ひとりじゃない。
9月8日から12日まで、
日本橋の三越劇場に「100年のI love you」を観劇するため上京し
いつもの上京より時間に余裕があったので、観劇の合間に見聞したことを
記録しておこうと書き始めて早半月が過ぎ、月も変わってしまいました。
半月以上経って、いまさら感充満ですけど、
いまも心に残っていることを書いておきたいと思います。
ショーでは、悠河さんが1人で「ALL BY MYSELF」を歌うシーンがありました。
あのときの悠河さんの歌声が、表情が、いまも心に染みています。
若さは至らないものね ほんとうの愛を知らない・・・
せつなくて、涙が出た回もありました。
ことに千穐楽は言葉に出来ないいろんなものが溢れてたまりませんでした。
全公演をご覧になった方によると、悠河さん自身も泣いていた日もあったとのこと。
元気でぶっ飛びな“きずなちゃん”(役名)に、
あらあらと思ったり、笑ったり、ニヤニヤしたりキャ~になったり。
そんな時間を過ごしたあとで、愛にまつわる素敵なナンバーに耳を傾けほっこりした頃、
愛にはぐれて1人になってしまった不安を歌う彼女の心が
聴いている私の心にも共鳴してくるようでした。
人は、失って、はじめて気づくことがある・・・
物語の最後は、最初と同じレストラン。
孤独を知って、少し大人になって
不安も知って、少しためらいがちなきずなちゃんに
ともちゃん(今井清隆さん)が、「奇跡」を歌いかける。
あの深い声で。
僕は神様でないから本当の愛はたぶん知らない・・・
この曲、はじめて聴いたのは何年前だろう。
聴くたびに、さだまさしだなーって(笑)。いきなりエクスキューズでコソクなところが(笑)。
素敵な歌ですけどね。なんか出だしのとこ、ふふっと思うんですよね。
(さださんの照れなんでしょうかね。理屈っぽくて論理的に真面目なのかな)
でも、今井さんが歌うとぜんぜんコソクに聴こえません。
不器用で真正直な人なんだわーと正反対なことを思います(笑)。
(人って本当に見かけに左右される・・・それくらい見かけは大事ですよね)