのこめた作品だったのだろうなぁとも感じます。

往年の柴田作品には、酸いも甘いも噛み分けた賢夫人たちがしばしば登場しますが、「アルジェの男」にもボランジュ総督夫人(白妙なつさん)とシャルドンヌ夫人(万里柚美さん)という2人の大人の女性が登場します。
男性社会の中で確固とした居場所を築きひとかどの紳士に一目置かれる、タイプの異なる2人の女性は、こういう風に賢く男性に愛されれば女性は幸せになれると示しているようにも感じました。(いまこれが新作だと噴飯ものですが・・苦笑)
1974年の少女時代の私がこの作品を見たらそのようなメッセージを受け取っただろうなぁと思います。
そしてそれが柴田先生の女性たちへの愛なのだろうなぁと思いました。

「バレンシアの熱い花」に登場するマルガリータが大人になったらボランジュ夫人のようになるのかなぁ。イサベラが紆余曲折の末にシャルドンヌ夫人のようになる可能性もあるのかなぁなんて想像したりもしました。
「バレンシアの熱い花」の初演が1976年。まさに当時の柴田先生の理想の女性像なのだろうなぁと思ったり。半世紀近い歳月を経ての上演といのはいろんな感慨を呼び起こさせるものだなぁと思いました。
いまの少女たちにはどんなメッセージになっているのでしょう。訊いてみたい気もします。

主役のジュリアンを演じた礼真琴さん。やはり歌を聴かせるなぁと思いました。聴いていて心が高揚する歌い手さんだなと。
いまを感じさせるというのか、はしるようなクセになるような歌でした。それがジュリアンという若者の生き方に合っていたような気がします。

孤児で気にかけてくれる大人もいない。悪さをすることで仲間と連帯しているような若者。「コロシ(殺人)」と「タタキ(強盗)」以外はなんでもやったと豪語する。頭も良いし口も立つ(女の子に対しても)血気も腕力もある。でもこのままではいずれ街角で野垂れ死ぬだろうそんな若者。
そのことを彼自身がいちばんわかっているのだろうなと。そうはなりたくない。だから荒唐無稽とも思える野望を抱いているのだなと。そこからはじまる物語でした。
このままで終わるには知能もプライドも高い。けれどそのポケットにはなにもない。――With no love in our souls and no money in our coats(R.Stones)だなぁって。
野望が唯一の拠り所なんだろうなぁと思いました。

そんな若者が偶然にもチャンスを掴む。仲間たちに揶揄され袋叩きにも遭いながら信念のもと歯を食いしばって下積みから上を目指しているその眼光。綺麗事が言える身分ではない。利用できるものはなんでも利用しなくては目指すところへは辿り着けないとわかっている。礼真琴さんが見せてくれるジュリアンを非難する気にはとてもなれませんでした。
都会の裕福な家庭に育っていたら、心に闇を抱えることもなく自らの才能を発揮できていたのだろうに。

そしてパリで出逢う彼とは境遇のちがう若者たち。エリザベート、ミッシェル、ルイ、アナベル・・・。
彼らがあたりまえに手にしているものはすべて、彼にとっては自ら勝ち取っていくもの。
彼には、彼らが自分と同じ人間とは思えていないふしがあるような気がしました。彼らに共感すべき心を見出していないような。彼らの感情とは手玉にとり利用するためのもの。成り上がるための道具でしかないんだなぁと。

ボランジュの期待に応えるべく黙々と仕事に精を出し、自分が目指すところへ向かって着々とプランを練り実行していくジュリアン。愛を知らないジュリアン。
一緒に働いているミッシェル(紫藤りゅうさん)とはすこしずつ何かが芽生えてきているのかな?と思えていたその矢先に。
過去と現在が交錯し、過去のためにいまが砕かれようとして、いまのために過去を抹殺しようとして。
ついには自分がやったことの報いを受ける。
そのまえに一瞬でもサビーヌによって愛がいまここにあると知ったことが救いかなぁ。やっとジュリアンの空虚は埋まったのだろうなぁと思えたことが。
でもサビーヌの気持ちを思うとやりきれないなぁ。

続きを読む "愛はどこにいる。"

| | コメント (0)

2017/01/21

兵の情は健やかなるを主とす。

1月17日宝塚バウホールにて星組公演「燃ゆる風-軍師・竹中半兵衛-」2公演を見てきました。
七海ひろきさんが主役の竹中半兵衛を演じていました。

これは時代物ではなく戦国ファンタジーなのだと思って見ました。なにもかもが半兵衛の手柄にされていて突っ込みだしたらキリがないので。
戦国BASARA同様にゲームのキャラクターだと思えばいいのかな。
このキャラにこの言葉を言わせたかったのねという感じ。そうよね、いまならあすなろ抱きさせたいよねとか。
ドラマにリアルはありません。リアルは役者の感情にありました。
で、まんまと泣かされました

バレバレのフラグを立てては回収を繰り返す脚本で、逆に言えば楽に回収できる以上のことはしていないので、もうちょっと意欲的でもいいのではという気持ちになりました。
知的な満足を求めるのではなく、気軽に見て泣いて笑って、あとで役者についてあーだこーだと話すのが楽しい作品かなと思います。

かいちゃん(七海ひろきさん)の竹中半兵衛は、竹中半兵衛の姿を借りたかいちゃんそのものでした。
主役なのに張りがないのはそのせいかな。せっかくコスチュームなのに中の人が素のままなので、大きさや華が足りないと思いました。
首から上と首から下の情報量の落差が気になりました。具足姿なのに重心所作が侍らしくなく手持無沙汰に見えました。
心はもの凄く入っているから客席も泣いちゃうけど。
でもその心はかいちゃん以上のものではなくて。かいちゃんがかいちゃんのまま具足や陣羽織を着てかいちゃんの感情のままに泣いている感じで、役としてはどうなの?と思います。
どういうスタンスで舞台に立っているのかな。最近のちょっと浮足立っている感じが私は苦手だな。
以前のようにもっとストイックに役作りをしてほしいと思うのですが。

続きを読む "兵の情は健やかなるを主とす。"

| | コメント (0)

2016/09/30

つづきは夢の中で。

9月25日に宝塚大劇場にて星組公演「桜華に舞え」と「ロマンス!!」を見てきました。

みっちゃんこと北翔海莉さんが星組トップスターとなっての大劇場公演3作目にしてやっと本拠地に公演を見に行けました。そしてそれがみっちゃんの退団公演・・・。間に合ってよかった。

思えばみっちゃんのトップが決まったと聞いたのが2014年の宙組ベルばら東京公演の頃でした。大和悠河さんのトップ時代を支えてくれていたみっちゃんがいつかトップになる日が来れば・・と思っていましたが、宙組の次期トップには凰稀かなめさんを支えてくれていた朝夏まなとさんになってほしいと思っていた時期でもあり、どうなっちゃうの?と複雑な気持ちになったことを覚えています。
おなじように当時の星組トップの柚希礼音さんのファンの方たちは柚希さんを支えている紅ゆずるさんに後を継いでほしいと思われているんじゃないかなぁと思い、心配したことも覚えています。

プレお披露目となった全国ツアー公演「大海賊」と「Amour...それは」は大和ファンの私にとっても思い入れ深い作品でもありますが、みっちゃん率いる星組のパフォーマンスの素晴らしさに自分の予想をはるかに超えて感動しました。
梅田芸術劇場で見た「LOVE & DREAM」でもそのエンターテイナーぶりに大いに楽しませてもらったこともついこの間のことのようです。
気がつくと知り合いの柚希さんファンの方や大和さんファンの方たちがみっちゃんのファンになっていて、心配は杞憂で終わり星組さんが盛り上がっている様子をよく耳にしました。
短い就任期間は覚悟の上だったと思いますが、それだけに短くも濃く熱い時を重ねて充実した表情のみっちゃんによかったねーと心から思いました。卒業のその日まで幸せな宝塚生活でありますように。

前置きが長くなりましたが、公演の感想を。

まずお芝居の「桜華に舞え」ですが、先に白状しておきますと「西南戦争」と聞くだけでなんだかうるうるしてしまう私。開演前に現れた別緞帳の錦絵ですでに胸が熱くなっておりました。
薩摩兵児が居並んでテーマを歌い見得を切るプロローグでもう涙・・・(笑)。齋藤先生たたみかけるように泣かせにかかってるわ

続きを読む "つづきは夢の中で。"

| | コメント (0)

2016/02/09

20個もあるの。

1月25日(月)梅田芸術劇場メインホールにて、星組公演「Love & Dream」を見てきました。
時間が経ってしまいましたので覚えている範囲で簡単な感想を。

柚希礼音さんトップ中の2012年頃から別箱公演といえばほぼコンサートな星組さん。
トップが交代して北翔海莉さんになってもつづいていますね~。なんだかうらやまし

ディズニーとのコラボとなるこの「Love & Dream」、まずはミッキーマウスマーチなどの楽しいナンバーを愛らしく踊る十輝いりすさん、七海ひろきさん、十碧れいやさん、麻央侑希さんの長身4人の麗しの星の王子様ズにガツンと心を掴まれました。こういう愛らしさは普段の舞台ではなかなか出会えないなと(笑)。

星組の舞台にいるかいちゃん(七海さん)を見るのも初めてで、まさこちゃん(十輝さん)、かいちゃん、ゆっこちゃん(麻央さん)の3人並びでかいちゃんが凹になるのは新鮮に感じましたし、また宙組4代目ファンとしては、みっちゃん(北翔さん)、まさこちゃん、かいちゃんの並びは懐かしかったです。
この並びを見られるのも、この別箱公演ならではだなぁと思いしっかり堪能しようと思いました。
―― そして先日まさこちゃんの退団発表があり、ほんとうに見に行けてよかったとしみじみと思いました

「世界に求む」ではひろ香祐さんの歌声とても素晴らしかったです。星組95期の妃海さん、礼さんの歌声の素晴らしさは知っていましたけど、ひろ香さんも負けない素晴らしさ。星組95期恐ろしい期・・・(lll゚Д゚) さらに瀬央さんもいるんですよね・・・
それから、シナーマンで北翔さんの前に歌った方もとても素晴らしくて、あとでお名前を人に聞いたのですが音咲いつきさんとのこと。
彼女たちの歌声とお名前を認識できたのも、この公演のおかげだなぁ。齋藤先生よい演出をされるなぁ。と思うと同時に、一本もののお芝居がつづいた宙組のことをつい考えずにいられませんでした。自称宙組ファンなのに、きっと知らない才能がいっぱいなんだろうな・・・と。(翌日ひさびさに見る予定の宙組のショーがとても貴重に思えました)

この「Love & Dream」、みっちゃんの安定の歌声に加えて歌が得意な生徒さんに見せ場があり、長身美形の男役さんたちは眼福で、目にも耳にも心にもたっぷり栄養―愛と夢―をもらったかんじでした。
さらに娘役さんたちがとても愛らしくて、齋藤先生恒例の娘役さんによるアイドルユニット場面もあり(笑)

そして私がこの公演でいちばん心を奪われたのが、トップ娘役の妃海風ちゃん
ほんとうに愛らしくていじらしくて
元気溌剌でがんばり屋さんで、馴れない立場に戸惑いながら、一途な努力と真心で道を拓いていく彼女はとってもディズニープリンセスと親和性があるなぁと思いました。
一瞬にして空想の世界へと翔んでいけそうなところも(笑)。
リトル・マーメイドの歌を歌う風ちゃんは、ほんとうにアリエルに見えました。
未知の世界を夢見るマーメイドプリンセス。
とても魅力的でした。

しみじみとこの公演を成功させたのは、みっちゃんの力が大きいなぁと思います。
最初から最後まで全力のパフォーマンス。終始笑顔で。
プロフェッショナルだなぁ。
どのパフォーマンスも素晴らしかったですが、さらに願望を言うと、風ちゃんが歌って感動したアナ雪の「レリゴー」をみっちゃんの歌声でも聴いてみたいなぁと。
みっちゃんの艶のある歌声や迫力のある歌声は聴けたけれど、お得意のハイトーンも聴いてみたかったなぁと思いました。
これは、またのお楽しみにとっておきなさいということかな(笑)。

観劇したのは寒波に見舞われた日で雪の中を列車を乗り継いでの遠征でしたが心はホカホカになりました。
愛と夢のひとときをありがとうございました。

| | コメント (0)

2015/12/25

新世紀も愛と夢と。

12月20日(日)Tジョイ博多にて、『タカラヅカスペシャル2015-New Century, Next Dream-』16時の部のライブ中継を見てきました。

東京公演中の花組を除く、月、雪、星、宙と専科からの選抜メンバーが出演。
ことしは100周年等の縛りもなく、第1部は「愛」、第2部は「夢」をテーマに2000年以降に宝塚で上演された作品のナンバーを、いまをときめくスターが歌うという宝塚ファン歴10年余の私にとってとても楽しい構成となっていました。
新世紀の宝塚はこれまでどおり、愛と夢と、そして歌の力を大事にして未来に向かっていくのかなぁと思わせる内容でした。 また恒例の組ごとの公演にちなんだコント場面もハイクオリティでした(笑)。

トップさんたちのMCでは、退団を発表したばかりのまさお君(龍真咲さん)が話題の中心になっていました。
つとめて台本どおりに進行しようとするみっちゃん(北翔海莉さん)とまぁ様(朝夏まなとさん)に対して自由すぎるまさお君(笑)、そこを締めるどころか便乗する轟さん(笑)、台本どおりに進行しようとするもことごとくまさお君に粉砕させられてしまうちぎちゃん(早霧せいなさん)(笑)、といった印象をうけました。

一生懸命すぎて身振り手振り話の内容が大仰になってしまうちぎちゃんを華麗にスルーする轟さん(笑)。
それを同期としてフォローしようとする気持ちがあらぬ方向に饒舌になりすぎ余計可笑しなことになってるまさお君(笑)。
ちぎちゃん発端の2人ペアで手を合わせて作る『輪』をスルーする轟さんをとび超えて、ちぎちゃんと一緒に作るまさおちゃんとか。
けっきょく轟さんはノってくれなかったけど、みっちゃんとまぁ様はやってくれましたよね。

この一連のやりとりを見ながら、トップさんたちと轟さんとの学年差がここまで開きすぎると絡みにくいんじゃないかと感じました。
いくら轟さんがフレンドリーであってもこのメンバーで轟さんに生のリアクションを返すことができるのは、近年風共で相手役として共演したまさお君だけじゃないかなぁ。
それもまさお君のキャラだからこそできるんじゃないかと。もしまさお君がいなかったら・・・(寒)。
来年以降のタカスペ、どうなるんだろう。
トップさんたちが轟さんに遠慮して面白い返しの一つもできないMCなんて、客席から見てもつまらないだろうな。
そんなことも感じた宝塚新世紀のタカスペMCでもありました。

以下、プログラム順に曲名と出演者の覚書き。

続きを読む "新世紀も愛と夢と。"

| | コメント (0)

2015/07/04

いまも逢いたくて想い出を振り返る。

去る6月28日(日)、福岡市民会館にて宝塚歌劇星組公演を見ました。
お芝居は「大海賊」、ショーは「Amourそれは…」
ともに、大和悠河ファンをつづけてきた私には、感慨深い作品でした。

「大海賊」のプロローグの♪嵐吹き荒れて~で涙が出てしまったのには驚きました。
なぜかな。待っていたものに出逢ったようなそんな気持ち?かな?
自分でもよくわかりませんでした。

「Amourそれは…」は覚悟して臨みましたけれど、やはりダメでした。
みっちゃん(北翔海莉さん)のやさしい声で歌われる「ヘミル」になんども頬を拭うことに。

 いまも逢いたくて想い出を振り返る 時は過ぎてもかわらず微笑むから――
 この愛を信じるかい また逢える時が来ることを―― 

自分が泣いてる理由はよくわかりませんでしたけど^^;
感情の襞に入り込む何かが。
みっちゃんこんなにも感動をありがとう。

 

「大海賊」の冒頭で、十輝いりすさん、十碧れいやさん、麻央侑希さんの長身BAD3がメタル調の曲に合わせて歌うシーンがとてもかっこよかったです。
この悪役チームのビジュアルったら
よく考えたら、去年のタカスペでちえナポレオンに振られた大きい美女3人組でもありましたよね(笑)。

続きを読む "いまも逢いたくて想い出を振り返る。"

| | コメント (0)

その他のカテゴリー

宝塚 凰稀かなめがいた宙組 宝塚 大和悠河がいた宙組 \ 宙 組 !!/ ♕ 花組 ♕ 月組 ♕ 雪組 ♕ 星組 ♖ 観劇 ♖ 宝塚 ♖ コンサート ♖ ストプレ ♖ ディナーショー ♖ ミュージカル ♖ 宝塚大劇場 ♖ 東京宝塚劇場 ♖ 歌舞伎 ♖ 狂言/能楽 ♖TBS赤坂ACTシアター ♖『エリザベート』 ♖『ベルサイユのばら』 ♖キャナルシティ劇場 ♖シアターBRAVA! ♖シアタークリエ ♖シアタードラマシティ ♖三越劇場 ♖中日劇場 ♖九州厚生年金会館 ♖佐賀市文化会館 ♖北九州ソレイユホール ♖北九州芸術劇場大ホール ♖博多座 ♖国際フォーラムCホール ♖大野城まどかぴあ大ホール ♖大阪城ホール ♖天王洲銀河劇場 ♖宝塚バウホール ♖宝塚観劇-全国ツアー ♖宝山ホール ♖帝国劇場 ♖広島文化学園HBGホール ♖御園座 ♖愛知県芸術劇場大ホール ♖新国立劇場中劇場 ♖日本青年館ホール ♖梅田芸術劇場メインホール ♖歌舞伎座 ♖渋谷区文化総合センター大和田さくらホール ♖熊本市民会館 ♖福岡サンパレス ♖福岡市民会館大ホール ♖青山円形劇場 ♖青山劇場 ♗ 宙組 白夜の誓い/Phoenix宝塚 ♗ 宙組 ベルサイユのばら-オスカル編- ♗ 宙組 ロバート・キャパ/シトラスの風 ♗ 宙組 風と共に去りぬ ♗ 宙組 うたかたの恋/Amour de 99 ♗ 宙組 モンテクリスト伯/Amour de 99 ♗ 宙組 銀河英雄伝説@TAKARAZUKA ♗ 雪組 ベルサイユのばら-フェルゼン編-特出 ♗宝塚宝石箱 ♘ 京極夏彦の本 ♘ 波津彬子の本 ♘ TONOの本 ♘ 本の話 おでかけ。 凰稀かなめ - ouki kaname 大和悠河- yamato yuga 大和悠河-宝塚時代 宝塚観劇iii- 薔薇に降る雨 + review 宝塚観劇iii- 外伝ベルばら-アンドレ編- + show(中日劇場) 宝塚観劇iii- Paradise Prince + review 宝塚観劇iii- 雨に唄えば(宙組) 宝塚観劇iii- 黎明の風 + review 宝塚観劇iii- バレンシアの熱い花 + show 宝塚観劇iii-A/L 宝塚観劇ii- 不滅の恋人たちへ 宝塚観劇ii-THE LAST PARTY(宙組) 宝塚観劇i- 維新回天・竜馬伝!+ review 宝塚観劇i- コパカバーナ(博多座) 宝塚観劇i- NEVER SAY GOODBYE 宝塚観劇i- 炎にくちづけを+ show 宝塚観劇i-ホテル ステラマリス+review 映画・TVドラマ 音楽